約束が守れないのは病気?ADHDの症状と対処法はこうする
689views

約束が守れないのは病気?ADHDの症状と対処法はこうする

いつも約束が守れないのは病気と疑われる可能性があります。これが症状のひとつにあげられているのが「ADHD」。その他にも集中できない、やることが順序立てられないなどさまざまな症状があります。ここではADHDの症状や原因、対応の仕方について解説します。

約束が守れないのは病気?

約束が守れないのは病気?

うっかり約束を忘れてしまった、ということは誰にでもあることですが、ずっと前に軽い気持ちで口約束したわけでもなく、仕事に関わる大切な約束や数日前に自分からした約束をすっかり忘れてしまう場合は、病気の可能性があります。

約束のことを指摘されてようやく思い出すか、約束したことすら忘れてしまう症状は「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」にあたるものです。

ADHDとは?

ADHDとは?

ADHDは注意欠陥・多動障害のことをいい、発達障害の一種です。病気ではないため、治療をすれば完治するというものではなく周囲の人の対応の仕方やサポート、本人の生活の仕方を工夫することで辛い症状に対する悩みが緩和され過ごしやすくなります。大人の場合は薬物療法で症状を緩和する方法もとられています。

実は増えているADHD

ADHDが最近になって急に増えたようにとられられているのは、病院を受診し診断を受ける人が増えてきたためです。以前からあてはまる症状の人は現在と変わらずいた可能性はありますが、しつけや性格の問題などとされ障害とはとられていなかったからと考えられています。

大人のADHDの症状

集中できない

集中できない

会議中や上司から話をされている時、その場に集中ができず他のことに意識が向いてしまいます。周囲や相手に注意されて気づくまで、全く話を聞いていないこともあります。

また、会議の時間中椅子に座っていることがとても苦痛で常にそわそわしたり、貧乏ゆすりをしたりという症状も。

思ったことをだまっていられない

思ったことをだまっていられない

例えばご近所さんとの付き合いの中で、これは言わない方がいいと思ったことでもつい口に出してしまい人間関係が悪くなることがあります。場の空気や人間関係のことを考えればだまっておくのが得策と判断できず、思ったことは何でも話してしまうことも症状にあげられます。

はっきりものをいう人とは違い、周囲からは空気が読めない人という印象をもたれがちです。

物忘れが激しい

物忘れが激しい

約束が守れないだけではなく、仕事の時間がせまっていてもそれに気づかず他のことに集中したり小さなミスが連続したりすることもADHDの症状です。また片づけられないこともこのうちに入り、あらゆる仕事を順序立てて行えないために片づけが進まなくなってしまいます。

自分がADHDかもと思ったら

自分がADHDかもと思ったら

あてはまる症状が複数あり、ADHDの可能性が考えられるときには、精神科やメンタルヘルス科を受診しましょう。かかりつけの内科で話を聞いてもらうことができる場合もありますが、専門的な対応を求める時は精神科などをおすすめします。

日常生活の様子を話し、困っていることを医師へ伝え改善方法を一緒に探ってもらいます。

家族がADHDと診断されたら

家族がADHDと診断されたら

自分の家族がADHDと病院で診断された場合、まずどんな障害かについて情報を取り入れ知っておく必要があります。自分のなまけや育ってきた環境のせいで障害が出たわけではなく、もともと持っていた障害だととらえて本人を強く責めないことです。

まずは家庭の中で生活しやすいように家族がサポートしますが、やることの順序を表にしたり箱を用意して分けやすくしたりと工夫をこらしましょう。玄関にコルクボードを取り付けてやることのメモをはったり、出かける前に今日の行動を紙に書いて確認したりという方法も有効です。

PR