あなたは大丈夫?生理前の眠気やイライラで失敗しない方法
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あなたは大丈夫?生理前の眠気やイライラで失敗しない方法

女性にとっては毎月来る生理やPMS(月経前症候群)の眠気やイライラ。それに男性も気づいている?!出会いを遠ざけているかもしれないその体調の悩みを解決するために編集部が専門の医師にインタビューしてきました!

生理が近づくとイライラ・・・それはPMS

生理が近づくにつれて『イライラする』『なんだか眠い』そんな症状を感じたことはありませんか?それらはPMS(月経前症候群)である可能性があります。月経前にいつも起こるそんな症状に悩んでいる女性のため、今回はそんなPMSで感じるイライラや眠気について専門の医師にインタビューをしてきました。

今回その悩みを解説してくれるのはこの医師

からきゅれ編集部はこの問題について解説してくれる専門の医師に会いに行きました。

TV番組に多数出演!睡眠専門の医師 遠藤拓郎医師

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遠藤医師はTV番組の睡眠に関するコーナーに多数出演し、睡眠に関する著書も出版されている今話題の睡眠専門の医師です。遠藤医師は親子孫3代で睡眠の研究をされている不眠症などの睡眠医療の第一人者であり、青山・銀座・調布に睡眠の専門クリニックであるスリープクリニックを開院されています。今回はそんな遠藤医師に女性の睡眠について伺いました。

生理前は異常に眠い・・・そのワケとは?

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編集部:生理前って昼間にもとても眠くなるのですが、これってどうしてなのでしょうか?

遠藤医師:まず女性には女性の体調を左右するといっても過言ではない『エストロゲン』と『プロゲステロン』という2種類のホルモンが存在します。生理前のPMSの時は黄体期と呼ばれていて、エストロゲンという女性ホルモンが少なくなり、プロゲステロンというホルモンの分泌量が多くなります。人は体温が急に下がる時に眠くなるようになっているのですが、生理前に発生するプロゲステロンには体温を高く保つ効果があるため、うまく眠りにつく事ができないのです。

PMSの時期には眠りの質も下がっている

編集部:PMSのときは眠っても眠ってもまだ眠いのはなぜなのでしょうか?

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遠藤医師:それにもこのPMSのメカニズムが関係しています。これもプロゲステロンの効果で、この時期は睡眠時間をいくら長く確保したとしても睡眠の質も悪くなっています。そのため、いくら長く寝たとしても効果はあまりありません。眠いと感情のコントロールがうまくいかずにさらにイライラしてしまうので、眠りと生理前のイライラは深く関係しているのです。

PMSトラブルはこれで回避!遠藤医師のアドバイス

編集部:PMSって女性にとっては月経前にいつも起こるので避けられないことですよね・・・?悩む女性たちに何かアドバイスをいただけませんか?

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遠藤医師:PMSを根本的に解決するには治療を受けることが1番ですが、まずはこれらを実践してみると良いかと思います。

①あらかじめ自分のPMS予定日を予測しよう

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PMSが起こる時期は前にも述べたように睡眠不足になるのは避けられないこと。だからこそ睡眠不足でいらいらしてしまうPMSの時期を予測しておくことが大切です。生理日を記録する女性は多くいますが、このPMSについては記録している人が少ないと思います。PMSが疑われる方はまず次の生理日が予測できたらその10日前の日付に印をつけてPMSの眠気などの症状が現れる時期を自覚しましょう!手帳に印をつけるのも良いですし、最近は生理日やPMSなどをスマホやPCで記録管理できるサービスもありますので活用してみましょう。

②PMSの時期は大事な予定は避けて

PMSがある時期には自分の100%の力を発揮できない時でもあります。そんな日には大事な予定をなるべく入れないようにスケジュールを調整しましょう。

どうしても予定が入るときは・・・

PMSの時期は昼間に眠くなりやすいもの。体温の高い昼間に暖かいところで過ごしてしまうと、汗をかきその汗が冷えることで体温が急激に落ちるため昼間に寝てしまう可能性があります。なのでPMSの症状の出る黄体期に日のあたる暖かい場所や、映画館などの暗く眠気を誘うようなスポットへのお出かけやデートは控えるようにしましょう。昼間寝てしまうことでまた睡眠のリズムが崩れてしまい、不調を感じやすくなってしまいます。

③辛すぎるPMSは自分でがんばりすぎず病院で治療を!

PMSトラブルを自分でどうにかしようと思っている女性の皆さんも多いかと思います。ですが遠藤医師いわく、自分でどうにかするのは難しいためそれぞれの専門医にかかり治療していく道もあるとのこと。実際どのように治療していくのがいいのでしょうか?

PMSの根本的解決には婦人科へ

手足のむくみやほてり(ホットフラッシュ)などがPMSの症状として挙げられます。そういった症状については婦人科を受診し、自分にあった適切な方法での治療をすることが大切になります。最初受診する際には不安に感じることもあるかと思いますが根本的に解決していくには一番の近道です。

睡眠を改善するには睡眠専門のクリニックへ

編集部:睡眠専門のクリニックでは実際にどんな治療を行うのでしょうか?

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遠藤医師:不眠や過眠は婦人科で治療することはできませんので、その部分を睡眠専門のクリニックで治療します。睡眠には急激に体温が下がる瞬間が大切というお話はしましたよね?この急激に体温を下げる働きをするものを『メラトニン』といいます。メラトニンは夜9時くらいから多く分泌され体温を下げ、朝9時ごろにその分泌がおさまり体温が上がっていきます。PMSの時期はプロゲステロンにより、体温が下がりにくい状態になっています。なので睡眠専門のクリニックでは体温を下げる効果のあるアミノ酸”グリシン”が含まれるサプリメントを処方したり、メラトニン製剤などを処方し、体温を正常な状態に整えることで睡眠を改善していきます。

PMSとうまく付き合ってHappyに

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いかがでしたでしょうか?『毎月なんだか寝不足・・・』『なんだか生理前イライラする』そんな女性のためのインタビューとなりました。女性のとってPMSや生理は切っても切れないもの。うまく付き合っていくことが幸せな生活につながっていくと思います。

今回インタビューさせていただいた遠藤医師はとても穏やかで相談しやすい雰囲気でした。この記事で遠藤医師の診療を受けてみたくなった方はぜひ1度受診してみてください。『最初からクリニックに行くのはハードルが高い』と思う方もいると思います。そんな方には一般的な睡眠や生理の疑問を遠藤医師を含む現役医師に相談できるヘルスケアのQ&Aサイト『カラダメディカ』(月額:324円(税込み))もあります。※回答する医師や専門家を指名することはできません
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