ホントに妊娠しない?避妊リングの効果について
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ホントに妊娠しない?避妊リングの効果について

わが国での避妊はコンドームが主です。コンドームも品質改善がされていますが、他の避妊法のピルや避妊リングも進化しています。最近では、避妊リングを使用している方も増えているそうです。そこで、避妊リングの効果や使用方法ついてご説明していけたらと思います。

避妊リングって?どんなもの?

避妊リングとは

あまり聞きなれない避妊リングですが、正式名称は「子宮内避妊用具」です。
では、通称「避妊リング」とはどんなものでしょう?
子宮内に挿入し、それを外さず挿入し続けることで避妊効果を得る。というのが避妊リングです。

膣内に避妊リングが入ることにより、精子と受精卵にとても有害な「白血球」と「プロスタグランジン」という物質がたくさん放出されます。これは体の防衛反応の一つを利用したものです。避妊リングが入ると排泄除去機能が働き、受精卵を子宮内膜に着床を防ぐことができます。人の体って本当に不思議です。

銅のついた避妊リングもあります。こちらは銅が精子を殺す効果があるため、より高い避妊効果が望めます。

避妊リングの使用方法は?

では、実際どうやって使うのか、どこで購入できるのでしょうか?
避妊リングは避妊を望む期間、子宮内部に挿入しずっと中に留めておくことができます。装着と除去は婦人科の医師がいる専門のところでしか行なうことができません。5から10年程度と長期間の継続使用が可能なので、専門の医師に相談して避妊リングの種類を選んでみてください。

その避妊効果は?

避妊リングの避妊効果

避妊リングの避妊効果は、世界保健機関の調査で、12年通算・避妊失敗率は2.2%、1年間で0.18%と避妊効果は極めて高いことがわかります。とてもすごいことです。

銅のついている避妊リングの避妊効果は約99%で、銅を使用していない避妊リングは約80%程度だと報告されています。ですが、使用中に中止をしなくてはならない場合もあることは覚えておいてください。出血や疼痛での避妊リング中止率は2.6%で、骨盤内炎症性疾患が約5%と報告されています。銅のついているものでもそうでないものでも、多少なりとも体に負担がかかっています。

避妊リングの使用上の注意って?価格は?

避妊リングの注意と価格

いいことの多い避妊リングですが、使用するにあたり注意すべき点が幾つかあります。

挿入したらずっと中に留めておくことはできますが、定期検査が必要になります。
妊娠中や流産の直後はもちろん、子宮の病気が疑われる時は避妊リング使用に様々な危険が伴うため、使用が認められない場合が多いようです。また、経血の量が増えたり、下腹痛、不正性器出血が起こる場合もあるのです。ごく稀ですが、生理中に避妊リングが自然に体外に出てしまうこともあります。
ちなみに、避妊リングは、コンドームなどと違い薬局で買うことができません。婦人科などの専門医がいるところでないと処方できないのです。相場は3万円前後で、銅製のものだと5万円くらいになるようです。高めの病院だと処置費用込みで10万円近くかかるので事前に幾つかの病院を調べておくといいかもしれません。

避妊リングは世界中で多く使われている避妊具です。避妊リングの種類は様々なものがありますが、日本ではリング状タイプで銅がついているものが最も多く使われているようです。避妊リングは医療機器です。医師がつけてくれるので安心して使用することができますが、反対に副作用もあることを忘れないでください。興味がある方は、医師に相談し詳しい説明を聞いてみてはいかがでしょうか?

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