モイストヒーリングって知ってる?かさぶたを作らないようにする治療法
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モイストヒーリングって知ってる?かさぶたを作らないようにする治療法

かさぶたができると傷が早く治る、というのはもう古い考え方?傷を乾燥させずにかさぶたを作らないようにするモイストヒーリング(湿潤療法)の方が、傷は早くきれいに良くなるのが今は常識とか。モイストヒーリングについて調べてみました。

医学の今昔。かさぶたを関する考え方の変化?

傷はどうやって治しますか?

傷はどうやって治しますか?

今でも、傷は乾かして、かさぶたになれば早く治る、と思っている人が大半かと思います。実際現在病院で診察している医者のみなさんが若いころに勉強した傷の治し方はまさにこの通り。でも、今、この考え方はすべてではない、と考えられるようになりました。かさぶたを作ってしまうと傷も残りやすいし、治りも遅い、と。傷口を乾燥させずにかさぶたを作らないようにして、治療を進めることが、早い治癒に繋がるようなのです。

かさぶたは必ずしも必要ではない?

モイストヒーリングの方法

どうやったら傷を乾かさずに傷口を湿潤している状態、つまりは「モイスト」な状態にする事ができるのでしょうか。まず、傷を負ったら素早く水で傷口を洗い流しましょう。もし土や小石など異物が入っている場合は十分に取り除いてください。出血が続く場合は綺麗なタオルなどで止血しましょう。それから市販の湿潤療法用絆創膏や防水用絆創膏を使用して傷が乾燥しないようにしたり、または家庭用ラップで直接傷を覆い、染み出た滲出液を吸収するためにラップの上からガーゼやタオルで保護します。傷は良く観察し、滲出液が漏れたり、絆創膏が剥がれてしまったりしたら、また傷口をよく洗ってから新しいものに交換しましょう。市販の湿潤療法用絆創膏は、2~3日で交換する事を推奨しています。

モイストヒーリングに適した傷は?

モイストヒーリングに適した傷は?
自宅で行うモイストヒーリングで気を付けて頂きたいのは、必ず傷を作った直後に行い、かさぶたになってしまった傷には行わない、ということです。かさぶたになってしまったら、じっと自然に剥がれるのも待ちましょう。無理にはがして新たな傷を作らないように。またモイストヒーリングは異物が混入していない単純な切り傷などに有効で、ぱっくりと切ってしまったようないつまでも止血できない深い傷や複雑な傷には適しません。さらにモイストヒーリングを行うのは化膿していないことが前提です。途中で変なにおいがしたり、赤くなってずきずき痛んだり、明らかに膿を持ったら、傷口が化膿していますので、処置を中止して病院に行きましょう。透明でさらさらしている滲出液と黄色くどろっとした膿は明らかに違います。気を付けましょう。

 

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