ピルで太るのを避けるためには、どんな予防方法がある?
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ピルで太るのを避けるためには、どんな予防方法がある?

ピルで太るという話を耳にしたことはありませんか?ピルは避妊薬としてだけでなく、月経痛を緩和したり、子宮頸がんや子宮体がんの予防薬としても用いられることがありますが、ピルを飲むと太ると言われることもあります。ピルを飲むと本当に太るのでしょうか?また、ピルを飲んでも太らない方法はあるのでしょうか?

そもそもピルとは、どんな薬?

避妊や、月経痛の緩和などの効果がある。

ピルというと、避妊薬というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?

ピルは避妊の目的だけでなく、月経痛を緩和したり、月経の周期を正常にしたり、子宮頸がんや子宮体がんの予防のためや、ニキビを改善するためなどにも用いることがある薬です。

主たる成分は、卵胞ホルモン「エストロゲン」と黄体ホルモン「プロゲステロン」という、女性の身体の中で妊娠中に見られるホルモンで、このようなホルモンが脳下垂体に働くことにより、身体のホルモンバランスは妊娠中と同じような状態になるのです。

避妊や、月経痛の緩和などの効果がある。

ホルモンバランスの変化による症状。

ピルを飲むと、ホルモンバランスが変化することで、様々な症状が出ることがあります。妊娠の初期に出る症状に近いものが多く、精神的に不安定になったり、吐き気や倦怠感があったり、乳房が張るような感じがあったり、体温が上がることによる眠気の症状などがあります。

ホルモンバランスの変化による症状。

ピルで太るって本当?

ピルが直接の原因ではない。

ピルを飲んで体重が増えた、太ったと言う話を、耳にしたことがあるかもしれませんが、これは決してピルの成分自体が身体の細胞に作用して、体重を増加させるというものではありません。

ピルに含まれているホルモンの作用によって、身体は妊娠初期の状態に近くなるため、食欲が増進したり、身体にナトリウムをため込もうとするために、身体の中の水分量も増えて、体重が増加することがあるのです。

ただし、妊娠した場合、妊婦さんによっては体重が20㎏近くも増えてしまう人もいれば、自分で体重増加をコントロールして、赤ちゃんと羊水の重さくらいしか、体重増加がない人もいるように、ピルを飲むことですべての人が太るわけでは決してありません。

ピルで太りたくないのであれば、ピルの服用により、食欲が増進して体重増加につながることがあるとわかっているのですから、食欲を自分でコントロールして、体重が増加しないように気を付けるようにしましょう。また、カリウムには、体内の過剰なナトリウムを排出する働きがありますから、カリウムを多く含む食品、例えばバナナやアボカドやアーモンドなどを積極的に摂るようにするのも、一つの方法です。

食欲が増進して、体重が増加してしまったという場合も、ピルの服用を中止すれば、食欲は元に戻りますから、心配する必要はありません。

ピルが直接の原因ではない。

ピルを服用する際に気を付けたいこと。

ピルを手に入れようとするとき、産婦人科に行くことにためらいを感じたり、産婦人科で処方してもらうより安く手に入るということで、ネット通販などで購入しようと考える人もいるかもしれません。

しかし、ピルを服用するために必要な検査や、適切な指導も受けずに、ピルを服用することには危険が伴うことを覚えておきましょう。肝機能障害のある人は、ピルを飲むことは禁じられていますし、ピルには血栓ができやすくなるという副作用もあります。必ず産婦人科のある病院で検査を受けた上で、処方してもらうことが大切です。

また、ピルだけに限ったことではありませんが、薬には副作用があると考えておきたいものです。薬を服用する際には、自分の体調の変化に細心の注意を払うようにし、心配な体調変化が表れたときには、すぐに病院に行くようにしましょう。

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