アトピーが悪化する季節とその原因とは?対処法を教えて!
151views

アトピーが悪化する季節とその原因とは?対処法を教えて!

アトピーが悪化する季節としては夏と冬が有名です。しかし、春や秋にもアトピーが悪化する原因はあります。それぞれの季節で過ごし方や衣類、食事などに気をつけることでアトピーが悪化するのを防ぐことができます。特に春や秋は負担の少ない食事や休息の時間を多く取ることが大切です。

アトピーが悪化する季節はある?

一般的にアトピーが悪化する季節は夏と冬だと言われています。実際に統計調査では、アトピー患者の半数は夏に悪化し、さらに4分の1の患者では冬に悪化を実感すると答えています。

しかし、春や秋にもおよそ1割の人がアトピー症状の悪化を感じており、結果としてアトピーと季節の関係には個人差が大きいようです。今回は季節ごとにアトピーが悪化する原因とそれぞれの季節に悪化するアトピーから、体質やアトピーの緩和方法を紹介します。

春のアトピーは花粉が主な原因

春のアトピーは花粉が主な原因

春にアトピーが悪化するという場合、その原因の大半は花粉であると言われています。春は草花から多くの花粉が飛散します。田舎ではもちろんですが、この花粉の飛散は都会の方がより被害が拡大すると言われています。

その原因がアスファルトで覆われた地面とビル風にあります。都会では一旦飛散した花粉は、風に煽られいつまでも空中を飛ぶことになり、そのために多くの人に被害をもたらします。アレルギーに敏感なアトピーの人では、その被害がより大きくなるため、春には機密性の高いマスクやメガネなどの着用で体内に花粉を入れないことが大切です。

また、春の安定しない気圧や気温などもアトピーを悪化させる原因となります。春は環境が変わるタイミングでもあるので、それでなくともストレスの多い時期です。

そのため、普段よりも休養を心がけて予定を組んだり、食事も消化の良い、胃腸に負担のかからないものにするなどの工夫が有効です。

夏にアトピーには天然繊維の長袖が有効

夏にアトピーには天然繊維の長袖が有効

夏はアトピー患者の2人に1人が症状の悪化を訴える季節です。この原因は紫外線などの刺激が増えるほか、汗による刺激もアトピー症状を悪化させる要因となります。

対策としては日焼け止めをこまめに塗ることと、暑い日でも長袖を着て肌に直射日光を当てないようにすることが大切です。長袖でも、麻や絹などの天然素材を選ぶことで、より涼しく過ごせることが期待できます。最近では化学繊維でも速乾性が優れたものがありますが、やはり天然繊維のものの方が肌の負担が少なく、またアトピーを悪化させないことが多いようです。

さらに、夏は夜に火照った体のままでいると、夜中にかゆみが悪化する可能性があります。対処として有効なのはひまし油を塗ることです。ひまし油は患部の保護と肌の再生を促す二つの効果でアトピー肌を優しくケアするのに適しています。

秋のアトピーには消化に優しい食事がおすすめ

秋のアトピーには消化に優しい食事がおすすめ

医学書や専門書などには、秋はアトピーがもっとも落ち着く季節であると紹介されることもよくあります。しかし、この時期にアトピーが悪化するケースも少なくありません。

その原因の多くは、夏の疲労と関係があるようです。夏の暑さはその温度だけでも体に負担をかけます。特に夏から秋にかけての急激な温度の低下は腎臓に負担となることが多く、そのために排泄力が低下すると言われています。細胞の排泄作用も低下するため、アトピーが出やすくなるとも言われています。

この時期の排泄を促すためには、新鮮なフルーツの摂取や野菜の漬物を多く食べることが有効です。特に青菜の漬物や塩漬けは排毒作用を促すにはもっとも効果的です。春と同じく、消化に負担のかかる動物性油脂を多く含む食事を控えて、消化に優しいおかゆやうどんなどを利用しながら、体力を奪わないメニュー作りを意識しましょう。

冬のアトピーは保湿と長湯が効果的

冬のアトピーは保湿と長湯が効果的

アトピーの中でも乾燥が強い人にとって、冬は特に症状が悪化しがちです。アトピー特有の炎症や湿疹が少なくても、肌が全体的に乾燥しカサカサした状態だとかゆみを訴える人も少なくありません。

冬の乾燥のときには保湿が大切ですが、同時に乾燥する生活習慣にも注意が必要です。まずはこまめに保湿クリームやローションで肌をケアすることが基本です。

さらに、注意したいのは入浴の方法です。この時期は寒いからといって、熱いお湯に入るとかゆみが悪化することがあるので、40度以下のぬるめに設定することがポイントです。温度自体を高くせず、湯船につかる時間を増やし体の芯から温まることで体液循環がよくなり、冷えや乾燥を防ぐことにも繋がります。

敏感肌の場合では、水道の水に浸かるだけでもアトピーが悪化することがあります。そのような場合には入浴剤を入れてお湯を柔らかくします。入浴剤として市販のものは刺激が強い場合があるので、塩や日本酒、あるいは杉を煮出して作られた「杉っ子」がおすすめです。できるだけ化学薬品や人工物の少ないものを選んで利用しましょう。

PR