「小児がんについて」子供の脳腫瘍の初期症状を知ろう
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「小児がんについて」子供の脳腫瘍の初期症状を知ろう

"子供の脳腫瘍の初期症状にはどんなものがあるか言えますか?  小児がんは子供のがんの総称で、白血病や脳腫瘍などたくさんの種類があります。 現在、16,000名近い子供がこの病いと闘っていますが、小児がんについて知らない人も多いのでは? 大人のがんと比べて進行が早く、発見も容易ではないのです。"

子供の代表的ながん

子供の代表的ながんは小児がん

小児がんとは15歳以下の子供にできるさまざまながん(悪性腫瘍)の総称です。

ゴールドリボンネットワークによると、小児がんは毎年2,500名ほど新たな発症があります。47種類に分類されるほど種類が多いことはあまり知られていないかも知れません。

日本では白血病や脳(脊髄)腫瘍、神経芽腫、悪性リンパ腫などの患者が多いそうで、胃がんや肺がんは子供には見られません。

子供の脳腫瘍の初期症状は、あまり特別なものではないことが多いので厄介です。
風邪のような症状や、継続した痛みといったごくありふれた理由で病院にかかり、がんと診断されることも少なくありません。

でも遡って考えてみると、あの時!とがんの症状が思い当たることもあるそうです。

小児がんの症状

小児がんの代表的なものといえば白血病と脳腫瘍で、脳腫瘍の発症数は白血病に次いで多くなっています。
また、がんによる死亡も2番目に多く、大人の脳腫瘍と比べて進行が速いのが特徴で、発症原因は不明です。

そういった意味で、子供の脳腫瘍は初期症状で早く気付いてあげることが大切となってきます。

また、幼いと的確に症状を伝えるのが難しかったり、症状があっても言わないこともあるので、親が初期症状に気付くことが必要になるのです。

脳腫瘍になりやすい年齢層がある

抱き合う親子

小児がんの特徴のひとつには、ある年齢の幅に患者が集中することがあげられますが、脳腫瘍はどの年齢層にも見られます。
しかも、脳や脊髄のどこにでも現われます。

だたし、8歳以下の子どもがより多く脳腫瘍になりやすいので注意が必要です。

診断は通常、MRIと生検の結果に基づいて行われ、治療は、手術や放射線療法、化学療法またはその組み合わせなどが用いられます。

脳腫瘍では、種類やがんができた場所によって症状もさまざまなので、次ではできるだけ広くお伝えしたいと思います。
大人ほど症状が顕著に現われないこともあるということをぜひ覚えておいて下さい。

あなたはこんな症状に気付けますか?

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最初の症状としては、頭痛(特に朝目覚めた後に多い)、嘔吐(小児が目覚めた直後に多い)、気力低下などがあげられます。

その他にも歩行に影響がでたり、視力の低下、けいれん発作、てんかん発作、言語能力に影響がでたりします。
また、飲み込むことが難しくなったり、唾液がたれたりすることもあります。
夜中に目を覚ますほどの激痛が背中と首に現われることもあります。

でも、なかには初期症状としては気付きにくいものもあります。
食欲不振や、これまで出来ていたことができなくなる、集中できない、学力低下など。
単に不機嫌だったり、怒りっぽくなったり、元気がなくなったり、錯乱したり、うとうとしたりもします。

また、稀な症状ではありますが、食事の変化や喉の渇き、めまいや腕や脚の感覚障害、聴力の低下、意識障害、排尿・排便がうまくいかなくなることも。

見た目に変化があることも

小児がんの見た目の変化

乳児や若年幼児の場合は、水頭症という脳の中の髄液が頭蓋腔内にたまり、頭囲が拡大する症状が現れることもあります。
その他に、顔面がゆがむ、顔面片側の麻痺、頭部や首の片側への傾斜が見られることもあります。

眼の動きにも注意し、眼球を上へ向けることができないなど眼のうごきがおかしくないか注意しましょう。
体重減少や発育不全が見られることもあるそうなので、外見的な変化でも初期症状に気付くことがあります。

ならべてみるとたくさんあるので気付けそうですが、ひとつずつ見るとスルーしてしまいそうなものや、他の病気と勘違いする症状も含まれていますね。

お母さんの不安、迷わず医療機関へ

病院へ

小児がんは大人のがんと比べると、生活習慣病というわけではないので予防ができないことや、小児がんの専門家が少ないこと、治療法や薬の研究が進んでいないなど抱える問題は大きいものです。

また、教育面でも子供たちにはサポートが必要となります。

小児がんは急激に進行する場合があるので、もし気になる症状や長引く症状があったら迷わず医療機関を受診するようにしてください。

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