禁煙からどれくらいでニコチンやタールが消えるの?健康が戻るのは何年後?
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禁煙からどれくらいでニコチンやタールが消えるの?健康が戻るのは何年後?

いつかは禁煙したいと考えながらなかなか禁煙に手が出ない人はいませんか。禁煙からどれくらいかかれば、ニコチンやタール汚染から回復するのでしょうか。また、肺がんや脳卒中などのリスクがタバコを吸っていない人同様に減少するのはいつからでしょうか。

禁煙したいけどどうせ…

禁煙したいけどどうせ…

タバコをやめたいけどどうせ、ニコチンとかタールが抜けるまで時間がかかるんでしょう。そう思っていませんか。またはいつかやめたいけどつい先に延ばしてしまってはいないでしょうか。

いいえ。タバコはすぐにやめられるし、健康効果も意外とすぐ実感できるんです。この機会にとりあえず2日だけタバコを我慢してみませんか。もしかしたらそのままタバコから解放されるかもしれないのです。

ニコチンの排出は案外早い!

ニコチンの排出は案外早い!

弊害の怖いニコチン、禁煙からどれくらいで身体から消えるのでしょうか。

実はニコチンの排出は非常に早いのです。早いからこそ、ニコチン切れをすぐに起こして依存度が高いのです。ニコチンが血中から半減してまたタバコが吸いたくなるまでには僅か20分しかかかりません。ニコチンが体内から完全に排出されるまでには48時間から72時間程度です。

とりあえず2日間タバコを我慢すればそのまま禁煙できる人もいるのはこのためです。

残留するのはタール

タールとは物が燃えたときに出るべたべたとした脂汚れで通常、「ヤニ」と呼ばれます。タールはタバコ以外でも焚き火や線香など植物を燃やすと発生します。

体内に長く残留しやすいのはニコチンよりもむしろタールの方です。

喫煙者の肺は真っ黒!?

 喫煙者の肺は真っ黒!?

喫煙者は肺に吸い込んだタバコの煙を全て吐き出していると思っています。実は、吸い込んだ煙の90%は体内で吸収されていると知ったらどうでしょうか。排気するのはたった10%に過ぎません。喫煙者の口、気管支、肺はタバコの汚れでいっぱいなのです。

体内のタバコ汚れはさまざまな疾病を引き起こします。長年灰を吸い込んできた肺はタールがこびりついて真っ黒に変色して縮んでいます。
肺の細胞は入れ替わります。この肺がきれいなピンク色になるまでには7年かかるとも10年かかるともいわれています。

これまで吸ってきた本数で肺がきれいになるまでの期間は異なります。

禁煙後健康を取り戻すまで

禁煙後健康を取り戻すまで

禁煙の効果は半日後、一日後から現れ始めます。気軽にタバコを少しやめてみて、健康効果を実感して見るのもお勧めです。

禁煙8時間後

喫煙者は血中の一酸化炭素濃度が高く、息切れしやすく運動能力が低くなります。これが治るのは禁煙僅か8時間後からです。

禁煙1日後

禁煙して1日で、心疾患の確率が低下します。

禁煙2日後

食べ物の繊細な味や、匂いの感覚が復活します

喫煙者は臭いや味の感覚が低く、バカ舌だといわれています。禁煙を2日しただけで、食べ物の繊細な味や、匂いの感覚が復活します。空気や食べ物が美味しく感じられるようになるのです。

禁煙3日後

禁煙3日後から肺活量が回復し始め、呼吸が楽になってきます。また、禁煙2~3日で血中のニコチン濃度はゼロになります。

禁煙数ヵ月後

禁煙が数ヶ月続くと、気管支のタール汚れはきれいに入れ替わります。喫煙に伴う咳や疲労感、浅くて早い呼吸などの憂鬱な症状から回復します。歯周病が治り始め、お口の中もきれいになってきます。

歯周病が治り始め、お口の中もきれいになってきます。

禁煙5年後

肺のしつこいタール汚れがほぼ半減する頃です。肺がんや脳卒中など喫煙でリスクの増える怖い病気のリスクが正常値に戻りはじめるころです。

禁煙10~20年後

これまでの喫煙本数によって異なりますが、まったくタバコを吸っていなかった人と同等の健康状態に戻りだします。前がん状態だった細胞も修復され、各がんのリスクが大幅に減少します。

ただし、禁煙前にがんになってしまっていた場合は治るわけではないので経過観察が必要です。

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