無排卵月経の治療方法【漢方薬・ホルモン剤・排卵誘発剤】 治療法で異なる副作用
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無排卵月経の治療方法【漢方薬・ホルモン剤・排卵誘発剤】 治療法で異なる副作用

排卵が起こらない無排卵月経。無排卵月経の治療法は、大きく分けて3つあります。どのような治療法をとるのかは、個人の症状に合わせて、医師と相談をしながら決めるようです。無排卵月経の症状、原因、治療法について詳しくご紹介しましょう。

無排卵月経とはどのような病気?

無排卵月経とはどんな症状か

無排卵月経の治療法を紹介する前に、無排卵月経の症状や原因についてみていきましょう。

無排卵月経の症状

無排卵月経は、生理はきていますが排卵がない状態のことです。ふつうの生理よりも、出血の量が少なかったり、血液量は少ないのですが生理期間が長く、だらだらと続いてしまうことが多いです。そして、生理のときに起こりがちな月経痛があまりないのが特徴です。また、基礎体温も低温期と高温期の2層に分かれず、バラバラなのが特徴です。

無排卵月経の多くは、生理周期がバラバラです。普通の生理であれば、1か月に1度やってきますが、無排卵月経の方は1か月に2回生理がきたりします。普通の生理は、排卵が起こることによって女性ホルモンが分泌されて規則的に出血し、生理周期がある程度決まってくるのですが、無排卵月経の場合はしっかりとしたリズムをつくることができません。

無排卵月経の原因

無排卵月経の原因には過度のダイエットや強いストレスなどがあります

無排卵月経は、精神的に強いストレスを感じたり、無理なダイエットをしたり、激しい運動をすることによって起こります。

また、年代によって無排卵月経を起こす原因が少し違ってきます。10代から30代の女性は、急激なダイエットをすることによって無排卵月経になる方が多いようです。また、勉強や仕事などによるストレスや、過労などが原因で無排卵月経になることがあります。40代を過ぎた方は、女性ホルモンの分泌が少なくなる更年期が原因で無排卵月経を起こすことがあります。

無排卵月経の3つの治療法

無排卵月経には、3つの治療方法があります。妊娠を望まれる女性には、排卵誘発剤の治療が提案されます。また、卵巣を薬でお休みさせるカウフマン療法もあります。この治療をしている間は、ほぼ排卵されないため妊娠しないようになります。
では、漢方薬・ホルモン剤・排卵誘発剤のそれぞれの治療法について詳しくみていきましょう。

漢方薬を使った無排卵月経の治療

漢方薬での治療は、生理があるけれど無排卵の場合に使われることが多いようです。治療によく使われる漢方薬には、補中益気湯や、婦宝当帰膠などがあります。体内の血液が不足しているときに用いられる薬です。また、冷え症などで血の巡りが悪い場合には、水快宝(すいかいほう)が使われます。

ホルモン剤を使った無排卵月経の治療

無排卵月経の治療にはホルモン剤や排卵誘発剤が使われます

無排卵月経でホルモン治療をする場合は、黄体ホルモン剤を使うのが基本です。ホルモン剤を使うことによって、骨がもろくなる心配があるため、骨量の減少を防ぐエストロゲン剤も合わせて使われることが多いです。

黄体ホルモンを使う治療法は、まず、ホルモン注射をして、出血するかしないかを確認します。黄体ホルモン注射を打って出血があれば第一度無月経、黄体ホルモンと卵胞ホルモンを使って出血があれば第二度無月経となります。第一度無月経の場合は、排卵誘発剤のクロミッドで治療をし、第二度無月経の場合はカウフマン療法の治療となります。カウフマン療法は、薬で卵巣を休ませる治療です。カウフマン療法で卵巣を休ませた後に、クロミッド治療に切り替えるケースが多いようです。

排卵誘発剤を使った無排卵月経の治療

排卵誘発剤を使うことによって、ホルモンの流れを整えて排卵を促します。排卵誘発剤は、排卵を促す効果が高いのですが、副作用が強いものもあります。副作用が強い排卵誘発剤を使う場合は、事前説明をしっかりときき、体調とのバランスを考えて医師と相談をしながら行いましょう。

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