むずむず脚症候群を治療する方法は2つ。原因別治療法を知る!
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むずむず脚症候群を治療する方法は2つ。原因別治療法を知る!

むずむず脚症候群を治療するためには原因を特定する必要があります。原因が判れば自ずと治療法も確定されますが、根治療法はなく対処療法に頼るほかありませんでした。しかし医薬品業界の進歩により、画期的な治療薬も開発されつつあります。現在の治療法の数々をご紹介します。

むずむず脚症候群は治療が難しい難病の一つ

むずむず脚症候群は治療が難しい難病の一つ

妊娠中期以降かかりやすい病気の一つであるむずむず脚症候群は、まだ世間一般に認知度が低く、発症していながらも病気だと思っていないケースは少なくありません。妊娠中に発症しやすいのは、栄養や血液、酸素、その全てが胎児を最優先とし母体が二の次になることにあります。

多くの妊産婦は体に起こる不調は妊娠によるものだと思い込み、そのため診察を受ける事なく悪化させてしまうこともあるのです。

その症状は人によって異なりますが、足の内部がムズムズするため、動かしたい衝動に駆られるのが特徴です。特に夕方が就寝時の安静にしている時に起こりやすく、不快感のため眠れなくなる病気です。動いていれば緩和される不快感のため、寝ないで動き回るため、睡眠不足に陥ります。

妊娠中の睡眠不足は胎児にも悪影響を及ぼしますし、自律神経のバランスが崩れ、精神的に不安定になり「うつ」を発症するケースも多いのがこの病気の特徴です。妊娠中は特にホルモンのバランスも崩れやすく、妊娠うつになり易いため、むずむず脚症候群を発症することでメンタル面のダメージが大きくなってしまいます。

嘗ては根治療法はないとされ、症状を改善する対処療法しかありませんでした。しかしながら、今医薬品業界は新薬開発のラッシュと言われ、むずむず脚症候群の治療薬も開発が進んでいます。完治が難しい病気ではあるものの、決して治らない病気ではないのです。

妊娠中は使用禁止の薬

妊娠していると、投与できる薬にも制限がある

[ H ] Damien Hirst – Phamaceuticals (2005) / Cea. https://www.flickr.com/photos/centralasian/5579956037/

むずむず脚症候群を治療する特効薬はまだ新薬の登場を待つところですが、現在有効とされている薬がいくつかあります。ただ、妊娠していることを考慮し、投与できる薬にも制限があるのは言うまでもありません。

現在、一般的に良く使われている薬はレキップなどのドーパミン受容体刺激薬です。これも副作用が強く、妊娠中は使用できません。

ロチゴチンを主成分とする貼薬がありますが、パーキンソン病の治療薬の一つで、むずむず脚症候群にも有効であることが判っていますが、やはり妊娠中は使用禁止の薬です。

妊娠していなければ有効とされる薬も、妊娠中は使用できないものが殆どなのです。

パーキンソン病の前兆の可能性

パーキンソン病の前兆の可能性

私たちは大脳が興奮状態になると中脳からドーパミンを出して興奮を鎮めることで興奮過剰にならない様コントロールされています。しかしむずむず脚症候群の場合、中脳から放出されるドーパミンが弱い為、興奮を抑える事が困難になります。脳内は常にスイッチが壊れた状態となり障害が起こります。

良く似た病気にパーキンソン病があります。発症すると筋肉がこわばり、真っ直ぐな姿勢を保てなくなり、動きが緩慢になり、車いす生活を余儀なくされる病気です。

実はむずむず脚症候群がパーキンソン病の前兆である可能性を指摘する研究者もいます。

そのため、発症した場合パーキンソン病を疑ってみなければなりません。妊娠という特別な状況で全て片付けてしまわず、妊娠とは別の視点で病気の可能性を疑うことも必要です。尚、パーキンソン病の治療薬がむずむず脚症候群の治療薬としても有効であることが判っています。

妊娠中の安全かつ確実な治療法

妊娠中は薬の投与はほぼ不可能なもの思って間違いありません

妊娠中は薬の投与はほぼ不可能なもの思って間違いありません。妊娠が終わると消える症状とは言え、何か月も脚の不快感と戦うのは精神衛生上良くありません。

ただし、根本治療の方法として栄養士の指導の下、不足している鉄分を補う食事療法が有効です。鉄分不足が原因の発症であれば、鉄分補給で症状が改善していくはずです。また、妊娠中でも施術可能な鍼灸による治療もあります。

不快感をそのままにせず、主治医と相談しながら、安全な方法での治療法を選択することが肝要です。

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