胎脂とは赤ちゃんの皮膚を守るもの ドライテクニックで皮膚トラブル減!
83views

胎脂とは赤ちゃんの皮膚を守るもの ドライテクニックで皮膚トラブル減!

胎脂とは、赤ちゃんの皮膚を保護してくれるバリア機能をもつものです。生まれてまもない赤ちゃんには、胎脂がついています。最近では、生まれてすぐに産湯に入れず、生後5日ほど経ってから産湯で胎脂を落とす産院が増えています。胎脂を守って皮膚トラブルを避ける、ドライテクニックについてご紹介します。

産湯は生まれてすぐではない!?

胎脂とは赤ちゃんの肌を守ってくれるバリア機能を持つものです。

産院の中には、生まれてすぐに赤ちゃんを産湯につけるのではなく、肌の保護をしてくれる胎脂を守るために、生まれて5日後くらいで産湯に入れるところが多いのだとか。皮膚トラブルを避けることができるドライテクニックについて詳しくご紹介しましょう。

産湯はどうして行うの?

産湯はどうして行うの?

出産後、赤ちゃんに血液や羊水などがついているため、それらを落とすために、必要だった産湯。ただ、出産直後に産湯に入れることは、赤ちゃんが過度のエネルギーを使うことになります。

昔は出産後すぐに産湯に入れていましたが、最近では生まれてから5日ほど経過してから産湯に入れるようになっています。

胎脂を残すケアで皮膚トラブルが減少する

胎脂を残すケアで皮膚トラブルが減少する

生まれてすぐに産湯に入れていたころは、赤ちゃんの肌トラブルが増加していたそうです。

産後すぐの産湯は、肌が乾燥をする赤ちゃんが多かったり、へその部分が化膿したりとトラブルが多かったのですが、胎脂を残すドライテクニックを行ってからは、皮膚トラブルが減少し、赤ちゃんの体の保湿もできるようになりました。天然の保湿クリームである胎脂で肌を守ることができた結果です。

産後行われるドライテクニックとは?

産後行われるドライテクニックとは?

出産後に胎脂を保護するために、生後4日くらいまでは乾燥をさせて肌を守り、発汗の始まる5日目くらいから産湯に入れる方法がドライテクニック。出生時には、血液や羊水、胎便などの分泌物のふき取りだけを行い、胎脂はなるべく取り除かないようにします。

お湯につかると赤ちゃんの体力が消耗されるため、体重が減ってしまうことにつながりますが、ドライテクニックを実践することで体重の減りを少なくし、黄疸が強くでることを防ぐ効果があります。

育児指導の効率アップ

育児指導の効率アップ

産後すぐに産湯に入れていたころは、赤ちゃんの皮膚トラブルが増加して、看護師や助産師の方がケアに追われていたようです。皮膚トラブルを避けるためのローションを、毎日定期的に塗らなければならなかったり、消炎作用がある外用薬を使ったりと、皮膚ケアのための時間がかなり掛かっていました。

ドライテクニックを行うようになってからは、皮膚トラブルが激減したようで、それまで全身にローションを塗っていた時間や皮膚ケアのための時間を、お母さんの母乳ケアなどの育児指導に充てることができるようになり、赤ちゃんとお母さんのサポート時間が増えたようです。

産湯のタイミングが違うだけで、胎脂で皮膚を保護することができ、お母さんと赤ちゃんのためにもなって、メリットばかりですね。最後に胎脂の成分についてご紹介しましょう。

胎脂の成分は?

胎脂の成分は?

胎脂は、1割が分岐脂肪酸コレステロールエステル、1割がたんぱく質、残りの8割が水分でできています。8割含まれる水分が、赤ちゃんの肌を保護してくれるのです。胎脂は3つの成分で構成されているため、疎水性と保水性が優れており、赤ちゃんにとってメリットが大きいものです。

胎脂は、赤ちゃんの肌を保護するだけでなく、生まれるときには産道を通りやすくしてくれます。生まれた後は、油膜のバリアをつくってくれるので、外界からの細菌の侵入を防止します。たんぱく質の成分は、有毒細菌が増えることを防ぐ役割もあります。

PR