神経質が原因!?チック症の本当の原因と大人のチック症治療
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神経質が原因!?チック症の本当の原因と大人のチック症治療

やたらとまばたきをする、首を振るなど、目に見えて同じ動作を頻発させる症状をチック症といいます。子供だけでなく、大人にも見られる症状になります。大人のチック症治療は精神的な要因が大きいため、ストレスを発散させるような取り組みが大切になります。

チック症は無意識に起きる症状。現代では治療も可能

チック症は無意識に起きる症状

神経質な人がなりやすいといわれてきたチック症ですが、自分とは無縁だと思っていた人がある日突然なることもあり、そのとき初めて周囲の理解が必要な病気だとわかるといいます。

チックの原因は、脳の神経伝達物質であるドーパミンなどのバランスが悪くなることだとされ、自律神経の問題ですから自分の意識ではどうにかしにくいのも特徴です。無理矢理まばたきを止めさせようとすると、かえって症状がひどくなってしまうこともあるため、自然に症状が治まるのを待つか、薬物療法などで治療をする必要があります。

ほとんどの場合は病院に行かず症状が出たときにも自然におさまるのを待つ人が多いのですが、向精神薬を用いて治療することも可能です。ただ副作用の心配もあるため、薬物治療には慎重になったほうがいいでしょう。

チック症の種類には2種類ある

チック症の種類には2種類ある

一般に、チック症というとよくまばたきをする人だと認識している人が多いものですが、実はチック症には2種類あります。

まばたきが出るチックは運動チックで、他にも首を振ったり顔をしかめる、目をキョロキョロさせるなどのいろいろな種類があります。
もう1種類のチック症は音声チックで、盛んに咳払いをしたり、相槌を頻繁に打ったりする人の中にもチック症から起きていることがあります。

見分けがつかないようなこともあり、特に弊害がなければ自分でも気にしないようにしたほうがいいでしょう。周囲の人も、見守ってあげるのが一番です。下手に注意したり、気にし過ぎることがストレスとなり、余計に症状が悪化してしまうこともあります。

大人にも発生するチック症

チック症の多くが、小児や児童に現れやすいといいます。ほとんどのケースは10歳までに発症するといい、遺伝が関係しているケースも多いのです。ただ、大人になって急に発症するケースもあり、精神的に不安定になるような状態を生み出さないよう気をつけておいたほうがいいでしょう。

特に害がなさそうに思えるチック症ですが、子供の頃には自己のコントロールもしにくく、またチック症は無意識に症状が出てしまうため、生活に支障が出る場合もあります。そんなとき、傍にいる大人が症状について叱ったり質問したりすると、子供は気にして余計に症状を悪化させてしまう傾向があります。
子供の頃にチック症だった人も、大人になってそういえば出なくなったと思い出す人が多いものです。神経質に受け止めずに、気持ちを安らかにしてあげられるように工夫するくらいにとどめておきましょう。

大人のチック症治療はどんなもの?

大人のチック症治療はどんなもの?

チック症の治療を薬物で行うケースは、限られています。ほとんどの人は、何も治療を受けなかったという経験をしているでしょう。

あまり症状が気になる場合は、症状が出た、あるいは出そうなときに体を動かして気を散らしたり、何か没頭できることを見つけるのもいいでしょう。
また、興奮して精神が高ぶっているとき、ストレスを強く感じているときにも、症状が出やすくなります。症状を出さないようにすることがかえって逆効果になってしまうこともあるため、気に病まず自然に任せるのが大人のチック症治療ともいえます。

悩み過ぎない、心身ともに疲れ過ぎないのが、症状を出さないようにする秘訣でもあります。ついつい頑張り過ぎてしまう人は、一日に一回はゆっくり休んで気持ちも体も落ち着けるようにしましょう。

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