いつまで妊娠する?閉経と妊娠の関係について
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いつまで妊娠する?閉経と妊娠の関係について

排卵される卵子がなくなり、毎月来ていた生理がなくなる閉経。女性は加齢と共に卵子が減り、それに伴って妊娠の機会も減るとされています。しかし、閉経したのに妊娠をするようなケースも存在します。閉経と妊娠の関係について詳しく知っていきましょう。

閉経すると妊娠はしないの?

閉経すると妊娠はしないの?月経が来なくなり、排卵がなくなることを閉経と言います。女性であれば、この閉経はいつか来るもの。排卵がなくなれば妊娠もしなくなりますが、では閉経後に妊娠する可能性はまったくないのでしょうか?
もしも閉経後に妊娠をするとしたら、それはどのようなパターンなのでしょうか。閉経と妊娠の関係性について探っていきましょう。

そもそも閉経のタイミングとはいつなのか?

そもそも閉経のタイミングっていつ?卵巣から排卵される卵子がなくなると、毎月来ていた生理は止まります。この月経がなくなることを「閉経」と言います。閉経するタイミングは、女性によって異なりますが、大体50歳前後と言われています。

そもそも、女性として母親の子宮の中にいるときから、卵巣の中にはたくさんの卵子があり、それは生まれた時点から減少の一途を辿っていくのです。出産された時点で、既に10分の1になっていることを知っていたでしょうか。
基本的に、閉経したあとに卵子が出てくることはありません。しかし、私たちは「確実に閉経した」と言い切ることは、非常に難しいのです。卵子が減少するにつれ、月経のリズムは乱れがちになる傾向にあります。毎月決まった日に来ていた生理が、早まったり遅れたり、回数が減ったり、不規則になったりしてきます。

一般的に、年齢やタイミングを加味した上で、半年以上月経がないと閉経したと判断する人が多くなっていますが、その後排卵や月経がやってくることもあり得るのです。

閉経後に妊娠をする可能性はないの?

閉経後に妊娠をする可能性はないの?女性の体内にある卵子の数は有限であり、一度枯渇してしまえば、新たに作られることはありません。そのため、完全な閉経を迎えたとすれば、その後妊娠をする可能性はありません。妊娠において、卵子は必要不可欠な存在ですからね。
しかし、単に加齢と共に月経のリズムが乱れているだけで、完全に閉経仕切っていない状態であれば、妊娠をする可能性は十分にあります。確かに、自然妊娠の可能性は、年齢が上がると共に確率としては低くなっていきます。それでも、日本国内において年間数名、50歳以上の女性の自然妊娠が確認されています。

世界規模でみても、閉経が近い年齢で自然妊娠をする可能性は十分あり得るのです。
閉経後に妊娠をした、というパターンがあるとすれば、その前提として、閉経したと誤認しているだけあった場合があるということですね。

卵子ドナーで閉経後も妊娠が出来る?

卵子ドナーで閉経後も妊娠が出来る?完全に閉経したあとでも、他人から卵子をもらうことで、自分の子宮で妊娠するという方法があります。この卵子ドナーの制度は、子どもがほしくてもなかなか妊娠できず、卵巣内の卵子がなくなってしまったという女性にとっては、非常に大きな助け舟となってくれる可能性が高いものです。

1983年に、卵子を寄付してもらって妊娠をしたという初めての例が報告されました。その後の2006年の報告では、他人の卵子を提供してもらって、66歳で出産をした女性の存在が明らかになったのです。この制度は、所謂「代理出産」としても広く知られており、若い女性の卵子と、そのパートナーである男性の精子の受精卵を、閉経した女性の子宮内で育てて、出産まで持ち込むことを指しています。現在は治療プログラムも整備されつつあるため、できるだけ母体に負担をかけないように進められるシステムも整ってきています。

卵子ドナーを探したり、代理出産のシステムを管理したりする場所も増加しているため、今後高齢になってから子どもを授かりたい人にとっても嬉しい仕組みが整えられていく可能性も高まっています。

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