妊娠中に辛いものを食べても大丈夫な理由と駄目な理由
168views

妊娠中に辛いものを食べても大丈夫な理由と駄目な理由

妊娠中に辛いものは厳禁、そう思っていませんか。実は、妊娠中に辛いものが絶対駄目というわけではありません。しかし、食べすぎもまた妊娠に悪影響を及ぼす可能性があるのです。香辛料の妊娠への4つのリスクを知って上手に取り入れましょう。

胎児が溶ける!?妊娠中に辛いものは厳禁!?

妊娠中は制約が多いものですが、妊娠中に辛いものを食べてはいけないというのは本当でしょうか。

妊婦と辛いものについては「妊娠中に辛いものを食べ過ぎると胎児が溶ける」とか、「辛いものの刺激で流産しやすくなる」など、さまざまな噂が流れています。

常識として知っていて、辛いものを控えたり、控えるように他の妊婦さんに注意した人も多いのではないでしょうか。

妊娠中に辛いものは厳禁なの!?

結論から言うと、妊娠中に辛いものを食べてはいけないということには根拠がありません。

辛いものといっても、唐辛子にワサビ、マスタード、胡椒といろいろな香辛料がありますが、妊娠中に食べたからといって胎児に特別に悪影響があるものはありません。

妊娠中は偏りなくいろいろな食事を楽しむことが大切です。

お隣、韓国では…?

お隣韓国では妊娠中に辛いものの制限は特にしません

お隣韓国では妊娠中に辛いものの制限は特にしません。つわりなどで食べにくいときは無理に食べることもしません。韓国での流産率や先天性奇形の割合は日本とほぼ変わりません。つまり、辛いものは胎児の成長に影響しないのです。

辛いものが好きなら食べてもいい。妊娠中に楽しめることは少ないものですし、体調が良くないときに辛いもののほうが食が進むこともあります。無理に辛いものを制限する必要はないのです。

だからといって辛いものばかり沢山食べて良いとは限りません。また、辛いものが苦手な人は妊娠中に無理に食べる必要はありません。

何故辛いものの食べ過ぎは勧められないのでしょうか。

辛いものの食べ過ぎがよくない理由

胃を荒らすから

香辛料は少量使えば胃液を増し、食欲を増進させますから、妊娠中でも上手に使えば食欲のないときにプラスの効果も期待できます。

しかし食べ過ぎると喉や胃の粘膜を刺激して痛めます。妊娠中はただでさえつわりなどで胃の調子が悪くなっていることが多いので、辛いものの食べすぎには気をつけたほうが良いのです。

塩分に注意
香辛料を多く含む料理の中には、塩分も多い料理があります。カレーやキムチ、塩辛などは特に塩分が高く、妊娠中は食べ過ぎてはいけません。

妊娠中の塩分過多は妊娠高血圧症候群のリスクを引き上げます。

ただし、香辛料は上手に使うと美味しい減塩レシピに使うこともできます。辛い料理の全てが塩分過多というわけでもありません。トムヤンクンやタコスなどは塩分の少ない料理です。

動悸の原因となるから

ナツメグや唐辛子などは心拍数を早め動悸の原因となります。心臓に負荷のかかっている妊娠中に辛いものを食べ過ぎると体調不良の原因となることもあります。

特に動悸や息切れなどの症状が強い妊娠初期に辛いものを食べるのはなるべく避けましょう。

一緒に食べるものに注意が必要

5326a42bf596951fd6ceed03baaf8c15_s

香辛料そのものではなく、香辛料を使う料理に注意が必要なこともあります。

例えば、ワサビを効かせたお寿司やお刺身。妊娠中は水銀の多い魚や生魚を食べ過ぎることは良くないといわれています。西洋ワサビを添えたローストビーフやレアステーキなどの生肉はトキソプラズマ感染症のリスクを伴います。海老ミソのたっぷり入ったトムヤンクンは人によってはアレルギー症状が出ることがあります。

また、辛さでお箸が進んでついご飯などを食べ過ぎてしまい肥満の原因となることもあります。

PR