じつは男性より女性のほうが怖い!アルコール依存症の症状
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じつは男性より女性のほうが怖い!アルコール依存症の症状

ドラマでよく目にする手の震え以外にもアルコール依存症の症状には自律神経症状のものや精神症状とさまざま。 知っているようで知らないアルコール依存症のおそろしさ。 とくに女性はアルコール依存症になるスピードが早いって事実を知っていますか?

今、女性や高齢者のアルコール依存症が増えているといいます。
これは聞き捨てならない。
男性のイメージの強いアルコール依存症でしたが、じつは男性に比べて女性のほうが短期間でアルコール依存症に陥ってしまう危険性が高いのだそう。
さらに、体重あたりで換算した同レベルの飲酒をしても、女性のほうが肝障害が重症化しやすいなど男女差もあるのだそうです。
でも、実際はドラマなんかで見るアルコール依存症の症状ぐらいしか知識がなかったりしませんか?女性や高齢者のアルコール依存症が増えている

コントロール不能な強い飲酒欲求

アルコール依存症になると、飲酒してはいけない状況であっても「どうしても飲みたい」と思ってしまう。このようなどうしようもない欲求である飲酒渇望があります。
また、ちょっとだけのつもりであっても「ずっと(時間)・たくさん(量)飲んでしまう」。
このような止められない・止まらない飲酒行動をコントロール障害と言いますが、アルコール依存症の患者は生涯に渡って断酒しなければならないそうなのですが、その理由はこのコントロール障害によるもので、飲酒を再開してしまうとすぐに連続飲酒になってしまうのだそうです。

ドラマでよく見る禁断症状は本当なの?

ドラマでよく見る禁断症状は本当なの?中枢神経がアルコールに依存していると、血中アルコールの濃度がゼロになる前から古くは禁断症状と呼ばれていた「離脱症状」が現われるようになります。
手の震え・・・あのドラマで目にする光景です。
ほかにも軽症から中等程度の場合は、寝汗や心悸亢進・高血圧・嘔気・嘔吐・下痢・体温上昇・寒気などの自律神経の症状や、睡眠障害・不安感・うつ状態・イライラ感・落ち着かないなどの精神症状が見られます。
これが重症になってくると、けいれん発作や一過性の幻聴のほか、意識障害と幻覚を見るようになります。

アルコール依存症患者の気持ち

アルコール依存症のやっかいなところは、じつは患者本人はまったく認めない、または自分に都合が良いように事実をねじ曲げてしまうことにあります。
ここに断酒という治療になかなか向かえない難しさがあります。
本人はなんとかして飲酒を続けようとするあまり、嘘をついたり、ふてくされたり、理屈で抵抗したりします。家族は、長期間に渡る精神症状や例えば暴言や暴力、妄想などといった異常行動から手がつけられなくなり専門の機関に相談するようになります。

アルコール依存症の先に待っているもの

家庭崩壊や虐待、自殺、交通事故、借金、欠勤…このように家族間だけでなく、それは当然社会に対してもさまざまな問題を引き起こします。家庭崩壊や虐待、自殺、交通事故、借金、欠勤などアルコールに関係した健康問題や社会問題は多岐にわたります。
またアルコール依存症の怖いところは、患者本人だけでなく、まわりの人間関係や、さらにはお腹の中の赤ちゃんや幼い子供にまで害が広がるという点にあります。
なかなかなくならない悪質な飲酒運転のニュースは、その多くが多量飲酒者が引き起こしているものと考えられています。
でも、どこから多量飲酒なのか知っていますか?

アウトのラインはどこにあるのか?

じつは厚生労働省によって「節度ある適度な飲酒」と「多量飲酒」は明確に定義されていることを知っていますか?
「1日平均20g程度の飲酒」は節度ある適度な飲酒の範囲であり、「1日平均60gを超える飲酒」は多量飲酒となります。だいたいビールだと中ビン3本程度、日本酒だと3合弱、25度焼酎だと300mlに相当するので、覚えておきましょう。
さらに、気をつけなければならないのが但し書きの部分で、「女性はこの1/2~2/3程度が適当です」とあります。
他にも、酒を飲んで赤くなる者、高齢者も控える必要があることが明記されています。
また、アルコール依存症の発症リスクの50~60%は遺伝要因であることも研究で分かってきていますので注意が必要です。
アウトのラインはどこ?

男性の倍のスピードでアルコール依存症になる

アルコール依存症には明らかに男女差があることを覚えておいてほしいです。
男性の場合は飲酒が習慣化してからアルコール依存症になるまでおよそ10~20年と言われています。しかし、驚くべきことに女性の場合には男性の半分の期間でアルコール依存症に陥ると言われています。
また女性の場合は肝臓も小さいうえに、女性ホルモンがアルコールの代謝を阻害するために、臓器にダメージを受けやすくなります。
さらに、1日あたりのアルコール摂取量の増加と乳がんのリスク上昇には関連があるという報告もあるので覚えておきましょう。
女性も仕事をする時代、お酒を飲む機会も増えます。
家事や子育ての負担は減らず、そこに仕事のストレスが加わるとなると、アルコールでストレス発散したくなることもあるでしょう。
特に女性のアルコール依存症には、ライフスタイルが変化したとき、人間関係が変化したときなどは要注意ですよ!

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