カーボカウントとは何か?糖尿病を改善する食事療法として注目されています
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カーボカウントとは何か?糖尿病を改善する食事療法として注目されています

糖尿病は、インスリンの作用不足により起こる病気であり、血糖値が多くなります。そのためには、血糖値をあげる作用のある炭水化物をうまくコントロールすることにより状態を改善することができます。カーボカウントとは、糖尿病の食事療法の一つであり、最近着目されています。

糖尿病には食事療法が有効です。カーボカウントという考え方とは

糖尿病には食事療法が有効

糖尿病とはインスリンの作用不足による慢性の高血糖状態を示すという代謝疾患です。

一型糖尿病、二型糖尿病、妊娠糖尿病などに分類されます。高血糖状態が続くと、血中のブドウ糖が増え、身体の様々な部分に悪影響がみられます。

そのため、糖尿病および糖尿病予備軍の人には、食事療法が非常に有効です。

血糖値を上昇させる働きがある炭水化物をコントロールするというカーボカウントという考え方が最近注目されています。

そもそも糖尿病とはどんな病気か

糖尿病は、自己免疫異常によるインスリンを体内で作りだすことのできない一型糖尿病と、インスリン分泌の低下などにより血糖値の高い状態が続く二型糖尿病に分かれます。

患者の98パーセントが二型糖尿病であり、生活習慣の変化により日本でも急激に患者が増加しています。

最近では、50歳以上の10人に1人が二型糖尿病であり、糖尿病予備軍と言われる人も合わせると相当数に上ります。ですので、血糖コントロールはあらゆる人にとって重要です。

糖尿病の食事療法で注目されるカーボカウントとは

カーボカウントとは、炭水化物を数えるという意味

カーボカウントとは、炭水化物を数えるという意味です。

英語で炭水化物のことをカーボハイドレイトといいますが、その炭水化物を数えることを英語でいいます。

ごはん、パン、麺類などの炭水化物を吸収することにより血糖が上昇することに着目し、その炭水化物の量をコントロールすることで食後の急激な血糖上昇を抑えることができます。

炭水化物の量にあわせてインスリン量を調整できますので、糖尿病の食事療法の新たな手段として着目されてます。

カーボカウントを実践するにはどのようにすればよいか

二型糖尿病患者および糖尿病予備軍の人がカーボカウントを実践するには、基礎カーボカウントと応用カーボカウントという方法があります。

基礎カーボカウントでは、食品に含まれる栄養素と食後のの高血糖の変動の関係を学び、許容範囲内で炭水化物の量を調査することです。

応用カーボカウントはインスリン療法中に行う、インスリン量と食事中の炭水化物量を適合させることです。

基礎カーボカウントは、比較的手軽に行えますし、治療を行っていない糖尿病予備軍の人でも採用することができます。

極端な糖質制限には要注意。カーボカウントは食事量を理解することが大切です

極端な糖質制限は禁物

最近では糖尿病患者のみならず、ダイエットにも糖質制限が用いられており、糖質を取らない人が増えてきています。

そのなかで極端な糖質制限は禁物です。

なぜなら、炭水化物を取らずに1日の必要エネルギーを摂取するのであれば脂質などを過剰に摂取してしまうことがあるからです。ですので、カーボカウントによりしっかりと炭水化物量をコントロールします。

中高年の日本人の多くが苦しむ糖尿病。適正な食生活で予防しよう

近年、食生活の欧米化などにより糖尿病になりやすい人が増えてきています。そのため、いろいろな食品に含まれる炭水化物をしっかりと理解しておくことが必要です。

そして、バランスの良い食生活を行うとともに、運動習慣を取り入れ、健康的な生活を行うことで糖尿病は予防できます。特に家族が糖尿病患者であった、健康診断などで血糖値が高いと診断された人や妊婦糖尿病を経験した人は特に注意が必要です。

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