どうして!?花粉が飛ばないはずなのに辛くなる雨の日の花粉症の症状
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どうして!?花粉が飛ばないはずなのに辛くなる雨の日の花粉症の症状

雨の日は花粉の飛散量はきわめて少なくなることが知られています。それなのに雨の日の花粉症の症状が辛いという患者さんは少なくありません。花粉が飛ばないはずなのに何故!?雨の日の花粉症が重くなる6つの原因をご紹介します。

雨の日って花粉が飛ばないはずだよね?

スギやヒノキなどの花粉は粒子が大きいため、湿度が上がるとだんだん空気中に飛散しなくなります。加えて雨が降ってくると花粉が落ちてしまうため、雨が降っている間飛んでくる花粉はほとんどないレベルにまで落ちます。

このため花粉症の人のほとんどは、雨の日は症状が楽になります。

しかし、一部の花粉症患者は雨の日でも鼻や目の症状に悩まされる人もいます。それどころか雨の日こそ症状が強くなる人もいます。

この雨の日の花粉症の理由は人によってさまざまです。いくつかの複合的な原因が重なっていることもあります。雨の日の花粉症の主な6つの原因をあげてみます。

雨の降り始めと雨上がりの花粉は増えるから

雨の降り始めと雨上がりの花粉は増える

雨が降っている間の花粉は少ないのですが、雨の降り始めはそれまで空気中にとどまっていた花粉が雨に混じって一気に地上に落ちてきます。このため、雨の降り出しは一時的に花粉症の症状が強くなることがあります。

雨上がりも危険です。雨上がりは晴れが続いた日より花粉量が多くなることが知られています。しかも、花粉が破裂する確率も高くなるため症状はますます強くなります。

雨の日はヒスタミンの量が増えるから

雨の日の花粉量は少ないのですが、雨天で気圧が低くなると体の方のアレルギー反応は高くなることがあります。

アレルギーは体内のヒスタミンという物質の反応で起こりますが、気圧の低い雨の日はヒスタミンの分泌が多くなります。

ですからより少ない花粉で症状が出るのです。

毛細血管が広がるから

低気圧が花粉症に良くない理由は他にもあります。気圧が下がると、人間の血管は拡張します。

つまり、目の角膜の毛細血管が広がったり、鼻の粘膜の毛細血管も広がるため、普段より目の充血や鼻づまり、鼻水などの症状が出やすくなるのです。

自律神経のバランスが崩れるから

自律神経のバランスが崩れる

気圧の低い日は、交感神経より副交感神経が優位となる形で、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

現代では交感神経優位の弊害が叫ばれていますが、副交感神経優位に偏っても身体はさまざまな変調をきたします。

だるさや眠気に悩まされたり、低体温や冷え性になりやすく、下痢もしやすくなります。

アレルギー症状が強くなったり、鼻水が出やすくなるのも副交感神経優位の症状です。

別の物質のアレルギーもあるから

花粉症の患者さんはアレルギー体質です。

花粉症患者の中にはよく調べてみるとアレルゲンが花粉だけではない人も少なくありません。

特によくあるのがダニ、ハウスダスト、カビ、動物の毛などです。花粉症のシーズン以外の雨の日も花粉症の症状が出るようならほかにもアレルゲンがないか疑ってみるべきです。

締め切って換気の少ない雨の日はダニやカビなどの鼻炎も出やすくなります。

遅発相の花粉症だから

花粉症のモーニングアタック

花粉症は花粉を吸い込んですぐに起こる即時相の症状が良く知られていますが、花粉を吸い込んでから7時間~2日後に症状が出る遅発相の症状の強い人もいます。

遅発相の強い患者さんは、花粉を吸っていない就寝から目が覚めた朝症状が強く出るのが特徴です。これを「花粉症のモーニングアタック」といいます。

遅発相の症状が強い花粉症の場合の雨の日の花粉症は、前日や前々日の晴れた日に吸い込んだ花粉の反応が遅れて出ているのです。

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