ガンにつながる可能性も!?異常妊娠である胞状奇胎の症状や治療法について
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ガンにつながる可能性も!?異常妊娠である胞状奇胎の症状や治療法について

可能性としては少ない胞状奇胎ではありますが、放っておくとガン化する可能性もあると言われている危険な妊娠である胞状奇胎。胞状奇胎とは一体どういう状態を言うのでしょうか?そして、胞状奇胎の症状や治療法はどういうものなのでしょうか?今回は、胞状奇胎について調べてまとめました。

胞状奇胎とは一体どういったもの?

胞状奇胎とは一体どういったもの?

妊娠が成立したとしても、受精した後の受精卵が異常を起こすと言うことは、全くないと言えません。着床したとしても、それがそのまま妊娠を維持する状態にならなかったり、通常通りの成長をしていかないものがあったり、染色体の異常によって異なる成長の過程になっていくということも少なからずあるのです。今回は、妊娠が成立していたにも関わらず、異常妊娠である「胞状奇胎」について調べてみました。この「胞状奇胎」は、その後ガンとなる可能性もある異常妊娠です。

胞状奇胎とはどういう原因で起こるもの?

胞状奇胎とはどういう原因で起こるもの?

妊娠が成立すると、まず赤ちゃんとなる「胎芽」とその赤ちゃんのベッド代わりの胎盤となる「絨毛」とに分かれていきます。この胞状奇胎は、この絨毛組織が異常であることが原因になります。本来ならば、胎芽も絨毛もそれぞれ成長していくのですが、胞状奇胎の場合は、この絨毛が異常であり、通常と異なる増殖を続け、さらにその増殖し続けた部分が水泡となって膨れてしまって、胎芽部分に影響を及ぼしてしまうことになります。この胞状奇胎は、染色体の異常からなるものであり、女性側、男性側、どちらも原因ではありません。

胞状奇胎には2つのタイプがあります。

胞状奇胎は、基本的には、胎芽部分の組織の問題ではなく、絨毛組織の異常であることには変わりありませんが、2つにタイプが分かれます。一つが、胎芽自身の組織は正常であり、絨毛組織だけが異常に増殖してしまうことによって、正常な胎芽組織に影響を及ぼしてしまう「部分胞状奇胎」です。そして、もう一つが絨毛組織だけではなく、そもそもの受精卵に胎芽組織が含まれていない場合の「全胞状奇胎」になります。妊娠を切望していたカップルにとっては、部分胞状奇胎の場合は、この胎芽部分だけで妊娠が存続出来るのでは?と期待するケースもあるようですが、基本的には部分胞状奇胎でも妊娠を継続されるのは得策ではありません。

胞状奇胎の症状とは?

胞状奇胎の症状とは?

胞状奇胎の症状は、一言でいうとつわりがあるのにも関わらず、切迫流産のような状態が続くこと、そして比較的下腹部が膨れていて柔らかいということが挙げられます。つわりは酷くなる一方であるのに、出血、茶色のオリモノが続き、下腹部が痛いなどの症状があります。原因としては、hCGというホルモンが影響しています。本来、妊娠が成立してから、その妊娠を維持するために絨毛が胎盤を作っていく際に、hCGのホルモン分泌が盛んにおこなわれて、つわりがひどくなります。hCGは、つわりを引き起こすホルモンだからです。本来、切迫早産の状態にある妊婦さんは、胎盤の状態が良いわけではないので、hCGホルモンは減少していくのが普通であるのに、hCGホルモンの数値が上昇しているという矛盾が発生することで、医師が初めて気が付くということもあります。

予後にも気をつけなければなりません

異常妊娠なので、中絶するときと同じ処置をしていきます。ほとんど妊娠の継続が不可能になります。この胞状奇胎は、絨毛細胞が異常であることによりますが、この絨毛組織の異常こそがガン細胞になる可能性があります。このまま、異常な絨毛組織を子宮内に放置しておくと、この水泡化した組織が、子宮内の組織に入り込み、癌化してしまうということがあるのです。ですから、処置をする際にはきちんとこの絨毛組織を取り除けたのかどうかを検査しなければなりません。

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