悪性貧血は元々は不治の病だった?!現在では、治療法があります。
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悪性貧血は元々は不治の病だった?!現在では、治療法があります。

悪性貧血という病名から、重大な病気であることをイメージする人が多いようです。確かに、以前までは悪性貧血は不治の病として恐れられていました。しかし、現在ではしっかりと治療をすれば死に至ることはありません。では、悪性貧血とはどのような症状が表れるのでしょうか?

悪性貧血とは?

悪性貧血は今は命を落とす危険性は低い

悪性貧血という病名から、命の危険がある病気だと考える人も少なくありません。悪性貧血は、以前までは原因も治療法も明らかになっていない不治の病と言われていました。しかし、現在では悪性貧血の原因も治療法も明らかになっており、命を落とす危険性は低いと言われています。悪性貧血という病名に抵抗があるかも知れませんが、不治の病ではありませんので心配はいりません。

とは言え、悪性貧血は早めの治療が必要な病気です。悪性貧血の症状は、めまい・動悸・手足のしびれ・黄疸・舌の炎症・口内炎・疲労感・脱力感などがあります。これらの症状は、貧血の代表的な症状とも言えるでしょう。このような身体症状に加え、うつや意識障害などの精神症状が表れることもあります。症状が酷くなると、痴呆の症状も表れます。このような症状に心当たりはありませんか?万が一症状が当てはまる場合は、早急に医師の診察を受けましょう。

悪性貧血の原因

悪性貧血の原因はビタミンB12不足、レバーや貝類を食べよう

悪性貧血の主な原因は、ビタミンB12不足です。ビタミンB12が多く含まれる食品は、しじみ・あさり・赤貝・ほっき貝・はまぐりなどの貝類です。肉類なら、牛レバー・豚レバー・鶏レバーに多く含まれています。ちなみに、レバーの中でも最も多くビタミンB12を含んでいるのは牛レバーです。

このように、ビタミンB12は動物性の食品に多く含まれています。その一方でビタミンB12は、野菜や果物には含まれていません。そのため、ベジタリアンやダイエット目的の食事制限を行っている人は悪性貧血になりやすいと言えます。また、高齢者は胃液の酸度が低下してしまうため、動物性の食品からビタミンB12を吸収しづらい状態になってしまいます。よって、高齢者も悪性貧血になりやすいと言えるでしょう。

悪性貧血は、高齢になればなるほど症状が表れやすく、更に治りにくいと言われています。そのため、高齢になってからの悪性貧血を防ぐためには若いうちからビタミンB12を摂取しておくことが大切です。特に、食事制限による無理なダイエットは絶対に避けましょう。高齢になってから悪性貧血だけでなく、体に様々な不調が表れる原因となります。

悪性貧血の治療

悪性貧血の治療の1つとして、食事療法が挙げられます。前述したように、悪性貧血の原因となるビタミンB12は動物性の食品に多く含まれています。そのため、動物性の食品を意識した食生活を心がけましょう。しかし、高齢者にとって食事療法は少々辛いと感じるかも知れません。高齢者は胃液の酸度が低下していることから、胃もたれしやすいのです。

悪性貧血の治療法はビタミンB12不足なので注射で補って治療

悪性貧血の治療法は、ビタミンB12の注射が主流となっています。ビタミンB12の注射は患者自身で行うことが多く、この場合は入院の必要はありません。重度の場合は毎日、そうでなければ毎週ビタミンB12の注射を行います。そして定期的に血液検査を行い、症状の回復を観察していきます。
このように、悪性貧血の治療では注射によるビタミンB12の投与が行われます。しかし、このような治療法で全ての患者の症状が改善するとは言えません。特に高齢者は治療をしても完全に回復することは難しいとされています。それでも、治療によって症状を軽減することは可能です。

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