人工授精の妊娠率はどのくらいか。何回目の妊娠が多いのか
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人工授精の妊娠率はどのくらいか。何回目の妊娠が多いのか

人工授精の妊娠率には、半信半疑の人も多いでしょう。しかし、人工授精を含む一般的な不妊治療では50%弱が妊娠しているというデータもあります。年齢別でも妊娠率は異なってきますが、ここでは人工授精の妊娠率や治療回数についてをお話します。

人工授精の妊娠率は一回の治療では決まらない

人工授精は、不妊治療の中でも妊娠率が比較的高い方法人工授精は、不妊治療の中でも妊娠率が比較的高い方法です。ただ、不妊治療で病院を訪れて、いきなり人工授精からスタートすることはありません。段階的に異なる治療方法を試みていき、人工授精へとステップアップしていくのです。

人工授精の治療法は、女性の排卵日に子宮内に精子を注入する方法です。元気な精子が選別されますが、成功もあれば失敗もあります。人工授精で効果を出せるかどうかは、4~5回の治療で判断がつくといわれます。4~5回で妊娠できなかった場合は、人工授精の方法に変更が加えられることも珍しくありません。

つまり、一回の不妊治療では、人工授精の妊娠率は判断しきれないということです。もちろん一度の人工授精で妊娠するケースがないとはいいませんが、何度か治療を繰り返す可能性も少なくないことを覚えておきましょう。

女性の年齢と人工授精の関係。年齢別に見る確率

女性が排卵しにくい年齢になってくると妊娠率も低くなってきます人工授精の妊娠率が単純に割り出せないのは、女性の体調や年齢も関係しているためです。実は、人間の妊娠率は、動物の中でも低いほうです。自然な妊娠でも25%の妊娠率なのですから、人工授精の妊娠率が仮に10%程度だとしても低いとは言い切れないのではないでしょうか。

人工授精は、女性の排卵日に合わせて男性の精子を子宮内に注入する治療です。そのため、女性が排卵しにくい年齢になってくると、当然のことながら妊娠率も低くなってきます。年齢別に見た人工授精の妊娠率は、29歳以下が10%を超えているのに対して35歳以上では10%以下、40歳以上では5%をはるかに下回っています。できれば早いうちに治療を始めたほうが、人工授精の妊娠率も高まると考えるのが妥当です。

何度目の人工授精で妊娠している人が多いのか

人工授精の治療を受ける人は、何度目の治療で妊娠しているものなのでしょうか。大まかに見てみると、4回目までの治療で90%近くの人が妊娠をしているというデータがあります。1回目の治療で35%程度が妊娠している病院もあることを考えると、人工授精の妊娠率は1回でも高いのではないかとも思えてくるでしょう。

人工授精の妊娠率は、回数を増やせば高まるというものではありませんただ、人工授精の妊娠率は、回数を増やせば高まるというものではありません。むしろ、回数を追うごとに妊娠率は低くなり、4~5回目の治療で対策を変えるというのが一般的なのも事実です。不妊の原因やこれまでの治療、女性の年齢などによっても妊娠率は変わってきます。人工授精の治療方針も異なってきて、ある程度の回数でも妊娠しなければ体外受精が選択されることもあります。

人工授精の妊娠率を高める方法はあるのか

病院側でも、人工授精の妊娠率を高めるために工夫していることがあります。例えば、排卵日を自然な周期で予測するよりも、排卵誘発剤を用いたほうが確率が高まることもあります。なるべく女性の体に負担がかからないように、排卵数を抑え目にしたり、卵巣への刺激を低減させるように心がけている医師もいます。

妊娠したい気持ちが強くても、女性の体が弱ったり、負担が大きく辛い治療になるのは好ましくありません。体外受精よりも人工授精は自然な妊娠に近いものですが、治療法にもいろいろあるためどのような治療法を行っている医師がいる病院かを調べることは大切です。体をいたわりながら妊娠できるように、不妊治療を考えていきましょう。

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