女性に多い膠原病(こうげんびょう) 膠原病の種類や治療法
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女性に多い膠原病(こうげんびょう) 膠原病の種類や治療法

全身の血管や皮膚、筋肉や関節などに炎症が現れる膠原病(こうげんびょう)。この病気は、女性に多くみられる病気であると言われています。膠原病の種類や原因、どのように治療が行われるのか等についてご紹介しましょう。

女性に多い膠原病とは?

原因不明の発熱をして発見されることが多い膠原病若い女性が原因不明の発熱をして発見されることが多い膠原病。膠原病の種類は、いくつもあります。膠原病という病気について、原因や治療法をご紹介しましょう。

膠原病はどのくらいの種類があるの?

膠原病は、関節リウマチやベーチェット病、サルコイドーシスや強皮症などがあります。病気によっては、全身が疾患の対象となる場合と、皮膚や筋肉など体の一部分が攻撃される場合があります。一言で膠原病と言っても種類が多く、病院に行ってもなかなか診断がつかないことが多いです。

膠原病になるとどんな初期症状があるの?

膠原病になると、熱が長く続いたり、関節痛があったり、体がだるかったりします。病気に合わせて症状が長く続くことが特徴です。高熱の場合は風邪と間違いやすいですが、症状が半月から1か月程度も改善しないような場合は、膠原病に掛かっていると考え、病院で医師に診てもらうことが大切です。病院で医師に診てもらうことが大切

膠原病の診断方法

膠原病の可能性が疑われる場合、病院では血液検査や尿検査、X線検査などが行われます。また、MRIやRI検査などが行われることがあります。膠原病は、体の全身や一部分が炎症に侵されるため、全身の検査が必要な場合があります。

膠原病の予防法・治療法

膠原病を予防する方法は、現段階では存在しません。今の段階では、どうして自分自身を攻撃する抗体が作られるのかという原因がわからないため、治療法もないのです。原因がしっかりと分かっていないため、膠原病に罹った場合は、自分自身の攻撃から守る薬を使うようになります。

ステロイドや免疫抑制薬は、免疫自体を抑える薬です。また、白血球を増加させないために、抗がん剤などが使われることもあります。逆に白血球を活発にする薬として、免疫抑制薬が使われることがあります。ただ、このような薬をつかうことによって、体に侵入してくるウイルスや細菌の抵抗力も抑えてしまうことになるため、病気に罹りやすくなってしまいます。膠原病に罹った場合は自分自身の攻撃から守る薬を使うようになります

女性がなりやすいリウマチも膠原病の一種

膠原病の1つに関節リウマチがあります。30代から50代の女性に多くみられる膠原病で、朝に手のこわばりを感じて、病院を受診される方が多いようです。関節リウマチは、午前中に関節のこわばりや痛みなどがあらわれ、午後から次第に回復をしてくるというような特徴があります。

関節リウマチの治療法には、薬の服用や手術、リハビリの3つがあります。
基本的には薬の服用が中心となり、痛みや炎症を抑える薬や、関節リウマチの症状を抑える薬を中心として治療を行います。また、こわばりや痛みが強く出る場合は、副腎皮質ステロイドホルモンを少量服用することもあります。
リハビリには、関節の動く範囲を広げたり、血行をよくして痛みや筋肉のこわばりを和らげる運動療法や患部を温める温熱療法などがあります。
さらに、関節の変形がひどくなってきてしまった場合には、手術という選択肢もあり、手術後にはまた毎日のリハビリも大切となります。

9割が女性のシェーグレン症候群

9割が女性のシェーグレン症候群患者さんのおよそ9割が女性で、40歳が発病のピークとされているのがシェーグレン症候群です。目が乾燥して異物感があったり、唾液があまり出ず、食べ物が呑み込みにくいなどの症状があらわれます。他の膠原病の症状と合併してあらわれる場合が多く、関節リウマチと合併してあらわれる患者さんはおよそ5割いらっしゃいます。

シェーグレン症候群の治療法は、今まで確立されていませんでしたが、最近では唾液の分泌を促進させる飲み薬が開発され、今後の治療として期待されています。

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