妊娠中に風疹にかかったら胎児にどんな影響が出るの?
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妊娠中に風疹にかかったら胎児にどんな影響が出るの?

万が一妊娠中に風疹にかかってしまったら、お腹の中にいる赤ちゃんに悪影響がでてしまう恐れがあります。数年前から風疹が大流行しており、特に妊婦は風疹に感染しないよう注意が必要とされています。では、妊娠中に風疹に感染したら具体的にどのような影響があるのでしょうか?

近年、風疹が大流行しています

風疹が大流行した理由とは?

妊娠中に感染するとお腹の中にいる赤ちゃんに影響が出る風疹妊娠中に感染するとお腹の中にいる赤ちゃんに影響が出ることから注目されている風疹ですが、流行し始めたのは2011年の春頃からだそうです。風疹は性別に関わらず感染しますが、特に20代から40代の男性は注意が必要と言われています。その理由の1つとして挙げられるのが、子供の頃の予防接種の有無です。昭和54年4月2日から昭和62年10月1日の間に生まれた男性は風疹の予防接種を受けていない可能性が高いようです。そのため、風疹に対する抗体を持っていないことから大人になってから風疹に感染しやすくなってしまうのです。もちろん、男性だけでなく女性でも風疹に感染する可能性はあります。

自分が子供の頃に風疹の予防接種をしているか、もしくはこれまでに風疹にかかったことがあるかは母子手帳に記載されています。そのため、男性はもちろんですが女性も自分自身の母子手帳を見返して風疹の抗体があるか確認してみましょう。

風疹の症状は?

風疹=子供がかかる感染症というイメージがありますよね。しかし、風疹は子供だけでなく大人も感染する可能性のある病気です。むしろ大人になってから感染すると症状が悪化しやすくなるとも言われています。原因は風疹ウイルスで、くしゃみなどで飛沫感染します。

風疹の代表的な症状が、赤い発疹です。発疹の症状は全身に表れます。この発疹は3日から5日程度で消えます。また、発疹以外にも発熱、リンパの腫れ、目の充血、咳などの症状も表れます。風疹が悪化すると吐き気や頭痛を伴い、髄膜炎などの合併症を引き起こす危険性もあります。

妊娠中は風疹に注意!

妊娠中に風疹に感染すると…

妊娠中に風疹に感染すると…妊娠中に風疹に感染すると、お腹の中にいる赤ちゃんに様々な悪影響を与えてしまいます。これは先天性風疹症候群と呼ばれており、症状は主に目や耳、心臓に表れます。具体的には、白内障や緑内障、難聴、心疾患が表れます。産まれてくる我が子に障害が残らないために、妊娠中の風疹感染には十分注意しなければなりません。

妊娠中、特に妊娠初期に風疹に感染するとお腹の中にいる赤ちゃんに障害が出る確率が高くなります。その確率は、妊娠1ヶ月の感染で50%以上、妊娠2ヶ月の感染で35%、妊娠3ヶ月の感染で18%、妊娠4ヶ月の感染で8%です。妊娠1ヶ月の場合だと感染した人の約半数が胎児に影響が出ていることが分かります。このようなことからも、妊娠中の風疹感染への注意が呼びかけられているのです。

妊娠を希望するなら抗体検査を!

風疹の抗体検査や予防接種を受けましょうこれから妊娠を希望するのであれば、妊娠前に風疹の抗体検査を受けましょう。検査をして風疹の抗体を持っていれば妊娠中に感染する危険性は低くなります。また、風疹の抗体を持っていなかった場合は予防接種をすることで妊娠中の感染を防ぐことができます。ただし、風疹の予防接種は必ず妊娠していない状態で受けることが重要です。そのため、妊娠の可能性が少しでもある場合には生理がきてから予防接種を受けましょう。予防接種後は2ヶ月程度妊娠を避ける必要があるため、妊娠を望んでいる場合でもこの期間中は避妊をしましょう。

風疹の抗体検査や予防接種は、妊娠を希望している女性だけでなくパートナーである男性も一緒に受けることが大切です。前述したように20代から40代の男性は特に注意が必要です。女性が妊娠中に風疹に感染しないようにするためには、パートナーも風疹に感染しないことが効果的な予防策になります。

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