簡単!狭スペースでもできるエコノミー症候群対策エクササイズ。飛行機だけでなく自動車や電車でも。
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簡単!狭スペースでもできるエコノミー症候群対策エクササイズ。飛行機だけでなく自動車や電車でも。

長期休みに旅行の計画は?飛行機、自動車、新幹線、と長距離の移動時間に起こりやすく、最悪死に至ってしまう肺塞栓にもなるエコノミー症候群にならないためにはどうすればいいでしょうか?エコノミー症候群対策となりやすい環境を調べてみました。

同じ体勢がいけない!エコノミー症候群とは?

飛行機のエコノミークラスに搭乗した人になりやすい、ということで認知されているエコノミー症候群ですが、今では旅行者血栓症、といわれることも多くなりました。
これは、狭い空間に長時間じっとしているために足が圧迫され、静脈に血栓ができ(深部静脈血栓)、飛行機を降りて行動を始めたあとにその血栓が血流に乗って肺に飛び、肺の血管を詰まらせてしまうものです(肺塞栓)。軽い症状の場合は、片足の裏に痛みがあったり、むくみがあったりします。重度になると呼吸困難だけで失神したりするだけでなく、心肺を停止させてしまいます。

飛行機でなぜ多い?

エコノミー症候群とは

エコノミークラス症候群、というからビジネスラスやファーストクラスなら大丈夫か?というとそういうわけではありません。
飛行機特有の条件、つまり長時間一定の姿勢でいること、湿度が20~30%と低いこと、高度が高いため気圧が低いこと、等がそろうと、体内の水分が失われやすくなり、どろどろ血になって、動かないからさらに血流が悪くなり、結果として、血栓ができやすくなります。
さらに長時間のフライトだと、アルコールやコーヒーを飲むことも多く、ますます利尿作用によって水分が失われる機会が増えます。ですので、座席の広さに関係なく起こる、と考えた方がよさそうです。

日本ではエコノミー症候群に関して対応が遅れている、といわれていましたが、近年では各航空会社が対策に乗り出しています。機上での案内やホームページでも機内の過ごし方について紹介しています。

飛行機以外でもなります。

自動車や電車でもエコノミー症候群

エコノミー症候郡は飛行機だけの問題か、というとそうではありません。とにかく長時間同じ姿勢、というのが最大のポイントになります。ですから、自動車、電車での移動にもその危険はありますし、長時間の会議や映画館などでも発症することが考えられます。
また、広い場所ですが多くの人がひしめく避難所でも、エコノミー症候群の事例は報告されています。長時間動かない、というほかに、トイレを気にして水分を控える、という状況が発生の頻度に拍車をかけます。

エコノミー症候群は予防が大切

エコノミー症候群は、血栓の治療よりも予防が大切です。一度できてしまった血栓が消滅しづらい体質の方もいるし、なんと移動中にできた血栓が1週間後に症状にでる、という事もあるのです。

エコノミー症候群にならないために

エコノミー症候群対策として、有効なのは適度な運動と水分補給です。しかし、機内、車内、館内など大きな動きができないからこそなってしまうので、簡単にできる運動をご紹介します。

座ったままエクササイズ1

まずは大きく深く深呼吸をしましょう。呼吸をするだけでも代謝が上がり血流が良くなります。座ったまま片足をまっすぐ伸ばし、太ももの高さまで上げます。つま先を90度に曲げ踵を突き出すようにします。次に足の甲を伸ばすようにつま先を倒します。3回から5回ほど繰り返したら、足首を回します。反対の足も同様にします。

座ったままエクササイズ2

両足をそろえつま先立ちをするように足を立て、踵を上下させます。次に同様の動きで踵をそろえたまま左右に動かします。ひねりの動きを加える事によって、ふくらはぎ全体の運動になります。

座ったままエクササイズ3

足を肩幅に広げ、つま先立ちして太ももから足をふらふら揺らします。足全体がほぐれてきます。

マッサージも効果的

硬くなった筋肉を手でほぐして血流を良くするのも効果的です。ふくらはぎから太ももまで下から上へ、手でもみほぐし、最後はさするように足の付け根に向かって足全体を流すと良いですよ。

トイレを気にせず、水分補給を

エコノミー症候群には水分補給で予防

1時間に150ミリリットル以上の水分を摂る事が理想的です。機内では、トイレに立つ時に隣の人に申し訳ない、と思いがちですが、そこはお互いさま。タイミングよく声を掛けていきましょう。また水分はミネラルウォーターでもいいですが、機内の条件ではイオン飲料の方が適している、という実験結果が報告されています。

服装にも気を付けましょう

きつい服による締め付けも血流を滞らせます。体を締め付けないように、ゆったりとした服装を心がけましょう。
どれも簡単にできるものですが、場所によっては迷惑になるかもしれませんので、状況に合わせて行ってくださいね。

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