私の子ども、みんなと違っている?発達障害の種類には何がある?
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私の子ども、みんなと違っている?発達障害の種類には何がある?

自分のお子さんが、他のお友達とちょっと違うのでは、と思ったとき、発達障害、多動性、などの情報や言葉が氾濫している現代では、不安ばかりが先行してしまう方が多いかもしれません。発達障害の種類やその対応について調べてみました。

人とちょっと違う、が糸口

発達障害とは

発達障害とは、先天的な脳の障害により、成長の過程が阻害され、運動能力、言語や認知の能力などの機能の障害が起こるもので、後天的なことが原因ではありません。ひと昔前なら、落ち着きがない、言葉が遅い、人付き合いが苦手、などと発達に異常が見られると育て方が悪いとか、しつけの問題などと責められたものですが、現代では、障害である、ということが認識されだいぶ変わってきましたね。

ただし、発症のメカニズムが分かっていない脳の障害だけに、根治を目指すのではなく、早期に発見し、療養などで障害を軽減することを目指すため、ご両親や周りの人にとっても受け入れることが困難な場合もあります。

発達障害とは

発達障害の種類について

発達障害は様々なものがあり、また個人差も多いものですが、一つの基準として発達障害者支援法に記されているものをご紹介します。

発達障害者支援法について

発達障害者支援法とは、2005年に施行され、2012年までにたびたび改正されていますが、広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥・多動性障害などの発達障害がある者に対して、医療的、福祉的及び教育的援助などについて定めた法律です。発達障害はこの分類に限ったものではなく、脳機能の障害が低年齢の発症する場合としています。

広汎性発達障害とは?

広汎性発達障害とは?

広汎性発達障害には、自閉症、アスペルガー症候群が含まれ、社会的対人関係が作りにくい、人とのコミュニケーションが苦手、感覚が過敏である、興味関心が限定的で、反復行動が強く見らる、などがあります。

知的障害があるものを自閉症、ないものをアスペルガー症候群と言いますが、境界線はあいまいです。症状の軽い人を含めると、人口の1%弱の人が当てはまるともいわれています。早期に発見し、療育を行うことによって社会生活が送られるように支援します。薬物療法はありません。

学習障害とは

学習障害とは

学習障害とは、知的機能の遅れはないけれども、読み、書き、計算、話す、推論などの特定の能力だけが劣っている発達障害として考えてられています。中枢神経系に何らかの機能障害があると考えられていますが、MRIなどの検査では異常は見られません。

学習障害は個性とみなされて対応が遅れがちですが、繰り返し学習することで身に着けることができたり、補助的なツールを使えば克服することができます。

注意欠陥・多動性障害とは

注意欠陥・多動性障害とは

注意欠陥・多動性障害はADHDとも言われ、最近ずいぶんよく知られるようになった言葉ですね。じっとしていられない、集中力がない、衝動的に行動していまう、などが特徴です。これらは、幼少時は誰にでもあるものですので、その判断は慎重に行われます。

問診と観察が最初の糸口になります。疑わしい、と思ったら日常生活をメモしておきましょう。中枢神経刺激薬を使った薬物療法や心理療法で自己肯定感を高め、成功を増やしていくことによって感情がコントロールできるようになります。

トゥレット症候群

トゥレット症候群

トゥレット症候群は、広汎性発達障害に含まれる場合も、発達障害者支援法のその他に含まれる場合もありますが、自閉症と違い薬物療法が使えます。脳内神経伝達物質ドーパミンの過剰活動が原因とされていて、チック症状などが主な症状です。

良くなったり、悪くなったりを繰り返すことが多く、完治を目指すよりは10代後半までに症状をコントロールする治療を行います。

 

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