慌てず落ち着いて対処する 熱性けいれん対処法
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慌てず落ち着いて対処する 熱性けいれん対処法

子どもが突然熱性けいれんを起こしたら、どうしようとパニックにならないようにすることが大切です。慌てることなく落ち着いて熱性けいれんに対処できるように、熱性けいれん対処法を勉強しましょう。熱性けいれんが起こったときにまず何をすればよいのか、基本的な対応を学びましょう。

熱性けいれんってどんな病気なの?

子どもが高熱を出したときに見られる熱性けいれん。突然熱性けいれんが起こると、症状に不安になり焦ってしまうことがあります。基本的な熱性けいれん対処法を勉強して、慌てることなく落ち着いて対応をしましょう。まずは、どのようなときに熱性けいれんが起こるのかを見ていきましょう。

熱性けいれんはどんなときに起こるの?

熱性けいれんはどんなときに起こるのか

熱性けいれんは、急に熱が高くなったときに起こりやすくなります。子どもは、発熱後24時間以内に起こるため、高熱が出た場合は、熱が出てから1日の間はしっかりと様子を見るようにしましょう。また、時には高熱がずっと続いているときにも起こり得るため、熱が続く場合も経過を見守る必要があります。

熱性けいれんの症状はどんなもの?

熱性けいれんにはタイプがあります。体や手足がかたくなり、引っ張るような強直性のタイプのもの、かたくつっぱるような状態と、力が抜けたような状態を繰り返すような間代性のタイプのもの、体の力ががくっと抜けたように手足が脱力するものなどがあります。
熱性けいれんが起こる時間は、1分から3分程度で、長い場合でも10分以内には症状が落ち着きます。一度熱性けいれんを起こした後は、すっきりと元に戻ります。

熱性けいれんはどうして起こるの?

熱性けいれんはどうして起こるのか

熱性けいれんは、生後6か月から6歳くらいまでの間の子どもがなります。乳児期の脳の細胞は、まだまだ未発達な部分が多く、少しの刺激であっても脳の細胞が興奮するため、けいれん性の電波を発してしまいます。けいれん性の電波が起こったときに、それを抑制するための働きも未発達なため、そのまま体の症状として出てきてしまいます。
また、熱性けいれんを起こしやすい体質があり、両親や兄弟、祖父母やいとこなどの間で、熱性けいれんに掛かったことがある方は、頻繁に起こることが多いです。

熱性けいれんの対処法は?

熱性けいれんが起こったときは、下記の対処法をとりましょう。

①刃物やポット、ストーブなど周りの危険なものを取り除きます。
②あめや食べ物を口に入れている場合は、詰まらせるため取り除きます。
③子どもが身に着けているメガネや髪飾りなどを取り除きます。
④嘔吐をするケースが多いため、顔と体を横に向けて、おう吐物が気道をふさがないようにします。
⑤ズボンをゆるめ、うわぎのボタンをはずして、子どもが楽な態勢になるようにします。
⑥けいれんがおさまるまでは、押さえつけたり、ゆすったりせず、静かに見守ります。

熱性けいれんは、病院にいくべき?

熱性けいれんの治療法

熱性けいれんが初めて起こった場合は、すぐに病院へ行く必要があります。また、下記のような場合もすぐに病院を受診して診察をしてもらう必要があるため覚えておきましょう。

①初めてのけいれん
②2回目以降の場合も、1回目の発作と症状が異なる場合
③10分以上もの間けいれんが続く場合
④けいれんが頻繁に起こり、けいれんとけいれんの間の意識がない場合

熱性けいれんは、けいれんを起こしたあとは普段通りに意識が回復することが特徴です。もし、意識が戻らなかったり、いつもと違うような行動や言動をとる場合は、脳炎や脳症の可能性が高いため、すぐに病院に向かうことが大切です。

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