アトピーの治療法、怖がらないでもう一度標準療法に取り組んでみませんか?
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アトピーの治療法、怖がらないでもう一度標準療法に取り組んでみませんか?

アトピー性皮膚炎はなかなか完治までは行かない病気です。ステロイドの恐怖から、医師にかかることをやめてしまったりためらっている人も少なくありません。しかし、現代では医療機関でのアトピーの治療法はかなり改善され、寛解成績も良くなっています。もう一度、標準療法を見直してみませんか。

アトピーがなかなか治らなかったのは昔の話?

アトピー性皮膚炎で多くの病院を梯子したり民間療法などを試していたけど、なかなか治らない方はいませんか。
ここでもう一度、アトピーの治療法の基本、「標準療法」を見直してみませんか。

アトピーがなかなか治らなかったのは昔の話?
「以前医者にはかかったけど悪くなる一方だった」
「危険なステロイドの常用など的外れな治療を勧められた」

そんな経験や悪評から標準療法を毛嫌いして、結果悪化させてしまっている患者さんはたくさんいます。

確かに以前は、無理なステロイドの常用や、的外れな食事制限など医師によってばらばらな治療法によりアトピーを悪化させたり、嫌な思いをした患者さんは少なくありませんでした。

実は、2000年以降、アトピー性皮膚炎に関しては厚生労働省と日本皮膚科学会から標準治療のガイドラインが発表され、全国の病院や医院で統一的で効果的な治療ができるようになったのです。

アトピー性皮膚炎の標準治療とは

アトピーの治療法は、「薬物療法」「スキンケア」「原因の除去」の3本柱。

薬物療法

アトピーで多く使われているのはステロイド外用薬です。
かつてはこのステロイドが適切に使われていなかったことが多かったため、皮膚が厚くなったり黒くなるなどの副作用や、やめたら余計悪化する離脱症状に苦しむ人が多く、ステロイドに悪い印象を持っている患者さんや患児のお母さんがたくさんいます。

アトピーで多く使われているのはステロイド外用薬
ステロイドは辛いアトピーの症状を効果的に抑える薬です。
症状や部位にあわせて、適切な強さの薬を、適切な期間、適切な塗り方で適切な量使えば、アトピーを抑える利益が大きく上回ります。
ステロイド外用薬の他に、タクロリムス外用薬もあり、症状や部位によって使い分けられます。

薬物療法で大切なことは、自分勝手に塗ったりやめたりせず、正しい使い方を症状にあわせてこまめに更新することです。

スキンケア

スキンケアはアトピーの治療法として大切
アトピーでは皮膚のバリア機能が大幅に低下し、湿疹や乾燥の原因となります。
症状が出ているときでも軽いときでもスキンケアはアトピーの治療法として大切です。
鍵は「清潔」と「保湿」です。
お風呂やシャワーでこすらないように肌をきれいにし、保湿剤などで失われた皮脂膜を補います。

原因物質の除去

アレルギーを起こす原因がわかっているときはそれを除去します。
血液検査で特定できれば良いのですが、難しい場合もあります。

034 掃除機 掃除 家事
子供の場合は特に、ダニやハウスダストが悪化の原因となっていることが多く、まめに掃除機をかけたり、布団を干すことでアトピーが軽減されることもあります。

大人のアトピーはストレスが悪化の原因となることが増えてきます。
ストレスを完全になくすのは難しいのですが、睡眠を良くとったり、休暇を定期的にとったりしてストレスが溜まることを避けましょう。

標準治療以外のアトピーの治療法

アトピーの治療法には標準治療以外の方法も多く存在します。
多くのアトピーは標準治療を「きちんと」行っていれば寛解しますが、中にはそうでない患者さんもいます。

標準治療を行いながら補助療法として、あるいは標準治療で効果がなかった場合に試すことをお勧めします。
民間療法で比較的成績が良いのは、防ダニ、清掃、リフォームなどの環境改善法です。ダニやハウスダストが悪化要因の人にはよく効くようです。

酸性水や馬油、アロエ、化粧品などを脱ステロイドして肌に塗る方法は、効果があった人もいますが、かえってひどくなってしまった人の方が多いようです。
慎重に検討しましょう。

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