赤ちゃんの急な高熱!突発性発疹とは?症状、治療法、後遺症や合併症など
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赤ちゃんの急な高熱!突発性発疹とは?症状、治療法、後遺症や合併症など

1歳未満の乳児の大半がかかる突発性発疹とは、高熱の後に発疹の出る病気ですがほとんどは心配はいりません。突発性発疹の症状や原因となるウイルス、治療やケア方法をまとめました。また、熱性けいれんや脳炎などの合併症の危険性についてもお伝えします。

赤ちゃんの急な発熱!

赤ちゃんの急な発熱!赤ちゃんの初めての病気にはオロオロしてしまうお母さんが多いものです。初めての病気でよくかかる病気の一つが突発性発疹です。生後4ヶ月から1歳までに多く、前触れもなく39℃以上の高い熱が出て、熱が下がった後で全身に赤い発疹が出ます。熱のみの症例もあります。

心配しないで。突発性発疹

突発性発疹は症状が派手なので初めて遭遇したお母さんはパニックになることが多くあります。
しかし、突発性発疹のほとんどは熱の割に赤ちゃんの機嫌がよく、治るとケロッとしています。発疹も水ぼうそうや手足口病などと違い、痕を残しません。
特別な治療をしなくても、数日で自然に治るケースがほとんどです。

突発性発疹の原因は?

ヘルペスという病気をご存知ですか。突発性発疹とは口唇ヘルペスや性器ウイルス、帯状疱疹などを起こすヘルペスウイルスの仲間、HHV‐6とHHV‐7に初めて感染したときに起こる症状です。
このウイルスは成人の95%以上の人が持っており、一度突発性発疹を起こした後はほとんど悪さをしません。
多くは周りの大人が持っていたHHV‐6やHHV‐7に感染したことで発症します。

突発性発疹の予防法・治療法

水分補給をまめにすることと、無理をさせず安静にすること突発性発疹には特別な予防法はありません。ワクチンもありませんし、発症したら通常は免疫ができて2回以上発症することはなく、予後も良好です。
治療法も特にはありません。経過観察をしたり、発熱などの症状を抑える薬が出ることもあります。
ケアとしては発熱による脱水を起こさないよう、水分補給をまめにすることと、無理をさせず安静にすることです。

突発性発疹は小児科に診せるべき?

突発性発疹はほとんどの赤ちゃんがかかる病気ですし、特別な治療も行わないのですが、乳児の発熱にはいろいろな可能性があります。また、突発性発疹であっても稀に重篤な合併症が起こるケースもありますので、39℃以上の熱が出た時点で一度医師の診断を仰ぐべきでしょう。

突発性発疹の合併症

特に心配はいらない突発性発疹ですが、次のような合併症を起こすことがあります。

熱性けいれん

突発性発疹は高い熱を伴うため、熱性けいれんを起こすことがあります。熱性けいれんは高熱で意識を失ったりけいれん発作を起こす症状で、生命に別状もありませんし、何の後遺症もありません。
ただし、初めて熱性けいれんになったときには必ず医師の診察を受けましょう。
また、発作が3分以上続いたり、発作後の意識がおかしくなった場合は救急車を呼ぶか救急外来を受診してください。発作後の意識がおかしくなった場合は救急車を呼ぶか救急外来を受診

脳炎・心筋炎など

怖いのはウイルスが脳や神経に感染して起こる脳炎や髄膜炎です。けいれんやひきつけなどの発作が長かったり、手足の麻痺などがあったり、大泉門が盛り上がってくるなどの症状があります。脳炎は命にかかわったり後遺症が残ることがあります。早く気がついて治療をすればするほと予後が良くなります。
また、ごくまれですが、心筋炎の原因となることがあります。心筋炎とは心臓がウイルスに感染して起こる病気です。生死にかかわる病気ですが、風邪と症状が見分けにくい上に症状を訴えられない赤ちゃんの場合、医師でも見落としてしまうことがよくあります。風邪のような症状が長引いたり、元気がない場合は頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

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