人工授精後の腹痛。原因は治療法?精液の量?
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人工授精後の腹痛。原因は治療法?精液の量?

人工授精後の腹痛は、不妊治療中の女性がよく体験していることです。とはいえ、出血も重なれば余計に不安になることでしょう。人工授精後の腹痛には幾つかの原因が考えられ、場合によっては対策を取ってもらうことも可能です。ここでは、人工授精後の腹痛の原因を中心にお話しましょう。

人工授精後の腹痛は、子宮に注入する精液の量に影響?

人工授精後の腹痛が起きる原因は?人工授精後の腹痛が起きる原因として考えられる一つのことに、精液の量の問題があります。人工授精では、自然な性交渉のときよりも多めに精液が注入されます。そのため、体が刺激に反応して腹痛を起こすのでしょう。また、病院によっては、精子の注入によって子宮収縮を起こさないように、薬剤を一緒に注入するという場合もあるといいます。その場合も、体が薬剤に刺激されて腹痛を発生させる可能性があるのです。

もちろん、同じくらいの精液を子宮に注入しても、腹痛が起こらない人もいます。精液の注入量については、腹痛があまり激しいようであれば減らしてもらえる可能性もあります。人工授精は一度の治療で妊娠できるとは限らないため、再度行う場合は医師に量の調整をお願いしてみるのもいいかもしれません。

細菌感染や治療器具での傷の可能性

細菌感染や治療器具で傷がついて腹痛を起こす人もどの程度の確率があるかデータがあるわけではありませんが、人工授精によって細菌感染や治療器具で傷がついて腹痛を起こす人もいます。ごくまれだと発言する医師もおり、個人差もあることですから治療自体のリスクが高いとは言い切れません。ただ、抵抗力が弱っている、体調が悪いなどの状態の時に治療を受ければ、細菌に感染しやすくなっても不思議ではありません。腹痛が何日もおさまらないようであれば、早めに医師に相談しましょう。

人工授精の治療は、複数回繰り返すこともあります。4~5回繰り返して妊娠しなければ、他の治療法が取られることも多いのですが、そのたびに腹痛に苦しむ人もいます。治療の度に痛みを我慢するのは避けたほうがよく、お腹の痛みが少しでもあることは医師に告げておきましょう。

人工授精後の腹痛をおさえる方法

人工授精後の腹痛を感じたら、多少を問わず医師に相談しましょう。次の治療で痛みを軽減する対策を取ってもらえる可能性が出てくるのはもちろんですが、今ある痛みを軽減するために薬を処方してもらえることもあります。

市販の医薬品を不用意に服用するのは止めて不妊治療を受けている間は、市販の医薬品を不用意に服用するのは止めておきましょう。医薬品には全て副作用がつきもので、体調が悪くならないまでも他の薬の効果が帳消しになってしまう場合もあります。市販薬の服用によって、治療を受けられなくなることもあるかもしれません。スケジュールを立てて人工授精の治療を受けているのですから、可能性を狭めてしまわないよう気を付けてください。

排卵後のホルモン変化による腹痛も

人工授精後の腹痛として、生理痛のような痛みに襲われる人もいます。原因として考えられる可能性は、排卵後のプロゲステロンの増加です。プロゲステロンには骨盤内の血流を活発化させる作用があり、痛みとして現れることがあります。腹痛が発生するタイミングが排卵期から生理前ということであれば、プロゲステロンが影響している可能性は高いでしょう。

排卵後には、子宮が収縮して腹痛を伴うこともあります。薬の作用などで子宮が収縮することもありますが、子宮内の筋肉はハードな運動や性交渉によって刺激を受けて腹痛を起こすことがよくあります。ただ、ときには子宮筋腫などが関係していることもあるため、腹痛がある旨は医師に相談し、どのようなときに腹痛に襲われたかをメモしておくといいでしょう。

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