妊娠で耳管開放症になってしまうのはなぜ?
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妊娠で耳管開放症になってしまうのはなぜ?

キーンといった耳鳴りのような症状が見られる、耳管開放症と呼ばれるもの。この症状は、妊娠時にも起こる方がいます。なぜ妊娠で耳管開放症になってしまうのでしょうか?また、耳管開放症の症状や原因とは何なのでしょうか?

耳管開放症ってどんな症状?

耳管開放症ってどんな症状?耳管開放症(じかんかいほうしょう)は、耳がキーンとしたり、耳が詰まったような感じがしたり、ゴーゴーという音が聞こえたりと、耳に何らかの異変が起こる耳鳴りのような症状です。その名の通り、耳の管が開きっぱなしになっている状態になってしまいます。耳管開放症になると、呼吸をする際に空気が耳から漏れてしまうために、ゴーゴーといった異様な音をたたせます。

よく、エレベーターに乗った時や山に登った時、飛行機に乗った時などに、耳が詰まってしまうことがありますね。あれも、耳管開放症の際に出る症状と同じです。この耳の詰まりがずっと解消されない、一度治ってもまたすぐになってしまうといった場合には、耳管開放症である可能性が高いため、注意が必要です。

耳管開放症の原因は?

耳管開放症は、どういったことが原因で起こるのでしょうか?その一部をご紹介しましょう。

生活習慣の乱れ

食生活の栄養バランスが偏っていたり、睡眠不足だったりと、生活習慣が乱れていると、耳管開放症の症状を引き起こす可能性があります。これは、体内の環境が崩れて、全身にしっかりと血液が行き渡らなくなってしまうため。耳周辺にまで血液が流れていないと、耳の働きが正常に機能しなくなってしまい、耳管開放症になってしまう可能性があるのです。

同じように、極端な食事制限ダイエットをすることも原因の一つです。体に必要な栄養素を摂取せずに偏った食事を続けていることで、内臓機能が正常な働きができなくなってしまいます。また、それ以外に、脂肪を落とし過ぎると耳の周辺の脂肪も一緒に落ちてしまい、それが耳管開放症を引き起こしてしまうこともあります。最近では女性に多く見られると言われていますが、実はこのダイエットが起因となっているケースが多いのです。

ストレス

ストレスストレスも、耳管開放症を引き起こす代表的な原因です。ストレスを溜め過ぎてしまうと、自律神経の乱れなどを引き起こし、症状を引き起こしてしまうのです。仕事や家事、育児などで日々ストレスを感じているという方は、そうしたストレスを緩和してあげることが、症状改善のきっかけにつながるかもしれません。

妊娠で耳管開放症になるのはどうして?

女性に多いと言われるこの症状ですが、妊娠で耳管開放症になってしまう方も見られます。これにはどういった原因があるのでしょうか?

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れ妊娠をすると、これまで普通に暮らしていたときとは全く違う体の状態になります。そうしたことから、これまでには出なかったような症状を突然引き起こすケースも少なくありません。これは、ホルモンバランスが乱れてしまうことが大きく関係しています。ホルモンバランスの乱れは、体にさまざまな不調をもたらします。その一つが、耳管開放症ということです。

妊娠をすると6人に1人という高確率で耳管開放症になってしまうとも言われています。ですから、症状が出てしまっても、決して特別なことではありません。多くの人がなる症状だと考えれば、安心できるかもしれませんね。ほとんどの場合は、出産してしばらくすると症状が改善されていきますので、どうぞ安心してください。

ストレスを緩和

原因で紹介したように、ストレスが原因で耳管開放症になってしまうこともあります。妊娠中は、普段に比べて一層ストレスも溜まりやすいものです。そのため、妊娠していない時以上に、ストレスを溜めない生活を心がけたいものです。あまり無理し過ぎず、できるだけ穏やかな生活を送るようにしましょう。

漢方がおすすめ

耳管開放症の症状を改善するために良いとされている方法が、漢方薬です。なかでも、耳鳴りの症状緩和も期待できる「加味帰脾湯」と呼ばれる漢方薬が効果的です。この漢方は、貧血や精神不安、不眠症といった症状を解消してくれる効能があるとされています。ストレス緩和や寝つきを良くするといった作用もありますので、妊娠中に精神的な疲弊を感じている方におすすめです。

漢方薬を飲む時には、他の漢方と組み合わせると酷い副作用に襲われてしまうことがあるため、飲み合わせには充分注意しましょう。

耳が聞こえにくいと思ったら病院へ

耳が聞こえにくいと思ったら病院へ妊娠で耳管開放症になった場合、ほとんどは産後に解消されるので問題ありませんが、あまりにも症状がひどくて気になる場合や、出産後も症状がなかなか改善されないといった場合には、別の要因が潜んでいる可能性もあります。気になる場合には必ず病院に行くようにしましょう。

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