湯冷まし論争に決着!?赤ちゃんに湯冷ましは必要なのか、不要なのか
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湯冷まし論争に決着!?赤ちゃんに湯冷ましは必要なのか、不要なのか

一昔前は赤ちゃんに湯冷ましを与えるのが常識でしたが、今では与えない方が良いとされています。湯冷まし必要説、不要説のそれぞれの理由と、正しい湯冷ましの作り方、湯冷ましを与える場合の目安量などをお伝えします。

赤ちゃんに湯冷まし、今は昔?

赤ちゃんに湯冷まし、今は昔?

一昔前は、赤ちゃんには母乳や粉ミルクの他に湯冷ましという飲み物を飲ませていたものです。現代では湯冷ましは必ずしも飲ませなくても良いと言われています。

湯冷ましとは何なのでしょうか。

また、赤ちゃんに湯冷ましは必要なのか、不要なのか、どのような時に飲ませたらよいのでしょうか。

湯冷ましとは

湯冷ましとは

「今更聞きにくいけど湯冷ましって何?」という疑問を持つお母さんはあなただけではありません。

湯冷ましとは、一旦沸騰させたお湯を冷ました水のことです。「白湯」というとご存知の方も多いのではないでしょうか。

水道水は一度沸騰させると滅菌され、カルキが抜け口当たりが良くなります。

湯冷ましの作り方

水道水か軟水のミネラルウォーターを火にかけ、充分沸騰させます。5分以上はしっかり沸騰させましょう。それを飲める温度にまで冷ますと湯冷ましができます。

注意点としては湯冷ましは塩素が抜けているため作り置きが効きません。飲ませるたびに作ってください。

湯冷まし論争!赤ちゃんに湯冷ましは必要?不要?

湯冷ましは一昔前には飲ませるべきものとされていましたが、今の母子手帳には書かれていません。

そこで、赤ちゃんに湯冷ましを飲ませる、飲ませないで赤ちゃんのお婆ちゃんとお母さんで喧嘩になってしまうことも少なくありません。
実際のところはどうなのでしょうか。

湯冷まし必要説

湯冷まし必要説

湯冷まし必要説では、お風呂上りや暑い日などの水分補給に母乳や粉ミルクではなく、湯冷ましを与えるべきだといいます。

昔の粉ミルクは成分が濃くて、湯冷ましを与えないと水分不足になってしまったため、よく湯冷ましをあげていたそうです。

また、赤ちゃんは体内の水分量が大人より多く、少し水分が不足しただけで簡単に脱水症状を起こしてしまいます。このため、現代でも脱水の予防のためにあげた方が良いとしている医師や助産師もいます。

湯冷まし不要説

湯冷まし不要説

母乳は成分のおよそ9割が水分であるため、わざわざ湯冷ましを与える必要はありません。また、粉ミルクも現代のものは母乳に近い成分となっています。

喉が渇いたなら母乳やミルクを与えるべきであり、離乳食も始まっていない赤ちゃんに母乳やミルク以外のものを与えるべきではないというのが湯冷まし不要説です。

また、湯冷ましを飲ませることでお腹がいっぱいになってしまい、母乳やミルクの飲みが悪くなることや、腎臓に負担をかけることも懸念されています。

現在では医師や助産師の間でもこちらが主流となっています。

湯冷ましをあげるなら

このように、現代では湯冷ましは必要ないという意見が圧倒的ですが、かといって飲ませることが特に害になるわけではありません。

お婆ちゃんとお母さんが飲ませる飲ませないでわざわざ大喧嘩をする必要はないと思います。ただし、前述のとおり飲ませすぎると赤ちゃんにとってよくありません。

もし飲ませるなら月齢×10cc程度の少量にしてください。また、飲まなかったからと言って気にする必要はありません。

病気や熱中症で脱水症状の場合は?

病気や熱中症で脱水症状の場合は?

嘔吐下痢症や風邪、熱中症などで赤ちゃんが本当に脱水症状に陥ってしまったときは、3ヶ月以上なら湯冷ましよりイオン飲料がお勧めです。また、脱水症状が重症の場合は救急車を呼びましょう。

ただし、日常での脱水予防にイオン飲料を飲ませる必要はありません。

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