新生児の頭の形がおかしい原因と対処法、病気の早期発見の重要性
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新生児の頭の形がおかしい原因と対処法、病気の早期発見の重要性

新米ママにとってほとんどの場合、赤ちゃんの頭の形がおかしいと感じるものです。赤ちゃんの頭の変形は自然に起こるもので、心配がいらない2つの理由があります。それぞれの原因と対処法をお伝えします。また、稀に病的な頭の変形もありますのでそちらも紹介します。

産まれたての赤ちゃんの頭の形が…

新生児の頭の形が…
出産後の我が子との対面で、特に初めての赤ちゃんの場合は、テレビや雑誌で見る「可愛い赤ちゃん」とのあまりの違いに戸惑ってしまうママも少なくありません。

それもそのはず、メディアに出ている赤ちゃんモデルや子役の多くは生後半年以上の時期の子が多いのです。小さくても生後3ヶ月未満ということはほとんどありません。

それに比べて産まれたばかりの新生児は、まだお顔もくしゃくしゃですし身体も痩せています。それにしても気になることもあります。新生児の頭の形がおかしい、丸くないと感じるのです。

出産は赤ちゃんにとっても大仕事

経膣分娩の赤ちゃんは細長く尖った頭をしています

経膣分娩の場合は新生児の頭の形がおかしいと感じることが多いようです。出産はママにとっての一大事業ですが、赤ちゃんにとっても大仕事なのです。

ママの産道を通るときに赤ちゃんは頭蓋骨を変形させて頭の幅を縮めて出てきます。ですから、経膣分娩の赤ちゃんは産まれたばかりのときはかなり細長く尖った頭をしています。

出産が長引いたり、赤ちゃんの頭が大きかったり産道が狭いと変形が大きいことがありますが、生後1ヶ月~3ヶ月くらいで自然に治ってしまうのであまり心配しないでください。無理に押したりして治そうとするのはやめましょう。

吸引分娩

経膣分娩で出産が長引くと、器具を使って赤ちゃんを引っ張り出す吸引分娩を行うことがあります。
近年では吸引分娩の技術も向上してきましたが、器具の形に従って赤ちゃんの頭が伸びたり一部膨らんでいたりするなどの変形が見られます。

この場合も生後しばらくすれば自然に目立たなくなりますので楽しみに待ちましょう。

向き癖

生後しばらく経って頭の形が気になってくることがあります。大人の頭蓋骨と違って赤ちゃんの頭蓋骨は柔らかくばらばらですから、いつも同じ方向を向いて寝ているとその方向に歪んでしまうのです。

寝返りを打ったり、首を動かせるようになると自然に治りますので気にしないのが対処方法です。

あまりに気になる場合は、タオルを丸めて長い枕を作ったり傾斜を付けて、いつも向いている方向と反対方向にも向かせて寝かせると良いでしょう。

同じ方向を向いて寝ているとその方向に歪んでしまうことも

病的な頭の変形もある?

赤ちゃんの頭の形がおかしいのはほとんどが生理的なもので気にする必要はありません。

しかし、稀に病的な変形もあります。
頭蓋骨の中に髄液が溜まってしまう水頭症になっている場合があります。多くは胎児期に確認されるのですが、未確認のまま処置をしないと柔らかい赤ちゃんの頭の中で水が溜まって頭が大きくなってきます。大泉門が膨らんだり、目線が下に落ちる落陽現象が起きるのも特徴です。
髄液を排出するシャント手術を行うことで、脳圧をコントロールすることができます。水頭症にはさまざまな原因がありますが、脳圧のコントロールができれば、精神遅滞などの後遺症なく暮らせる場合もあります。

頭蓋縫合早期癒合症という病気もあります。バラバラの頭蓋骨は個人差がありますが普通1歳前後で癒合します。それが全部、あるいは一部が早くくっついてしまう病気です。頭の形の変形や発達の遅れで気付くことが多いようです。
早期の手術で脳への圧迫や頭蓋骨の変形を取り除くことができれば、精神遅滞や見た目の問題などを解決できることがあります。

病的な変形は稀なのですが、極端に頭の形や大きさがおかしいときは医師や保健師などに相談することをお勧めします。

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