つわりで点滴を受ける目安や成分、副作用はないの?
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つわりで点滴を受ける目安や成分、副作用はないの?

重度のつわりで病院を受診すると点滴を勧められることがあります。つわりで点滴を受けて緩和する症状や気になる薬剤の中身、副作用の可能性などをまとめました。つわりで使う薬剤は主に3種類で、それぞれに異なる効果があります。

妊娠は病気じゃないというけど…

俗に妊娠は病気じゃないといわれていますが、妊娠初期のつわりは苦しいものです。

特に重症で、栄養や水分が摂れない場合などは「妊娠悪阻」という病名もつき、治療が必要になります。
妊娠悪阻になると胎児や母体の生命に影響することもあります。

妊娠悪阻を防ぐためにも、つわりがあまりに辛い時には病院で診断を受けることをお勧めします。

妊娠は病気じゃないというけど…
重症のつわりの場合、点滴注射を勧められることがあります。
つわりで点滴を受けるのはどのような時なのでしょうか。
成分や副作用なども気になりますね。

つわりの症状が進むと…?

つわりが重症化すると食べ物や飲み物を一切受け付けなくなり、妊娠悪阻となります。
妊娠悪阻の初期症状は嘔吐とそれによる飢餓、脱水状態で、体重が5%減ると入院を検討されます。
つわりで点滴が必要になるのはこの妊娠悪阻と、その前段階の重症のつわりです。

妊娠悪阻の場合は、入院し絶食した上での点滴治療になります。
つわりの場合は、多くは通院して行なう点滴治療が選択されます。

つわりの点滴には何が入っているの?

つわりで点滴をされると言われても、胎児や母体に影響が出ないか心配です。
そこで、よく打たれる点滴の種類をあげてみます。

電解質液

つわりの点滴で主に使われるのは、脱水症状を緩和するための電解質液です。
口から飲むポカリスエットやOS-1を静脈から入れるようなものです。

脱水が起こると体内の水分が不足し、電解質が異常になります。
そこで点滴で補う必要が出てくるのです。
単なる水分や栄養の補充ですから、副作用はほとんど考えられません。
飢餓に陥っている時は、ブドウ糖やアミノ酸などの栄養素が添加されている場合もあります。

一般的なつわりの点滴はこのタイプの薬剤のみのことが多いです。
脱水症状や飢餓症状が治まり、電解質が正常化するだけで気分が良くなってしまう患者も少なくありません。

点滴には何が入っているの?
一方、直接つわりの症状を抑える効果はこれだけでは効かないと感じる患者さんもいます。

ビタミン剤

嘔吐が続くとビタミンB群が不足し、神経症状が出てきます。
また、理由はわかりませんが、古くからつわりにはビタミンB6などの投与が効果があることが知られています。
そこで、つわりの点滴にビタミン剤を使用することも多くあります。
ビタミンB群は水溶性のビタミンですから過剰摂取による副作用もほとんど考えられません。

吐き気止め

吐き気や嘔吐が止まらない場合は制吐剤を添加していることもあります。
多く使われるのは昔から悪阻に使われ副作用の報告もない制吐剤です。
ただし、薬ですから、投与は慎重にされます。
また、吐き気止めが効くか効かないかには個人差があるようです。

つわりの点滴には副作用はないの?

つわりの点滴には副作用はないの?
つわりで用いる点滴の成分は上記にあげたように、電解質液やビタミン剤、どうしても嘔吐がおさまらない場合の副作用の少ない吐き気止めですから、薬剤自体の副作用はほとんどありません。

しかし、リスクはゼロではありませんし、薬剤ではなく針を刺したことによるショックや感染などもない話ではありませんので、あまりに気軽に打つのは考えものです。

我慢せず病院へ

つわりで点滴を打つ効果や副作用の恐れを見てきましたが、妊娠悪阻は放っておくと生活に支障をきたすだけではなく、大切な胎児や母体の健康を著しく損ない、最悪生命の危険性も出てくる病気です。

つわりが辛くて起きられなくなったり、体重が減ってきた時は病院を受診しましょう。

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