過少月経でも妊娠が可能なケースと治療で改善されるケース
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過少月経でも妊娠が可能なケースと治療で改善されるケース

過少月経でも妊娠が不可能になったと決定付けられるとは限らず、場合によっては妊娠が可能です。むしろ、過少月経だという事実に気づけたことに感謝するといいでしょう。ここでは、過少月経でも妊娠は可能という例を紹介します。

過少月経だから不妊とは限らない

過少月経だから不妊とは限らない

何らかの月経不順があると、将来的に妊娠できなくなる可能性を指摘されがちです。もちろん見過ごせないことではありますが、過少月経でも妊娠している女性はいます。大切なのは、自分の過少月経がどんな原因から起こっているのかを知ることです。原因によっては、問題なく妊娠できるケースもあり、治療によって妊娠可能となるケースもあります。

例えば、子宮の発育不全一つでも、子宮が小さいだけなら特に治療をしなくても妊娠は可能です。自分が過少月経かどうかも、客観的には判断しづらいかもしれません。月経血の量は、最初から少なめだったという人は過少かどうかもわからないでしょう。以前は多かったのに急に量が少なくなった、期間が短くなったという人は、注意が必要です。

要は排卵しているかどうか

子宮に問題があって着床しにくいというわけでない限り、排卵していれば妊娠できる可能性があります。しかし、無排卵の場合は、卵子が出ていないわけですから妊娠は不可能です。この場合、排卵誘発剤を投与するなどの治療を受けるのが効果的です。

自分が排卵しているかどうかは、基礎体温のリズムを見ることでも判断がつきます。月経周期には生理前に高温期がやってくるものですが、高温期がやってくる前には排卵があるのです。高温期が訪れずにずっと低音期のままという場合は、無排卵の可能性が高くなります。
そのまま放っておけば状況が悪化してしまう恐れもあるため、婦人科で相談してみることをおすすめします。検診を受けて治療の必要があれば、最適な治療法が医師によって選ばれます。

意外に妊娠しにくい黄体機能不全

卵胞ホルモンを分泌している黄体機能は、上手く働いていなくても排卵自体は行われている場合があります。そのため、基礎体温をつけている人でも問題ないと安心してしまいがちです。実は、排卵をしていても子宮内膜に着床しなければ、受精卵は育ってくれません。妊娠につながらないばかりか、流産などになりかねない可能性も出てきます。

なぜ黄体機能不全だと受精卵が着床しにくくなるかというと、子宮内膜の形成が万全にならないためです。受精卵がベッドにするのが子宮内膜ですから、そこが安定しなければ着床が難しくなるのです。病気などで子宮内膜にトラブルが起こらなくても、黄体機能不全で問題が出ることもあるのを忘れないようにしましょう。

治療により妊娠可能なケースも

治療により妊娠可能なケースも

過少月経の原因に様々なケースがある中、治療で妊娠を可能にする方法もあります。ホルモンを補充する療法や子宮の癒着を剥がす手術など、原因によって異なる治療法が用意されていますから、まずは医師に相談して治療に頼ってみるといいでしょう。

自己判断で生活習慣や食事の改善などをするのもいいのですが、それは大前提のこと。医師による治療を受けていてすら、必要なことだと心得ておきましょう。婦人科で検診を受けることが大切なのは、何が原因かを知ることで最適な対策を選べるからです。迂闊な方法で改善しようとして、かえって体調を悪くしてしまっては元も子もありません。
過少月経だから妊娠できないということはないという事実も、医師の口から聞ければ安心できるでしょう。月経不順を不審に思ったら、早めに婦人科を受診してみることです。

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