心と体が異なる葛藤 性同一性障害とは?親が子どもに対してできることは?
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心と体が異なる葛藤 性同一性障害とは?親が子どもに対してできることは?

性別は男であるけれど、女の子の遊びを好んだり、スカートを履きたがる息子。小さいころは子どもの個性だと思っていたけれど、成長するにつれて心の悩みが大きく出てきている。もしかすると、このような場合、息子さんが性同一性障害なのかもしれません。性同一性障害とはどのようなものなのか、詳しくご紹介します。

心と体の不一致 性同一性障害とは?

「子どもが性同一性障害かもしれない。」「どんなことをしてあげればよいのか。」このように悩んでいるご両親へ、性同一性障害とは何なのか、性同一性障害の子どもに何ができるのかをご紹介します。

性同一性障害とは?

性同一性障害とは?

男性として生まれてきたのにも関わらず、自分は女だと感じていたり、女性として生きることを望んでいる現象を、性同一性障害と言います。

体の性別と心の性別が一致していないために、悩みを抱えたり、落ち込んでしまい、気分が滅入ってしまいます。

同性愛と性同一性障害とは何が違うの?

同性愛と性同一性障害とは何が違うの?

同性愛は、自分と同じ性別の人を愛することを言います。よって、同性愛の人は、自分が男であると自覚していて、男の人を愛するのです。性同一性障害の人は、男性として生まれながら自分が男であるとは認めることができていません。よって、同性愛と性同一性障害はまったく別と言えます。

子どもの性同一性障害とは?

子どもの性同一性障害とは?

性同一性障害は、子どもの頃に次のような症状が現れます。

【格好】

男の子の場合は、自分が女の子であると思い込み、女の子の場合は自分自身を男の子であると思い込みます。よって、女の子の場合はスカートを好まず、男の子の履くズボンばかり履きたがります。

【遊び】

性同一性障害は、子どもの頃に次のような症状が

男の子は女の子が好む、着せ替えごっこやおままごと、お花摘みなどの遊びを好んでします。女の子は、男の子と一緒にヒーローごっこなど男の子が好きな遊びに加わりたがります。

【友達】

男の子は、女の子の仲間に入りたがります。その逆も同じです。

このような行動は、性同一性障害によく見られるのですが、これらの行動が当てはまるからと言って、必ず性同一性障害というわけではありません。

子どもの性同一性障害で親ができること

子どもの性同一性障害で親ができること

子どもが性同一性障害であると分かると、どのような親でもすぐに受け入れることはできないでしょう。

子どもから相談を受けた場合、子どもと一緒に性同一性障害というものについて勉強をしていくことが必要です。子どもと一緒に学ぶことで、性同一性障害とはどのようなものなのかを、深く理解することができます。

子どもの性同一性障害で一番大切なことは、親の理解です。

そして次に、周囲の理解が必要になってきます。性同一性障害を決して否定してはいけません。子ども自身も周囲と違う自分に悩んでいるからです。親や周囲が理解をしてあげ、子どもの心に寄り添ってあげることが大切です。

性同一性障害の治療法

性同一性障害の治療法

性同一性障害とは何かということを、子どもと親がしっかり理解した上で、子どもにとって、どちらの性がふさわしいのかを選択していきます。性同一性障害の治療法は、精神療法、ホルモン療法、外科的療法の大きく分けて3つあります。

【精神療法】

本人がどのように感じているのかということを、精神的治療を専門家と共に行います。カミングアウトの検討をしたり、それによって実生活がどのように変わっていくのかという話をします。

【ホルモン療法】

精神療法を実施しても、自分の性別と思い描く性別との違いに悩む場合は、ホルモン療法を行います。ホルモン療法をする時は、どのような副作用があるのかを理解した上で行います。

【外科的療法】

性同一性障害の外科的療法は、生まれ持った性別と違った性別になるための、性別適合手術です。男性が女性になる場合は、精巣摘出術や陰茎切除術などを行います。女性が男性になるための手術は、子宮摘出術や卵巣摘出術をした後に、陰茎形成術を行います。

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