新生児のかかるクラミジア肺炎とは?妊婦健診で見つけようクラミジア感染
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新生児のかかるクラミジア肺炎とは?妊婦健診で見つけようクラミジア感染

赤ちゃんのかかる肺炎には、原因が様々なものがあり、熱が出るものと出ないものがあります。その中でクラミジアが関係しているクラミジア肺炎があります。クラミジア、と聞くと性病じゃないの?と思いますが、赤ちゃんがつらい咳をしていたらクラミジア肺炎かも。クラミジア肺炎について調べてみました。

赤ちゃんの病気

高熱がある病気

赤ちゃんが高熱を出すと心配ですね。赤ちゃんが高熱を出すものとしては、風邪、インフルエンザ、肺炎、突発性発疹、ヘルパンギーナ、咽頭炎、扁桃炎、尿路感染症、脳炎、髄膜炎、川崎病など、身近なものから、聞きなれないものもありますね。

お母さんの胎内にいた時にもらった免疫が切れる頃の、生後6か月頃から病気になる可能性が高まります。

高熱はないのに?

免疫のあるはずの小さい赤ちゃんが鼻水を出したり、目やにが出ていたら、それはクラミジア肺炎かもしれません。でも熱は出ないんですね。

高熱はないのに?

クラミジアって性病じゃないの?

クラミジアと聞くと性病をイメージする人が多いのではないでしょうか?

でもクラミジアとは、細菌の一種で、尿道、子宮頚管、のどなどに感染し炎症を引き起こすもの。性器に感染した場合は性器クラミジア感染症と呼ばれ、一般的に知られているのはこれですね。

クラミジアって性病じゃないの?

性器クラミジア感染症が引き起こすもの

女性がクラミジアに感染すると、クラミジア性子宮頚管炎になることがあり、激痛が起こり救急車で運ばれることもあるとか。また、炎症が治まっても放置しておくと不妊症の原因になることも。

さらに厄介なのは、クラミジアに感染しても無症状な場合が多く、9割の人が無自覚で、感染したことに気づいていない場合があるということです。

実は、放置したまま妊娠すると流産、早産の危険があったり、出産する際に赤ちゃんの目や耳、肺に感染して結膜炎や中耳炎、肺炎を起こすことがあるんですね。これが赤ちゃんのクラミジアトラコマティス肺炎です。

クラミジアトラコマティス肺炎の症状は?

クラミジアトラコマティス肺炎の症状

このようにお母さんから感染してしまう赤ちゃんのクラミジア肺炎を、クラミジアトラコマティス肺炎といいます。成人はかかりません。

特徴的なのは、肺炎、と名がついていますが、熱が出ない事です。まず最初に鼻水や目やにがたくさんでます。クラミジア結膜炎になっている状態です。その後時間の経過とともに、コンコンとした乾いた咳、喘鳴、呼吸困難などが出る場合があります。

妊婦健診で見つけておきましょう

前述のように、感染しても無症状の場合も多く、妊娠したら検査で感染の有無を見つけて置かないと、5割から7割の確率で出産時に赤ちゃんに感染します。

まずは結膜炎になりその後は2割ほどが肺炎に進行すると言われています。妊婦さんの3~5パーセントが感染しているといわれていますので、赤ちゃんのためにもきちんと検査して、感染が分かれば出産までに治療しておきましょう。

治療にかかるのは2~3週間。出産予定日までに完了するためにも妊娠30週までには検査をしておきましょう。

赤ちゃんの治療

赤ちゃんのクラミジア肺炎は、熱がないので、酸素吸入などの治療まではしないようですが、低体重の赤ちゃんは急変、重症化しやすいので、一般的な肺炎同様の入院治療が基本です。マクロライド系抗生物質を服用すれば、1~2週間で良くなります。咳が治まれば短時間の入浴は可能です。

パパも検査をしましょう

お母さんに感染が見られた場合は、パパも検査をしたいですね。

男性は感染すると、尿道炎になりますが、男性の場合も無症状な場合があり、無自覚なまま性交渉を続けると、せっかく治療したママと、ピンポン感染を繰り返すことになります。お互いのためにも、2人目、3人目の妊娠も考えて、しっかりと夫婦で治療をしましょう。

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