妊婦はランニングしていい?妊婦に向いているスポーツはこれだ!
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妊婦はランニングしていい?妊婦に向いているスポーツはこれだ!

"妊婦はランニングしてもいい?とんでもない?どっち? 妊婦に適している運動とそうでないものがあります。 また、運動できる妊婦でも妊娠前とまったく同じというわけにはいきません。 スポーツを行うことを主治医と相談して、出産に備えて体力をつけましょ!"

自分のお母さん世代とのギャップ

妊婦のランニング

ランニングブームの中、たくさんの女子たちが走っているけど、あの中に妊婦さんはいるのかな?
そもそも妊婦はランニングしてもいいのでしょうか?
これまで健康のためにランニングに取りくんできた女子は、きっとそんな疑問を持つことでしょう。
今、妊婦の健康維持・体重管理のため、妊婦スポーツがどんどん進化してきているように感じます。
健康のためと続けた結果、赤ちゃんに何かあったのではまったく意味がありません。

妊婦は安静に!という生活指導は、実は1980年頃までの話。
運動や震動が流産の原因となると考えられていたからです。
また、妊婦に栄養を!という食生活は、飽食の時代の話ではありません。
むしろ栄養過多、偏ったものになりかねません。
妊婦なら誰しも、流産や早産を恐れるために運動に消極的になりがちです。
しかし、ただでさえ現代人は運動不足になりがちな環境にいるので、妊娠中でも積極的にカラダを動かす必要があるのです。

流産の原因は運動や振動ではない

流産の原因

医学の進歩により、流産の大部分はそもそも病的卵によるものだということが分かりました。
つまり運動が原因になるわけではないので、それなら妊娠中の運動不足を解消しよう、体重管理のためにも妊婦の健康の維持増進を目的にスポーツをということになりました。
妊婦に習慣化しやすいウォーキングがすすめられるのはこのような背景からです。

運動できない妊婦さんもいる

たとえ同じ週数の妊婦であっても、なかにはスポーツをしてはいけない人もいます。
日本臨床スポーツ医学会が示す「妊婦スポーツの安全管理規準」を読んでみると、スポーツができる母体には条件がありました。
大前提は、現在の妊娠が正常で、赤ちゃんの成長が順調だということ。
さらに早産の経験や、流産を繰り返したことがないなど流早産リスクが高くないことが前提です。
また、多胎の場合や破水、前置胎盤などの症状がある場合はスポーツを行えません。
スポーツを始めていい時期は、原則として妊娠12週以降からで、スポーツを止めたほうがいい時期は、十分なメディカルチェックができて異常がなければ制限もないそうで、これはおどろき!
でも、ということは妊娠したら、胎盤が根付くまでいったんスポーツはお休みする必要があるということ、しかも主治医の診断が必要ということになりますね。

妊婦に適さない運動もある

妊婦に適さない運動

日本産婦人科医会の「妊娠中のスポーツ」を見てみると、妊婦に適さない運動として、激しすぎたり跳躍が必要なもの、接触や腹部外傷・圧迫の危険が高いもの、転びやすく外傷を受けやすいもの、勝敗や記録のあるスポーツは妊婦には向いていないことが分かります。
具体的に言うとボクシングやレスリング、重量あげ、球技、体操、乗馬、スキー、スケート、ハンググライダー、スキューバーダイビング、登山などです。
その逆が妊婦に適した運動ということになり、お母さんにも赤ちゃんにとっても安全であることが大前提です。継続できて楽しいもの、全身の有酸素運動であること、運動強度が適度でかつ調節できて一定時間持続できるもの、つまりウォーキング、ジョギング、水泳、エアロビックダンス、固定自転車などです。
つまり、ジョギングは妊婦に適している運動だということです。

お母さんも赤ちゃんも苦しくないこと

たとえジョギングが妊婦に適しているスポーツで、お母さんがすっきりしたとしても、赤ちゃんが苦しいのは避けるべきです。
体調に不安があるときは、けっして無理をしてはいけません。
スポーツの前後には心拍数を測定し、おなかの張りは大丈夫か、胎動に異変はないかていねいに注意することを心がけましょう。
妊娠経過は刻々と変化するもの、ジョギングを行うことをきちんと主治医に伝え、不安があるときは相談してからにしましょう。

ジョギングする場合に気をつけること

妊婦でなくても大変な真夏の炎天下は避けて、平坦な場所でジョギングしましょう。
たとえ妊娠前からジョギングを行っていて慣れていたとしても、運動強度は制限しましょう。
妊娠前のジョギングより水分補給やウェアなど準備は念入りに、持ち物も気分が悪くなった時に備えて、母子健康手帳、携帯電話、お金を持ちましょう。

妊婦のジョギングで気を付けること

継続的に運動をおこなっていると、安産になりやすいとも言われます。
出産にのぞむ体力をつける、むくみや腰痛などの妊娠中の不調を軽減することにも役立ちます。
赤ちゃんにも安全なスポーツでストレス発散できるのなら、ネガティブ妊婦より赤ちゃんのためにずっといい!
他の妊婦さんと友だちになったりでき、ジョギングに限らずウォーキングやヨガ、水泳などスポーツはおすすめですよ。

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