発疹は出ないのに、身体に痒みが出る病気とは?
59views

発疹は出ないのに、身体に痒みが出る病気とは?

痒みがあるときに、発疹などがあれば、皮膚の炎症が考えられますね。しかし、特に皮膚に異常なないものの、全身に痒みを感じるということがあります。痒みにまかせて、掻いてしまうと皮膚を傷めてしまう原因にもなりかねません。皮膚に異常がないまま、痒みが出る病気には、どのようなものがあるのでしょうか。

皮膚に痒みが出る病気とは。

皮膚に異常があるものと、ないものがある。

痒みという症状が出ると、つらいものですね。皮膚に発疹などの異常があれば、痒みはそこから来るものだと考えられますが、特に皮膚に異常が見られないのに痒みがある場合は、深刻な病気のサインである場合もあります。

痒みにまかせて掻いてしまうと、皮膚を傷めてしまいかねませんから、早めに病院に行って痒みの原因を突き止めることが大切です。では、痒みが出る病気には、どのようなものが考えられるのでしょうか。

皮膚に異常があるものと、ないものがある。

皮膚に異常がなく、痒みが出る病気。

皮膚掻痒症の場合。

皮膚に異常がないのに、全身に痒みがあり、痒み以外の症状が見られない場合は、皮膚搔痒症であることがほとんどです。

原因として考えられるのは、皮膚の乾燥や、皮膚の老化などで、症状も持続的に痒みがある場合と、発作的に痒みに襲われる場合があり、また、ムズムズする程度の痒みから、チクチクと刺激を感じるような痒みがでることもあります。

お風呂に入った後、体が温まっているときや、睡眠に入るころなどに痒みが出ることが多いようです。皮膚の保湿を行うことが大切ですが、痒みのあまり、皮膚を引っ掻いてしまうと、症状の悪化につながりますから、引っ掻かないように気を付け、皮膚科の診断を受けましょう。

皮膚掻痒症の場合。

原発性胆汁性肝硬変の場合。

中年以上の女性に多く見られる病気で、全身に痒みが出るとともに、時折疲労も感じるようになり、やがて黄疸が表れ、一度黄疸が表れると、引くことは少なく、少しずつ増えていくことがほとんどです。

はっきりとした原因は、現在のところまだ解明されていませんが、体の免疫システムが自分自身の組織を攻撃してしまう自己免疫反応が関係しているという説が有力とされています。

肝臓の中にある細い胆管が、慢性の炎症で壊され、胆汁が肝臓内にたまったり、血流に流れ込むことで、様々な症状が出ますが、放置してしまうと炎症が肝臓の他の部分にも広がってしまい、回復不可能な肝硬変に至ることがあります。

原因がはっきりとは解明されていないために、治療法は確立されていませんが、食事療法や薬物療法、症状が進んだ人には肝移植などが行われます。

原発性胆汁性肝硬変の場合。

糖尿病の場合。

糖尿病は、初期の段階では見つけることがとても難しい病気で、のどの渇きを頻繁に感じるようになったり、倦怠感、多尿、多食などの症状や、さらに症状が進むと視覚障害や神経痛などが出ることがあります。特にそのような症状がないまま、手足がむずがゆくなったり、胸、おなか、背中などがかゆくなることで、発見されることもあります。

糖尿病の原因となるのが、インスリンというホルモンで、このホルモンが足りなかったり、適切に作用しないことで、血液の中のブドウ糖が細胞に運ばれずに血糖値が上がってしまうことで症状が現れます。

糖尿病は、一度かかってしまうと、一生付き合っていかなければならない病気で、まずは運動療法と食事療法を行いますが、それだけでは症状が改善しない場合には、薬物療法が行われることになります。

糖尿病の場合。

慢性腎不全の場合。

慢性腎不全というのは、病名ではなく、腎臓の機能が低下していることを表すものです。

慢性腎不全を引き起こす原因として、一番多い病気は糖尿病で、その次が高血圧症となります。かなり重症になるまで、症状は現れないことが多く、まだ軽症の段階では、夜にトイレに起きることが多くなり、さらに進むと疲労感や脱力感を感じたり、食欲が無くなったり、少しのことで息切れを感じるようになったりします。

また、これらの症状に加えて、全身に痒みが出ることもあります。慢性腎不全になると、完治することは難しく、薬物療法や食事療法、さらに安静にすることで、病気の進行を遅らせるようにします。末期の腎不全になると、腎移植を受けない限り、一生人工透析を受けることが必要となります。

 慢性腎不全の場合。

PR