むくんだ場所が赤く腫れるのは、黄色ブドウ球菌の仕業かも!
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むくんだ場所が赤く腫れるのは、黄色ブドウ球菌の仕業かも!

足や腕など、むくんだ場所が赤く腫れる症状が出た場合、黄色ブドウ球菌が関係している蜂窩織炎(ほうかしきえん)になっているのかもしれません。蜂窩織炎の病気について、症状や原因、治療法などを、詳しくご紹介しましょう。

むくんだ場所が赤く腫れる…一体何の病気なの?

むくんだ場所が赤く腫れるのは、黄色ブドウ球菌が関係している可能性があります。黄色ブドウ球菌は、どのような細菌なのでしょうか?まずは細菌について勉強しましょう。

黄色ブドウ球菌とはどんな細菌?

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黄色ブドウ球菌は、健康な人の3割が鼻腔や手指に持っている菌で、耐熱性で乾燥に強いという特徴を持っています。黄色ブドウ球菌は食中毒の菌としても有名で、この菌に汚染された食物を食べると、1時間から5時間程度の潜伏期間中に、吐き気や腹痛を催します。また、黄色ブドウ球菌が、血液を介して体内に侵入する菌血症になると、骨髄炎や関節炎、髄膜炎などの全身感染症を引き起こします。

この黄色ブドウ球菌が、皮膚に感染をすると、むくんだ場所が赤く腫れるというような、蜂窩織炎の症状があらわれます。次に、蜂窩織炎の症状について詳しくみていきましょう。

むくんだ場所が赤く腫れる蜂窩織炎の症状

蜂窩織炎になると、皮膚が赤く固くなり、腫れて熱を伴います。また、痛みを伴うことがほとんどで、むくみの腫れと伴に、発熱や関節痛を起こして体調不良となるケースが多いです。むくんだ場所が赤く腫れた後は、その腫れた部分がぶよぶよになり、膿が出てくることがあります。赤く腫れた部分を掻いてしまうと、皮膚が破れて潰瘍ができてしまうため、注意をしなければなりません。

蜂窩織炎になる原因は?

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蜂窩織炎の原因である黄色ブドウ球菌は、免疫力や抵抗力が下がっているときに、毛穴や傷口などから細菌が侵入して、赤い腫れや高熱などの症状を出します。また、蜂窩織炎は、抵抗力が弱っているとき以外にも、子宮がんや乳がんなどの手術をした後にみられるリンパ浮腫の合併症としても有名です。

リンパ液には栄養がたっぷりあるのですが、その部分が虫に刺されて傷ができてしまい、そこから細菌が侵入してしまうと、足全体をむくませて腫らしてしまいます。蜂窩織炎は、ほとんどひざ下部分に発症をします。黄色ブドウ球菌が侵入しやすいのは、水虫や虫刺されの傷、リンパ浮腫で水分がたまっている部分です。皮膚を清潔にしていないと感染しやすくなるため、毎日身体を洗って清潔を保つことが予防につながります。

蜂窩織炎の治療法は?

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蜂窩織炎の治療法は、抗生物質を服用することです。抗生物質を飲むことによって、数日から2週間ほどで感知できるため、むくんだ場所が赤く腫れて痛みを伴う場合は、病院で診てもらい薬を処方してもらいましょう。ただ、炎症や腫れが重度な場合は、通院ではなく入院をして治療をすることもあります。しっかりと治療をしておかなければ、敗血症や腎炎などを引き起こしてしまうため、医師の診断を受けて完治させることが大切です。
蜂窩織炎は1年の間に、500人に1人くらいの割合で発症すると言われている病気です。

蜂窩織炎の予防法は?

蜂窩織炎にならないようにするためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?
蜂窩織炎は皮膚から侵入してくるため、日常生活では下記のことに気をつけるようにしましょう。

□虫刺されの傷に注意!
虫に刺されてかゆみが出たらすぐに掻き毟ってしまうという方、要注意です。虫刺されの傷口から黄色ブドウ球菌を侵入させないように、しっかりと虫刺され部分を水で洗って消毒をし、触らないようにすることが大切です。

□水虫がある方は薬で治療を!
蜂窩織炎になる方は、水虫を持っている方が多いです。水虫の傷口から細菌の侵入を防ぐために、水虫の治療から始めましょう。

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