119番より優先!赤ちゃんに心臓マッサージは1秒に2回のペースで行う
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119番より優先!赤ちゃんに心臓マッサージは1秒に2回のペースで行う

赤ちゃんに心臓マッサージするときにはその強さや頻度に気をつけましょう。興奮や緊張で強さのコントロールが難しい場合にはマッサージの強さではなく、およそ3センチの沈み込みを意識して行います。また、速さはやや早いテンポで1秒間に2回を目安に行います。5回マッサージした後に人工呼吸を行います。

赤ちゃんに心臓マッサージ

赤ちゃんに心臓マッサージ

赤ちゃんが乳児突然死症候群(SIDS)、溺水、窒息してしまったという場合、119番通報を行う前に心肺蘇生法を行うことが大切です。大人の場合に119番を優先させるのに対して、赤ちゃんの場合では心配蘇生を優先させるということを覚えておきましょう。

それは大人の心肺停止に比べて、赤ちゃんの場合では呼吸ができずに酸素不足になることが圧倒的に多く、脳に酸素が供給されない時間が5分以上続くと致命的なダメージとなるからです。

救急車は要請から到着まで平均所要時間が6分と言われているため、救急車を待って対応すると手遅れになることがあります。このため、赤ちゃんの場合は心肺停止を確認したら、まずは心肺蘇生法を行います。このとき心臓マッサージは速さや強さなどでとくに注意が必要です。

心臓マッサージの前に意識確認

心臓マッサージの前に意識確認

赤ちゃんの意識がないことを確認したら、まずは足裏を刺激します。軽い乳児突然死症候群(SIDS)の場合にはこの刺激で呼吸が復活する可能性があります。足裏は脳に直接刺激が伝わると言われて、体を揺するなどよりもよほど効果があると言われています。

そして気道確保と人工呼吸

足裏の刺激に反応しないことを確認したら、呼吸や脈がないことを確認したら、まずは気道を確保して口で赤ちゃんの口と鼻を覆うようにしてゆっくりと息を2回吹き込みます。口で両方を覆うことができない場合には鼻から息を吹き込むようにします。

このとき、息の吹き込みで胸が膨らむようになれば成功です。しかし、息を吹き込んでも胸の膨らみが感じられない場合には気道確保が不十分である可能性があります。再度、気道確保をして息を吹き込みましょう。

意識が戻らず、正常な呼吸がないなら心臓マッサージ

その後、正常な呼吸が戻らない場合や脈が確認できない場合には心臓マッサージを行います。

医師や看護師の場合には呼吸や脈の状態をきちんとみてから行うことが望ましいですが、素人の場合にはすぐに確認することが困難であるため、「正常な呼吸がない」と判断した時点で心臓マッサージを行うことが勧められています。

マッサージする場所を確認する

マッサージする場所を確認する

マッサージする位置は乳首と乳首の真ん中、1センチ程度下がったところです。場所が不安な場合には乳首と乳首の真ん中で縦方向に人差し指、中指、薬指を置き、腹部の側の2本でマッサージします。

心臓マッサージは強さより深さで感じる

心臓マッサージは強さより深さで感じる

赤ちゃんへの心臓マッサージの強さは強すぎても弱すぎても効果がありません。目安となるのは沈み込む深さです。

およそ3センチの深さまで押すようにします。少し深い、あるいは強い、と感じるくらいと言われています。緊張や興奮のあまり、力が入りすぎてしまうという場合には沈み込む深さが3センチくらいになることだけに意識を集中させます。

マッサージの回数は1秒間に2回を目安に

マッサージの回数は1秒間に2回を目安に

マッサージの回数は1分間に100回から120回が目安です。およそ、0.5秒に1回です。

やや早いため、せわしない感じですが、5回押して1回人工的呼吸をします。一人でいる場合には1分間、つまり人工呼吸を6回ほど行ったところで119番への連絡をします。

二人以上いる場合には蘇生法と119番への連絡を分担して行いますが、一人の場合には1分間の心配蘇生法を試みたあとで連絡します。

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