実は日本人が最も多い!仕事に支障をきたす『過眠症』ってどんな病気??
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実は日本人が最も多い!仕事に支障をきたす『過眠症』ってどんな病気??

皆さん、過眠症という病気を知っていますか。過眠症とは、睡眠障害の一種であり、昼間でも起きていることができない病気です。この病気、実は世界で日本人が一番多いと言われています。昼間、眠くてどうしようもない・・・なんて方は、この病気にかかっているのかもしれませんよ。

過眠症って何??

急に強い眠気に襲われる過眠症

過眠症とは、睡眠障害の一つであり、不眠症と対極の病気です。最大の特徴としては、日中に異常なまでの眠気を感じます。

「昨日あまり寝てなかったし、睡眠不足で眠いんだ。」なんて思う方もいるでしょうが、それとは比べものにならないほどの眠気に襲われるようですよ。夜10時間以上眠り続けても、日中どうしても耐えられない眠気に襲われたり、まるで電源を落としたかのように突然眠り始めるなどの症状が現れます。

日中の活動時間に強い睡魔に襲われるので、仕事の作業ミスや運転事故につながる可能性もあります。従って、専門家の間では、不眠症よりも危険度の高い病気と認識されています。

過眠症の種類

過眠症の種類は、大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ナルコプレシー

ナルコプレシーは、日本では600人に1人がかかっていると言われている病気です。日中に耐えがたい眠気と居眠りに頻繁に襲われます。ただ、日中の居眠りは30分程度で済み、目覚めると一時的にスッキリします。
しかし、笑ったり怒ったりすると、体の力が入らなくなり、ひどいとへたり込んでしまうことがあります。また、寝入りの時に、金縛りにあったり、現実と区別がつかないような悪夢を見ることもあります。

突発性過眠症

日中に耐え難い眠気と居眠りを生じるのはナルコプレシーと変わらないですが、居眠りは1時間以上続き、目覚め後もすっきりせず、眠気が続くのが特徴です。また、夜間睡眠が10時間以上と長い患者さんも多いです。

反復性過眠症

反復性過眠症は、非常に稀な病気と言われていますが、女性より男性がかかりやすいようです。
症状は、強い眠気が生じる時期が3日から3週間ほど続き、その後、自然に回復して全く症状がなくなったり、定まらない間隔で眠気の生じる時期が繰り返し出てきたりします。

過眠症を治すには??

過眠症は眠りのタイミングが大事

毎日決まった時間に眠るようにしよう

軽度の過眠症の場合は、毎日決まった時間に眠るようにしましょう。そうすると、日中の眠気を抑えることができます。そして、誰でも浅い眠りと深い眠りが90分ごとにやって来るので、目覚めの時間を浅い眠りのタイミングに合わせるとスムーズに起きられますよ。

また、日中の昼寝も効果があるので、仕事中などは、ランチを早めに済ませて、仮眠をするようにしても良いですね。

精神科を受診しよう

精神科で睡眠障害の診療を受けよう

日中、あまりにもひどく眠気を感じるのであれば、一度、睡眠外来などを行っている病院を受診しましょう。精神科でも、しっかりと診療してくれますよ。

病院では、終夜睡眠ポリグラフなどの検査を行い、過眠症かどうかを調べてくれます。また、中枢神経刺激薬を使用しての治療も可能です。中枢神経刺激薬は、日中の眠気を軽減することに効果のある薬です。

周囲の人の理解を得よう!!

過眠症でも、生活改善や薬の処方によって、日常生活を送ることができます。
しかし、重要な場面でも関係なく眠気に襲われてしまうこともあるので、周りの人の理解が何よりも必要です。この病気を知らない周囲の人は、「怠けている」とか「仕事を舐めている」と感じてしまうかもしれません。

この病気にかかってしまったら、自分で睡眠をコントロールするのと同時に、周囲に病気のことを理解してもらえるよう振る舞って下さいね。

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