低身長の治療ができるのは子供のうちだけ!成長曲線はまめにチェック!
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低身長の治療ができるのは子供のうちだけ!成長曲線はまめにチェック!

低身長には子供のうちなら病院で治療ができるものがあります。低身長の治療は成長ホルモンでの治療とホルモンでの治療、原因疾患の治療に分かれます。大きくなってからでは手遅れです。子供の成長はまめに確認しましょう。

低身長が治療可能なのは子供の内だけ?

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低身長症とは、成長曲線の-2SD以下で、本人が気にしている場合や、健康に問題がある場合を指します。男の子の場合は15歳でおおよそ155cm以下、女の子の場合は142cm以下になります。

低身長の治療が可能なのは子供のうちだけです。男子は17歳、女子は15歳くらいで骨端線という骨の成長する部分が閉じてしまい、それ以上背は伸びなくなるのです。

成長ホルモンで治療できない低身長症

成長ホルモンで治療できない低身長症

成長ホルモンで治療できる低身長症は全体の僅か5%だけということをご存知ですか?

子供の低身長のほとんどは、何の異常もない低身長なのです。例えば両親のどちらかが背が低かったり、その子の個性だったり、少食や偏食、虐待などのストレスで背が伸びないこともあります。

少食の場合は食事を改善しましょう。女の子の場合身長が伸びる時期のダイエットはよくありません。愛情遮断症候群という精神的なストレスで身長の伸びが止まっている場合はそこから開放させると急に身長が伸び始めます。

家族性の低身長や突発性低身長の場合は特に治療法はありません。

病院で治療できないからといって海外通販などで成長ホルモンを投与したりサプリメントに頼るのは避けましょう。適応外の成長ホルモンはほとんど意味がない上に副作用の危険性が伴います。サプリメントの多くは人の悩みに付け込んだ高額で科学的根拠のないものです。

ただし、少食や偏食が原因の身長の伸び悩みのあくまでもサポートとして信頼できるメーカーの子供用栄養サプリを取り入れることは悪いことではありません。

成長ホルモンで治療できる低身長

成長ホルモンで治療できる低身長

成長ホルモンの投与で治療できる低身長症もあります。

成長ホルモンの検査をすると成長ホルモンの分泌が不十分な子がいます。この場合は成長ホルモンの注射で身長の伸びを促すことができます。

その他にも体内で充分に成長しなかったために起こるSGA性低身長、染色体の異状によるターナー症候群とプラダー・ウィリー症候群、慢性腎不全、軟骨無形成症にも成長ホルモンが適応されます。

成長ホルモンの治療開始は4~6歳が良いとされています。それまでに恐らく乳幼児健診やかかりつけの小児科、幼稚園や保育園などで指摘されるかとは思います。しかし、見落としも考えられますのでお母さんの方でも成長曲線から外れていないか、急に身長の伸びが止まり続けていたりしないかなどを確認しておきましょう。

また、病気が原因で低身長症になっている場合もあります。その場合は原因疾患の治療が必要となります。

LH-RHアナログで治療できる低身長

LH-RHアナログで治療できる低身長

「生理が来ると身長が止まる」とか、「ひげが生えると身長が止まる」と聞いたことはありますか。思春期の始まり以降の身長の伸びは決まっています。思春期が人より1年早く来れば5cm、2年早く来れば10cm、最終身長は低くなるといわれています。

通常男の子の思春期は12歳、女の子の思春期は10歳頃からです。これが2~3年早くなるのが思春期早発症です。

思春期早発症のうち、脳腫瘍などが原因であればそちらを治療します。そうでない場合はLH-RHアナログというホルモンを抑える薬を投与して思春期の進行を遅らせ、結果低身長の治療ができます。

子供の精巣の発達や乳房の膨らみ、ひげや声変わり、初潮などが早く来ないか注意しておきましょう。また、思春期早発症の場合は早すぎる思春期が始まる前に急に身長が伸びることがあります。年長から低学年にかけて成長曲線を縦断するほど急に身長が伸びた場合は注意してください。

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