黄砂アレルギーとは何か?その特徴と健康被害の現れ方
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黄砂アレルギーとは何か?その特徴と健康被害の現れ方

黄砂アレルギーとは、のどの痛み、せき、発熱というような風邪に近い症状が出る病気です。春先の花粉症と同時期にかかります。アレルギーの対策として洗濯物を干す場合や、車を洗車するコツについてもご説明します。

黄砂の特徴

黄砂とは、中国の砂漠から偏西風に乗って運ばれてくる黄色い砂です

春先は、花粉症などにかかりやすくなる時期ですが、同じ時期に飛んでくるのが「黄砂(こうさ)」です。黄砂とは、中国の砂漠から偏西風に乗って運ばれてくる黄色い砂です。スギ花粉の大きさは30μm程度ですが、黄砂はそれより小さい4μm程度となっています。1μm(マイクロメートル)という単位は、1mmの1000分の1の大きさです。黄砂のおもな成分は「二酸化ケイ素」という物質ですが、ほかに大気汚染物質や微生物なども一緒に風に運ばれてきて、アレルギーを起す原因となります。

黄砂によるアレルギー症状

黄砂を吸い込むことによってアレルギー症状が出ますが、おもな症状としてのどの痛み、せき、発熱というような風邪に近い症状が出るようです。また、肺の奥まで入り込むと、肺炎になる可能性もあります。ほかに、花粉症のアレルギーがある人は、黄砂が飛んでくる時期とかぶりますから(春先の風の強い日に注意が必要)、両方の対策を施してください。気象庁が花粉情報と黄砂情報を公開していますから、花粉や黄砂の飛んでくる情報をチェックすることができます。

気象庁の黄砂情報

出典:黄砂観測実況図の例(気象庁HP)

出典:黄砂観測実況図の例(気象庁HP)

気象庁は黄砂を、「2km未満(赤色)」、「2km以上~5km未満(黄色)」、「5km以上~10km未満(青色)」、「10km以上(水色)」の4色で色分けしており、一目で日本のどこをどれぐらいの黄砂が飛んでいるのかが確認できます。ちなみに、雨が降っている日などの気象状態が悪いときには、黄砂を観測できないこともあるようです。黄砂が大量に飛んでいる日は、できれば外出を控えるか、洗濯物を干すのをやめることでしょう。

黄砂アレルギー対策

説明しやすくするために「黄砂アレルギー」と書いていますが、黄砂アレルギーとは、黄砂自体にアレルギーはなく、実際は黄砂によって目や鼻や気管支などに異常が出る健康被害を指すようです。また、黄砂に付着している大気汚染物質などによってアレルギー特有の症状が出ます。さらに、花粉症の症状が重なるとなれば、どの物質が症状を起しているかの対策が難しくなりますから、身体に付くのを防ぐ対策や家の中に持ち込まない対策などが必要になります。

洗濯物を干す場合

洗濯物を干す場合

外に洗濯物を干していると、タオルやシーツ、衣類などに黄砂や花粉が付着しますから、春先の風の強い日には室内干しした方がいいかもしれません。また、布団にも付着するので、ベランダなどに干すのはやめた方がいいでしょう。外出先から帰ってきたら、着ているものを玄関で脱いで着替えることです。外から家の中に、黄砂や花粉を持ち込まないように工夫しましょう。掃除なども、窓を閉め切って行わないと、部屋の中が汚れて二度手間になります。

車を洗車するコツ

車を洗車するコツ黄砂や花粉は小さいですから、わずかなすき間から家の中や車の中などに浸入します。うっかり窓を開けておいた日には、車のシートが黄色くなっていてガッカリさせられます。特に、車は黄砂が車体に付いてまっ黄色になっていることがあります。どうせ汚れるからと放置しておくと黄砂が固まり、そのまま掃除すると車体に傷が付いてしまいます。黄砂は健康被害だけでなく、愛車にも傷を負わせる困った現象です。黄砂の飛散量の多い時期は、洗車してもすぐに汚れますから、車を車庫から出さないようにするのが賢明でしょう。

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