いつになってもしゃべらない。わが子の言葉遅れが気になる。。。
128views

いつになってもしゃべらない。わが子の言葉遅れが気になる。。。

自分の子どもがなかなかおしゃべりしないと心配になりますよね。言葉遅れには、心配しなくてもいい場合もありますが、 さまざまな原因、背景があることも事実です。専門家の意見を聞くべきなのか、と悩むかた に子どもの言葉の発達と言葉遅れの背景について調べてみました。

育児の悩み

待望の赤ちゃんの出産の喜びを感じた後に、やってくる子育ての不安の嵐は誰にだって起こります。

自分の仕事と育児の両立や体力的なこと、子どもの将来のこと、ご主人との育児の方向性、しつけ、他の子との比較、とあげるときりがありません。

そんな中で行われる乳幼児健診で気になる指摘を受けたり、他の子と比べておかしいな、と思ってしまうことに、言葉遅れがあります。

子育ては不安なことばかり

一般的にはどのように言葉を取得するのか?

子どもの発達は個人差が激しく、こうでなければならない、と絶対的なものはありませんが、一般的な言葉の発達について確認しましょう。

新生児は泣き声で意思表示しています。

お腹がすいた、おしっこをした等を「気持ちいい」か「よくない」かで表現しています。だんだん話しかけると笑ったり、興味のあるものに手を差し出したり、おもちゃをたたくと音が鳴る、などの事象を理解しはじめ、人、物、音への興味が広がります。

1歳までの間に、「あーあー」「うーうー」などいわゆる喃語を話だし、言葉の発達の準備を始めます。

1歳を過ぎると、言葉の存在に気づき、大人がいう言葉を模倣します。車を見て「ぶーぶー」、犬を見て「わんわん」などと簡単でも意味のある言葉を言い始めたら、始語と位置付けます。

たくさんの単語を理解しだすときで、ごはんを食べたいときに「まんま」と言ったり、発音が難しい言葉、例えば「リンゴ」を「ご」を表現したり、親がいう言葉を理解し始めます。

言葉の発達の準備を始めます

2、3歳になると、単語を2個、3個つなげた文を話すようになります。「まんま たべる」「ぱぱ、だっこ」など。また、車全般を「ぶーぶー」ということから、「ばす」「とらっく」など種類別になるなどします。

3歳を過ぎると、目の前に起こっていることだけでなく、過去の出来事や想像してことを話すことや、質問に答えられるようになります。自己主張が強くなり、接続詞を使って長い文で表現しようとします。

4~5歳で話ことばはひとまずクリア。この後、読み、書きなどのスキルを身に着け、表現力やコミュニケーション力を付けていきます。人との関わりや生活経験が言葉の発達の広がりに影響を与えていきます。

言葉遅れが気になる?

このように段階を経て、子どもは言葉を取得していくわけですが、そのスピードや出現には個人差があります。

ちなみに筆者の子どもは、非常に言葉が遅く、いつまでたっても話しませんでしたが、意思疎通はとれていました。保育園では「寡黙な男」と呼ばれていて、2語文、3語文は話さず、気づいたときには、いきなり長い文で話だしました。

言葉の発現はよくコップにたとえられます。言葉の蓄積がコップからあふれたときに、一気に話し出す、と。でもそのコップの大きさは、個人によって全然違うのですね。寝返りにしても、歩くにしても、すべて遅い子どもでしたので私も悠長に構えていましたが、卒乳までお世話になっていた助産師さんや、保育士さんとともに成長を見守っていたせいか、特に不安にならずに済みました。

でも、健診や他のママから、「まだはなさないの?」「遅いんじゃない?」と言われたら、不安になりますよね。気を付けたいのは、個人差ではなく、はっきりとした原因があっての言葉遅れです。

言葉遅れの原因を探る

お人形をよろこぶ赤ちゃん

生理的範囲の言葉遅れの場合

早産や極端な未熟児の場合は、十分に成長せずに生まれてしまったのですから、信じて待っていれば大丈夫。

でも、しっかり言葉のコップがいっぱいになるように語りかけはしてください。テレビやスマホにばかり子守りをお願いしていると、言葉のキャッチボールが成立せず、言葉のドッジボールだけになり言葉が蓄積されません。

難聴の場合

目で見えることには反応するのに、音や話かけに反応しない場合は、難聴が原因の言葉遅れかもしれません。難聴の子どもも喃語はでるのですが、自分できこえないので、フィードバックがなく、だんだん喃語も話さなくなります。

難聴の場合は少しでも音からのコミュニケーションもとれるように必ず補聴器をつけるべきです。

知的発達が遅れている場合

音だけでなく、目で見ることにもあまり反応がない場合は知的な発達に遅れがある場合です。

軽度の場合は2語文、3語文は話せるので、気づきにくく、小学校入学後まで気が付かない場合もあります。知的な発達の遅れも、知識としての言葉を教えるのではなく、生きた言葉のやり取りをすることによって、言葉の獲得が可能になります。

子どもの興味に合わせてゆっくりと会話を進めることが大切です。

自閉症や発達障害の場合

自閉症の場合、音に対する反応が鈍く、周りに対する関心も薄く、喃語もありません。成長すると発語はあるものの、コミュニケーションツールとしての働きをなしていません。

しかし、言葉以外のツール、音や画像などでコミュニケーションをとれるようになることで少しずつ言葉遅れも改善することもできます。

心配になったら?

どうやってしゃべるようになるのか

自分の子どもの言葉遅れが心配になったら、まずは文章での言葉のやり取りがなくなくとも、きちんとこちらのいうことが理解できているか、感情的なときだけでなく、穏やかなときも発語しているか、自分の意思を表現しようとしているか、などを広い目で評価しましょう。

それでも不安な場合は、専門家の面談を受けてみましょう。もしも、発達に障害があっても、言葉だけのコミュニケーシょンにとらわれずに、お互いがストレスなく意思疎通をするにはどうしていけばよいか、言葉の手助けになることはなんなのか、その子の個性を伸ばすには何をすればよいか、を探っていきましょう。

PR