生理後の吐き気の原因は妊娠?子宮内膜症?あるいは機能性胃腸炎??
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生理後の吐き気の原因は妊娠?子宮内膜症?あるいは機能性胃腸炎??

生理後の吐き気は一般的な症状ではありません。例えば生理と思っていた出血は着床出血だった場合にはつわりである可能性があります。また、子宮内膜症や子宮筋腫でも吐き気を感じる場合もあり、また生理とは関係ない胃腸の器質的、あるいは機能的な病気である可能性も考えられます。

生理後の吐き気の原因

生理後に吐き気がおこった

生理後に吐き気がするという場合にはいくつかの原因が考えられます。いつも生理後に吐き気がある場合には女性ホルモンの影響や女性特有の病気の場合もあるかもしれません。しかし、不定期に吐き気がある場合には生理とは関係なく吐き気がある可能性もあります。吐き気は胃腸の不具合の他、肝臓の働きが弱っているときにも生じるものです。また、風邪などの感染症の場合も、少ないですがあり得ます。さらに女性で性行為のあとなら妊娠している可能性も否定出来ません。それぞれの可能性と特徴をみてみましょう。

【1】妊娠

生理後の吐き気の原因

吐き気は妊娠初期の代表的な症状です。吐き気というだけで妊娠と結びつけるのは早計かも知れませんが、妊娠初期に強い吐き気を感じる人、実際に吐いてしまう人はいます。この場合、生理だと思っていた出血は着床出血の可能性があります。普段から生理の出血が少ない場合には目安になりませんが、着床出血は一般的に通常の生理による出血量よりずっと少ないことがわかっています。いつもの生理よりも出血が少ない場合や出血した血の色が薄い場合には着床出血の可能性があることを覚えておきましょう。

【2】子宮内膜症

もしも生理痛がひどい場合には子宮内膜症の可能性があります。子宮内膜症は子宮以外の部位に内膜が発達してしまう病気です。子宮内膜症は生理期間とは無関係に症状がでることもあるため、生理後に吐き気や腹痛、頭痛が起こることもあります。しかし、その症状は人それぞれで程度も異なります。もっとも多い症状は強い腹痛と言われています。子宮内膜症は30代以降の出産経験のない女性に多い病気です。吐き気以外に腹痛などが同時でなくても症状としてあるのなら子宮内膜症の検査を受けてみましょう。

【3】子宮筋腫

子宮内に筋腫ができる子宮筋腫も吐き気を催す可能性があります。子宮筋腫は20代でもできることがあるため、若いからと言って安心することはできません。また、30代で妊娠を経験していない人はとくに発症するリスクが高くなると言われています。子宮筋腫はいまでは5人に1人がなるものとされ一般的なものです。通常はサイズも小さく、日常生活や妊娠、出産にも影響しないことが多いものです。子宮筋腫も婦人科で検査すればすぐにわかるので気になるようなら一度検査してみましょう。

【4】機能性胃腸炎

生理後の吐き気は生理とは関係のない場合もあります。その場合には機能性胃腸炎が疑われます。機能性胃腸炎は胃腸になんらかの病変がないのに吐き気を感じたり、下痢になるというものです。原因はストレスによるものと言われていますが、実際には明らかになっていません。機能性胃腸炎の場合には食後に症状がでることが多いようです。

【5】骨盤の硬さ

骨盤を開く運動

骨盤ダイエットなどでおなじみの骨盤ですが、この骨盤は生理周期や一日の中で周期的に閉じたり開いたりを繰り返しています。これは女性ホルモンや自律神経とも深く関わりがあるため、これらのホルモンや神経が乱れることで骨盤の開閉が制限されることがあります。この骨盤がスムーズに動かないことで胃腸の働きが悪くなり、吐き気や食欲不振、もしくは食欲増進といった症状が出やすくなります。骨盤が固まっている場合には仰向けにねて片足ずつカエルの足ような動きを行って骨盤をほぐすことで骨盤やまわりの筋肉がほぐれて症状が緩和することが期待できます。

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