統合失調症の症状には大きく3つのタイプがある!
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統合失調症の症状には大きく3つのタイプがある!

統合失調症の症状には大きく特徴的な症状が3つあります。それは陽性症状、陰性症状、認知機能障害です。もっとも有名な幻聴や妄想などは陽性症状です。陰性症状では意欲低下や口数の少なさなどが目立ちます。さらに認知機能障害ではその場の状況を正しく認識できないという症状があります。

統合失調症の症状の社会的認知度は低い

統合失調症の症状の社会的認知度は低い

脳の機能が正常にまとめられなくなるという統合失調症にはいまだに不明な部分が多いと言われています。

そのためか病気の知名度がある割に症状についての理解は社会的に不足していると言われる病気です。

今回は統合失調症の特徴的な症状について紹介します。

統合失調症の症状は大きく3つのタイプがある

統合失調症には大きく3つの症状や特徴に分かれます。統合失調症の症状は複数現れる場合もありますが、多くの人で決まった症状があると言われています。

【1】陽性症状

陽性症状

統合失調症の症状としてもっとも知名度のあるのは陽性症状としての感覚異常です。

これは聴覚や触覚などの異常で実際には存在しない声が聞こえたり、皮膚感覚があるもののことです。また、幻覚をみたり、ありえない体感を経験するということもあります。この他、陽性症状としては妄想や考えがまとまらなくなる、極度の興奮状態になったり、行動異常などがあります。いずれも健康な人でも多少は見られるものもあります。

例えば、携帯電話のバイブレーションが振動していないのに、振動を体感するなどです。このような勘違いや感覚異常は軽度であれば問題がありません。また、興奮や行動などの異常もその理由や動機が他の人に理解できる要因がある限りにおいては普通のことです。

しかし、これらの症状によって、社会的な生活ができなくなるほどの極端なものや、その症状が絶えず起こる場合は病的なものである可能性があります。

【2】陰性症状

陰性症状

統合失調症の症状には特徴的な陽性症状に比べて、比較的目立たない症状のものもあります。

それは意識低下や口数が減る、対人関係を築こうとしないなどの社会的に消極的な態度となって現れる症状です。

これらの症状は他の身体症状に原因があるものや環境的(両親の離婚や引っ越し)や社会的理由(進学や就職先が決まらない)などの原因によって引き起こされるものもあります。そのため、本当に統合失調症が症状なのか、それとも適応障害の一過性の精神疾患なのか見分けがつかない場合があります。

対応を間違えると病気の診断が遅れて、症状が悪化することもあるので、最初に異変を感じたときに対応はとくに慎重に行うことが大切です。とくに知識がない場合には病院の医師の言葉を鵜呑みにすることもあり、結果としてそれが療養を長引かせる原因になることがあります。

そのため、統合失調症の陰性症状が疑われる場合には複数の病院や医師を訪ねることが大切です。とくに統合失調症と精神疾患ではその後のゴールや対応なども変わる場合があります。

【3】認知機能障害

認知機能障害

統合失調症には認知機能障害と呼ばれる症状があります。

認知機能障害とはその名前通り、身の回りの物事を正しく認知、認識したり、判断することができないとうものです。この症状は程度の問題があるため、この症状が出たからといってすぐに統合失調症を疑われることはありません。

ただ、もっとも特徴的なものとして、様々な刺激が一度にあるときに優先順位がわからなくなるということがあります。これは子供に多いものですが、授業中に外の様子が気になったり、一つの遊びをしている途中で別の遊び道具が目に入るとそちらで遊び始める、というものです。

このような症状も重度になると社会的な生活を送れなくなります。

だからといって、統合失調症では何もしないでいると刺激が乏しい生活環境で症状が悪化することもあるので対応には注意が必要です。

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