とくに胞状奇胎でリスク増大!妊娠で絨毛がんになるって本当?
19views

とくに胞状奇胎でリスク増大!妊娠で絨毛がんになるって本当?

妊娠で絨毛がんになるリスクが増加すると言われています。とくに胞状奇胎は絨毛がんのリスクが増大するため、定期的な検診が求められいます。統計的にアジア人は胞状奇胎になりやすく、そのために絨毛がんの発症リスクが高いことがわかっています。

妊娠で絨毛がんになるリスクが増大する?!

妊娠で絨毛がんになるリスクが増大する?!

妊娠すると母体に変化が現れますが、基本的にそのような変化は生理的なものであり、健康を害するものではありません。

しかし、中には妊娠によってリスクが上がるがんがあります。それが絨毛がんです。絨毛がんが妊娠によっておこるものがほとんどであると言われるほと、絨毛がんと妊娠には関わりがあります。

それは絨毛という組織が妊娠によってできるものだからです。絨毛細胞は胎盤をつくる細胞ですが、絨毛がんはこの細胞ががん化するものです。

とくに胞状奇胎は絨毛がんの発症要因になる

そのため、妊娠中の女性と妊娠経験のある女性は絨毛がんになるリスクがそれだけで高くなるのです。

多くは妊娠経験のある女性でできる絨毛がんですが、ときには妊娠中の女性がなるケースもあります。絨毛がんになる傾向はよくわかっていると言われています。それは絨毛がんの半数が胞状奇胎後になるということです。

ただし正常妊娠でも25%は絨毛がんになり、残り25%は流産や子宮外妊娠のあとになるケースもあります。このことは絨毛がんは出産を経験しなくとも、胎盤組織が形成されることが潜在的なリスクになるということです。とくに胞状奇胎のあとには定期的な検診することが求められます。

妊娠経験がない人や高齢の人も絨毛がんになることも

ただし、絨毛がんは確率としては非常に少ないものですが妊娠しない場合でもなることがあります。そして、妊娠経験がないのに絨毛がんになる場合には、より深刻に病状になると言われています。また、妊娠性の絨毛がんは若い女性でなることもありますが、出産経験のある女性で高齢になるにつれて発症するリスクが高くなります。

絨毛がんの症状と早期発見のポイント

絨毛がんの症状と早期発見のポイント

絨毛がんの症状としてもっとも多く見られるのは不正出血です。

この出血は妊娠後、すぐにあることもあれば、出産してから10年以上経ったあとで出現することもあります。また、他の臓器に転移することも多く、この場合、転移したがんが先に発見されるケースもあります。

絨毛がんの場合は基礎体温をきちんとつけていると、早期に気がつきやすいがんの一つです。絨毛がんの場合には妊娠をしていないにも関わらず、高温期が続いたり、基礎体温が不規則になることがあるからです。

このような基礎体温の異常に気がつき、婦人科にすぐに受診することで早期の発見につながることがあります。

日本人はそれだけで絨毛がんのリスクが高い

日本人はそれだけで絨毛がんのリスクが高い

絨毛がんはもともと、アジア人女性は西洋人女性に比べて高い頻度で発症することから遺伝的な素養があるといわれています。その原因は絨毛がんのきっかけになりやすい胞状奇胎の発生頻度が高いためです。

しかし、胞状奇胎になる原因というのはまだ特定されていません。地域的に出現が多い、ということでアジア人の遺伝的あるいは環境的な要因と関わりがあると考えられています。

絨毛がんの予防と治療

絨毛がんの予防と治療

絨毛がんを予防することはできませんが、胞状奇胎との関わりが強いことから、胞状奇胎を経験した女性は絨毛がんを含めて定期的ながん検診を行い、早期に発見に努めることが有効と言われています。

絨毛がんになった場合には子宮にできた絨毛細胞の摘出を行います。高齢の女性や今後、出産を希望しない場合には子宮を摘出するという方法をとる場合もあります。さらに、抗がん剤や化学療法などでがん細胞の転移を予防します。

PR