妊娠中のコブの予防に有効な方法とは!?見逃したくない下肢静脈瘤のサイン
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妊娠中のコブの予防に有効な方法とは!?見逃したくない下肢静脈瘤のサイン

妊娠中のコブの予防には運動やマッサージ、着衣などによるフットケアが肝心です。コブというのは下肢静脈瘤のことですが、妊娠中の主なトラブルの一つです。放置すると薬による治療や手術を要するほど悪化する危険性があるため、正しい予防方法でトラブルを回避する事が大切です。

妊娠すると足の血管にコブができやすくなるのはなぜ?

自分の足をじっくりと観察したことはありますか?良く見ると、血管が皮膚の表面に浮き出てコブの様になっている箇所はありませんか?

例えば階段で前を登る女性のふくらはぎの裏側に、その様なコブがあるのを見たことぱないでしょうか。もしそんなコブを見つけたら、それは下肢静脈瘤と言って静脈の血流が悪くなり、血管に血が溜まってコブの様に膨らんでしまっている状態です。

コブが破裂すると命に係わる危険があるのではないかと思われがちですが、危険なのは動脈のコブです。動脈と静脈の違いについてはご存じの方も多いと思いますが、動脈が心臓で作られた血液を全身に送る血管であるのに対し、静脈というのは動脈から送られてきた血液を心臓に戻すための血管です。構造上の違いとしては、静脈には弁があり血液を常に一方向に流す役割を果たします。

静脈と同様動脈にもコブできる事があり、動脈瘤と言います。動脈で血管が詰まってしまうと脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす危険があるため、早急に投薬治療やカテーテルなどの処置が必要なのです。

下肢静脈瘤の場合、直ぐに重篤な状態になる危険性が少ないのが動脈瘤との大きな違いですが、放置すると潰瘍や皮膚トラブルを引き起こし、さらにコブが大きくなると手術が必要になります。

妊娠すると足の血管にコブができやすくなるのはなぜ?
妊娠している女性に限らず、30歳以上の女性に多くみられる静脈瘤は、原因である血行不良の理由は人によって異なります。静脈瘤になるメカニズムは、血流の悪化に伴い静脈にある弁が正常に機能しなくなり、結果として血液が逆流する現象が起こり、血管内に血が溜まってしまうのです。

長時間の立ち仕事をしている女性に多く発症するため、日々のケアが必要となります。また、血管に圧のかかる状態がコブの原因となるため、高血圧や肥満などで誘発されることもあります。また遺伝的要因も考えられます。

妊娠は通常の状態と異なり、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの分泌が促進されます。エストロゲンは血液を固まり易くする働きがあり、プロゲステロンは静脈の弁の働きにブレーキを掛けることがあるため、妊娠中には下肢静脈瘤になり易いのです。
そのため妊娠中は栄養士の指導の下、食事にも気を付け血液の流れを良くする工夫が必要です。

妊娠中のコブの予防と改善に効果的なマッサージ

妊娠中のコブの予防と改善に効果的なマッサージ

妊娠中のコブの予防にはいくつかの方法がありますが、簡単にできるのがマッサージです。マッサージにはリラックス効果もありますので、入浴中や就寝前に行うのがお勧めです。

あまり腹部を圧迫しない様に行うのが理想ですので、無理のない様一日数分で充分です。方法は心臓から遠い場所から近い場所へと優しくさすります。これにより静脈瘤を予防することができます。

注意しなければならないのは、既に静脈瘤ができてしまった場合、コブを強くこすると内出血を起こす可能性があります。コブは強く押したりせず、エクササイズや軽い運動、締め付けタイツなど、別の方法で改善することをお勧めします。

睡眠時に足を高くして寝るなど、普段の生活の一工夫で悪化を防ぐことができます。

妊娠中のコブの予防に効果的な運動とは

妊娠中のコブの予防に効果的な運動とは

妊娠中のコブの予防には、適度な運動が必要です。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれているのをご存じですか?心臓は全身に血液を回すポンプの役割をしていますが、ふくらはぎの筋肉も同じ役割をしているのです。

そのため、筋肉を動かさずにいると、静脈は心臓に血液を戻すという役割を果たすのが難しくなってしまうのです。

ただ、妊娠中は過度な運動や激しい運動は避けた方が良いので、日常生活の中で簡単にできるエクササイズがお勧めです。例えば座っていてもできる運動が、つま先を上下に動かすことです。これによりふくらはぎが伸び縮みするので、浮腫みが解消し血液がスムーズに流れるようになります。

毎日軽く散歩をしたり、お腹に負担をかけないストレッチは必要です。仰向けの状態で、無理のない程度に両脚を上げてバタバタさせるのも高い効果が得られます。スイミングも効果がありますが、妊娠中は無理をせずマタニティ専用のプログラムがお勧めです。

ストッキングの締め付けを有効利用

ストッキングの締め付けを有効利用

妊娠中は体を締め付ける服装は避けた方が良いのですが、締め付け効果のある弾性ストッキングの着用は医師も推奨しています。下肢静脈瘤の治療を行っている病院では、個々にあった圧迫圧のストッキングを提供しているので安心です。

弾性ストッキングにはパンストタイプとハイソックスタイプがありますが、人によって食い込む部位が異なるため、自分に合った形状のものを選択するしましょう。ストッキングの着用方法によっても効果が違いますので、ネット検索して動画を確認すると良いでしょう。

稀にかぶれるなどの皮膚トラブルが起こりますが、医師に相談して薬を処方してもらうことができます。それでも改善しない場合は弾性ストッキングの着用を無理に続けず、別の方法で妊娠中のコブ予防を行うことが肝心です。

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