火傷で水ぶくれができた!潰す?潰さない?より早くきれいに治すためには湿潤療法がおすすめ!
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火傷で水ぶくれができた!潰す?潰さない?より早くきれいに治すためには湿潤療法がおすすめ!

火傷で水ぶくれができたら、潰した方がよいのか、潰さない方がよいのか。以前は傷口は乾燥させた方が早く治ると言われていました。しかし、現在では傷口は湿潤状態を保つ方がより早く、より綺麗に治ることが知られています。より火傷跡が残らないためにはひまし油を塗ることもおすすめです。

火傷で水ぶくれができたら、、、?

火傷で水ぶくれが出来たらよく冷やす、そして…乾燥させる?湿潤状態にする?

火傷をしたらすぐに冷水でよく冷やすようにします。その後に水ぶくれができたら、火傷は順調に回復している証拠です。

火傷で水ぶくれができたら、潰したほうがよいのか、潰さないほうがよいのか、迷うことってありますよね。
火傷の水ぶくれの対処には一般的に2つの見方があるようです。
1つは傷は早く乾燥させるほうが早く治る、という方法です。この方法は雑菌などの繁殖を防ぎ、傷口を早く塞ぐと言われています。もう1つは傷口は十分に潤いを持たせておく方が傷跡が残らず早く治ると言われています。
一方は乾燥を、もう一方は湿潤の状態が良いという相反する方法です。いったい、どちらが正しいのでしょうか?

そもその水ぶくれってどうしてできるのか?

どちらの方法が正しいのかを紹介する前に、そもそも水ぶくれはどうしてできるのかを考えてみましょう。
水ぶくれは肌が火傷したときに、一時的にできる水の塊です。

この水は体液が集中してできるものです。では、なぜそのような水分の集中ができるのか。
それは皮膚の再生を助けるためです。火傷では皮膚の表面だけでなく、真皮とよばれる少し深い部分まで傷が到達することがあります。
この深い皮膚を再生するためには傷口を外気に触れさせず、体液で保護することで傷の回復が早くなります。

つまり、水ぶくれは皮膚の回復を助けようとする体の自己治癒力、自己再生能力なのです。

では水ぶくれは潰さない方がよい?

水ぶくれは皮膚を再生しようとする体の反応です。ということは、水ぶくれは潰さないままにしておくほうが良いよいということです。
なので、火傷で水ぶくれができたときには出来るだけ水ぶくれを潰さないようにしましょう。
傷が再生すると水ぶくれしていた水は自然と減少し、最終的にはしわしわの皮膚が残ります。やがて、そのシワシワの皮膚も柔らかくなり、火傷跡もほどんど残らずに皮膚は再生します。

なぜ変わった?治療の常識

火傷の治療法も新しい事が分かって昔とは変わってきた

以前は傷口を乾燥させた方がよい、という考え方が主流でしたが、現在では湿潤療法と呼ばれる火傷や傷口は乾燥から守ることで早くきれいに治るということがわかってきました。
これは、これまでは傷口に水分があると雑菌が繁殖する可能性があったからです。
原因は不純物の入った水で洗うことなどで傷口から菌が入り、感染症などを引き起こす恐れがあり、実際に致命傷の傷でなくとも傷口から入った菌から感染症を発症して死に至ることがありました。
このように、不衛生な環境では傷口をきれいに治すよりも安全に治すことが優先されていたため、傷口は乾燥させて治すという治療が有用だったのです。
しかし、現在では衛生環境は改善され傷口もきれいな水で洗えるようになり、このような心配はほとんどなくなりました。

もしも水ぶくれを潰したら?

火傷で水ぶくれが出来たら、湿潤状態を保ちながらラップやガーゼで清潔に保つ

水ぶくれは潰そうと意識しなくても、寝ている間や無意識に掻いてしまったりして、破れてしまうことがあります。そうなったらどうすればいいのでしょうか?
もしも火傷が完全に治らないうちに水ぶくれが破れてしまったら、ラップや湿潤療法のための保護剤を使用して患部を乾燥から守ります。
一日一回取り替えるようにして、毎日清潔にして、乾燥しないように努めましょう。

水ぶくれの保護には絆創膏は不向き!もっと優しくカバーして

火傷の皮膚をもっとも効率的に治してくれるのは水ぶくれです。しかし、その水ぶくれが何らかの理由で破れてしまっても慌てることはありません。
水ぶくれと同じ状態になるように、ラップなどで保護してあげればよいのです。とはいえ、水ぶくれの方がより治療効果が高いことはわかっているので、水ぶくれができたときには不用意に破ることがないよう、ガーゼや包帯などでカバーするほうが良いでしょう。
ただし、水ぶくれに絆創膏などをはるのは剥がすときに水ぶくれを潰しかねないので、粘着質のものを水ぶくれの皮膚に直接ふれさせないように気をつけましょう。

もっと早く治すためには?

火傷の水ぶくれの皮膚の再生をより助けるために傷口にひまし油を塗ると早く治る

皮膚の再生をより助けるために、ラップで保護する前にひまし油を塗っておきましょう。
こうすることで皮膚の再生はより促されるだけでなく、火傷跡が残りにくくなります。使用するひまし油はオーガニックで低音圧搾されてものを使用しましょう。
火傷に何かを塗るを痛そうな印象がありますが、ひまし油であれば傷口や火傷に塗っても痛くありません。
小さなお子さんでも安心して使用できます。

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