若い人に増えている病気 若年性脳梗塞ってどんな病気?
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若い人に増えている病気 若年性脳梗塞ってどんな病気?

若年性脳梗塞は、脳梗塞の一種で若い人に増えている病気です。若年性脳梗塞は20代でも起こる病気です。30代、40代の方に増えている病気で、ここ10年間で患者数が1.5倍にも増加しました。若年性脳梗塞の症状や原因、治療法についてご紹介しましょう。

若年性脳梗塞とはどんな病気?

脳梗塞は、日本人の死因の3位となっている脳血管疾患の1つです。

脳疾患のうち、およそ7割が脳梗塞で亡くなっています。脳梗塞を発症する年齢は、60歳以降が多く70~80代の高齢者に多い病気ですが、最近は50歳以下で発症する若年性脳梗塞が増加しており、若い人に増えている病気となっています。若年性脳梗塞はどのような症状が表れるのか、また原因や治療法についてみていきましょう。

若年性脳梗塞の症状は?

若年性脳梗塞の症状は?

若年性脳梗塞の症状は、顔の麻痺、腕の麻痺、言語障害の3つが主な症状です。

【顔の麻痺】

顔の片方の感覚が失われてしまい、動かすことができなくなってしまったり、片目だけ見えなくなるなどの症状が表れます。

顔の麻痺が表れているかは、口を「いー」と横に広げた時に、両方の口角が上がるかどうかをチェックしてみてください。片方しか上がらなければ顔に麻痺が起きている可能性があります。

【腕の麻痺】

持っていたものを落としてしまったり、腕の力が急に抜けてしまうなど腕の麻痺の症状が表れます。両腕を肩の高さまで上げてみて、片方だけ下がってしまったら腕の麻痺症状が出ています。

【言語障害】

ろれつが回らなくなり、簡単な言葉も正しい発音で言えなくなってしまいます。

これらの3つの症状が出たら、すぐに脳神経科を受診しましょう。若年性脳梗塞は早期治療が大切です。

若年性脳梗塞が起こる原因は?

若年性脳梗塞が起こる原因は?

脳梗塞の原因は、動脈硬化が主なものですが、若年性脳梗塞の場合は、血管や免疫系の病気が関係していることが多いです。

また、外傷による首や頭の欠陥損傷が要因となることもあります。例えば、交通事故などで頭を強く打ってしまい脳動脈剥離が起こることで、血流が脳に回らなくなってしまい、脳梗塞が起こってしまいます。その他、次のような原因で若年性脳梗塞が起こります。

【激しい運動】

首や頭をひねるような頭に衝撃がかかりやすい運動をしている方は、運動によって若年性脳梗塞を引き起こす恐れがあります。首や頭にダメージを与える運動が引き金となって発症することがあります。

【栄養バランスの乱れ】

高カロリー、高脂質など、高血圧や高脂血症といった脳梗塞を起こす原因をつくるような食生活を送っていると、若年性脳梗塞に罹りやすくなってしまいます。栄養バランスのとれた食生活を送ることが大切です。

【ストレス】

現代社会のストレスをうまく解消することができない若者が増えています。同じ環境であっても、そのような若者の場合はストレスを強く受けてしまい、ストレスを慢性的に抱えてしまうため、脳の血管への異常が起こり若年性脳梗塞を発症してしまいます。

若年性脳梗塞の治療法は?

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若年性脳梗塞が起こった場合、血管の詰まりをなくすための薬を投与して治療をします。慢性期の場合は、薬を使った治療を定期的に行っていきます。血栓が取り除ければ、寝たきりになるなどの後遺症もなく予後を過ごすことができます。そのためには、早期治療が大切です。

若年性脳梗塞を予防するためには?

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若年性脳梗塞を予防するために、次のことに気を付けて生活をしましょう。

【運動】

激しい運動を急にする、運動をしたのに水分補給を怠るなどは厳禁です。運動をする前には、しっかりと準備運動を行い、運動後の水分補給をして脳梗塞を予防しましょう。

【バランスのとれた食生活】

高カロリー・高脂質の食生活を続けていては、コレステロール値が上がり血液がドロドロになって血栓をつくってしまいます。肉や魚、野菜など栄養バランスの摂れた食生活をすることが大切です。

【ストレスとの関わり方】

ストレスを全く受けずに生活をすることはできません。ストレスを受けたとしても、それをため込まず発散させる方法を身に着けておくことが大切です。お風呂に入ってリラックスをしたり、カラオケで大声を出して発散したり、趣味で気分転換をしたりして、ストレス発散をさせましょう。

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