母体や胎児の両方にとって大切!規則的にきちんと増やそう☆妊娠で体重増加の目安
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母体や胎児の両方にとって大切!規則的にきちんと増やそう☆妊娠で体重増加の目安

妊娠中はお腹の赤ちゃんが成長して妊婦の体重も増え、動きづらくなってきます。妊娠で体重増加するのは自然なことです。十分増加しないと、赤ちゃんが低出生体重児で生まれて将来生活習慣病になりやすく、太りすぎても妊娠中毒症や出産時の緊急事態が起きやすくなります。妊娠で体重増加の目安はどれくらいなのでしょう?

妊娠中の体重増加

妊娠中の体重増加

妊娠して出産が近づくと、妊婦はお腹が大きくなって体が重くなり、動きづらくバランスも取りにくくなります。妊娠中に体重が増えるのはごくごく自然なことなのです。なぜなら妊娠中にはお腹の中の赤ちゃん、胎盤、羊水、お腹の赤ちゃんの成長にともなって膨らむ子宮や乳房、血液の増加、さらに出産と授乳のために母体に必要な皮下脂肪などがつくため、お腹の赤ちゃんの成長に伴って妊婦さんの体重も増えていくからです。で

妊娠10ヶ月、40週の出産時までに、お腹の赤ちゃんは約3kgに成長します。それでは妊娠で体重増加の目安は具体的にどのようになっているのでしょうか?

出産までの理想的な体重増加量

出産までの理想的な体重増加量

妊婦自身がもともとやせているか、太っているかで、目標とする妊娠中の体重増加の数値は異なります。BMI(Body Mass Index)を目安にすることが多いです。
BMIは、日本および海外で使用されている肥満度の体格指数です。BMIは次の数式で求めます。18未満なら「やせている」、18~24は「標準」、25以上だと「太っている」と定めています。

妊娠前の体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI値
BMI 肥満度により、出産までに以下のぶんだけ体重が増加しているのが理想と考えられています。
・18未満→10~12kg程度
・18~24→7~10kg程度
・25以上→5~7kg程度

BMI肥満度より求めた体重増加分は、羊水や胎盤も含みます。それでは赤ちゃんの体重増加と、ママの体重増加の内訳はどのくらいがよいのでしょうか? たとえばママの体重が妊娠10ヵ月で出産を迎えた時点で10kg増加した場合、赤ちゃんの体重増加分と、ママの体重増加分の内訳は次のようになります。

赤ちゃんの体重 約3kg
胎盤 約0.5kg
羊水 約0.5kg
母体必須体重増加 約3~4kg
∴合計 約7~8kg

このうち母体必須体重増加とは、子宮が大きくなった分や蓄積された脂肪分、また妊娠中に増加した血液や体液です。10kgのうち赤ちゃんの体と母体に必要な体重増加は約7~8kgで、残りの約2~3kgは余分な脂肪になります。

規則的に増えていくのが理想

妊婦の体重は、ゆるやかに規則的に増加していくのが望ましいといわれています。妊娠月数や週ごとの体重増加量の目安は次のようになります。

妊娠3ヶ月まで  0.1kg/週
妊娠4~6ヶ月まで  0.3 kg/週
妊娠7ヶ月  0.5 kg/週
妊娠8~9ヶ月まで  0.3 kg/週
妊娠10ヶ月まで  0.1~0.2 kg/週

急激に太ると妊娠中毒症になるおそれがあります。1週間に0.5kg以上は増えないように気をつけてください。食べ過ぎないように気をつけ、普通に生活して仕事や家事や散歩などをして適度に運動をしましょう。

太りすぎ、やせすぎに注意

妊娠中に太りすぎた場合、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などの妊娠中毒症になったり、出産時に緊急事態が発生したりする可能性が高まります。一方、妊娠中にやせすぎているのも危険です。妊娠中にじゅうぶん体重が増えないと、お腹の赤ちゃんが低出生体重児で生まれたり、切迫早産になったり、妊婦自身が妊娠中に貧血になったりします。出産時に低出生体重児だった赤ちゃんは、成長してから糖尿病や心臓病等の生活習慣病にかかりやすくなってしまいます。

適度な体重増加を心がけましょう。

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